鳥の巣頭の世迷い言

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外事警察ネタバレ感想覚え書き(果織編 No.1;家族ごっこ)

2012年06月12日 19時02分52秒 | ハゲタカ
外事警察(劇場版)を見ての感想。というか覚え書き。
記憶がとびとびになっているので感想レポートというほどではないけど。
正直、DVDが出るまでの繋ぎです。

いろいろ語りたいことが有り過ぎるので、とりま描き易い所からポチポチと。

とりあえずは奥田果織から。
見たばかりの頃のツイートでは、

騙し合いに探り合い。
そんなものが諸々詰まったこの映画。
でも、真木さんが舞台挨拶でも言ってたのだが「お母さんに見てもらいたい」映画だと思う。
借金まみれになっても時には邪魔に思うことがあったとしても、やっぱり子供を手放したくないし愛してる。そんな女の姿が惨めで愚かで、愛おしいのだ。

とある。
それは、今も変わらない。




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⇒それはまるで櫻のような

登場シーンは、赤い血しぶきが散ったシャツを着た彼女がフラフラと橋の上を歩いている所。
血しぶきにしては綺麗な花模様なようなシャツがやけに印象的。
<これは狙ってない演出だそうだが・・・ツイッターから。深読みし過ぎたー(恥)orz

片手に写真を持ってるけど、パトカー(ソウル警察)に乗せられる時に滑り落ちてしまう。
写真には、櫻の花の下で映っている3人の姿。
夫、妻、そしてその子供。
日付は1985年4月4日。


++++
⇒羨むような幸せな家族

ソウル市を歩く3人家族。
体格の良い男性、綺麗な女性、可愛い子供。
羨むような家族の形。

ウサギの縫いぐるみを持って母親について行く子供の姿が可愛いやら可愛そうやら。
古くなってしまったから捨てようと言う果織に対して、無言で頑に首をふる琴美(娘)がイジラしい。
大事な人から貰ったものだったりすると、たとえそれをあげた本人から「捨てれば」と言われても、子供は手放したりしないものだ。
よっぽど気に入っている・・・というよりも大切なもの、といった感じだけど、恐らく果織はそこまでの子供の感情に辿り着いていない様子。
ため息をついて、祭り?出し物?に目を向ける。

タバコを吸いに行ったはずの夫が何をしているのかも知らずに・・・。
<ヒゲの元高官に会いに行ってた夫。

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⇒彼女の過去

夫にかけられた容疑(某国の工作員として日本に潜伏してる)のために住本に目をつけられる果織。
経歴を嫌みなくらい冷静に調べ上げられて行く・・・怖い位。

1歳の時に施設に捨てられて、両親は不明。
17歳の時から夜の町に出て働いて、店で知り合った男性と結婚。
翌年に娘(琴美)を出産。
娘が2歳になる前に、夫は蒸発。

借金の保証人になった彼女は夫の借金を返すために、娘を施設に預けて働く。
その後、現在の夫と結婚。
夫が設立した会社の専務(名ばかり)となる。


そんな彼女に近づくのは、かつての住本の部下である陽菜。
公安(外事)であることに慣れた感じのある彼女が、水商売風の衣装を身にまとって登場。
傍らには小さな男の子。
まるきり、シングルマザーそのものだ。かつての果織のような。

共感をもった果織は、陽菜に心を許していくけれど・・・。



そこに待っていたのは、公安の魔物な彼。

「田村です」

そして嘘のベールを無慈悲に剥がされる。



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続く!!
ごめん、濃い!!
直ぐに終わらなかったよ~涙


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