鳥の巣頭の世迷い言

読書音楽観劇、ハゲタカ廃人、そしてアラシックライフをエンジョイしている三十路のお気楽会社員・ガバ鳥のblog

残酷なまでに奇麗な青い空@家族ゲーム8話

2013年06月05日 23時57分17秒 | アラシックな映画・TV・ラジオ

今日のEDの空は、本当に奇麗。どこで撮ったんだろう。「残酷なまでに青い空」って、本当にあるんだね。




楽しみで仕方がない、翔さんが主演の「家族ゲーム」(水曜の夜10時~)
残酷なまでに青い空が印象的だった第8話の感想を、とりとめもなく語ってみたい。





「これはゲームだよ。か、ぞ、く、げーむ」
そうしてゲームは幕をあけた。
突然やってきた家庭教師は道化を演じながら、たしかにゲームをしていた。真剣に。
ウソをはらみながらも生活している沼田家が、吉本のウソに持ちこたえるか?そうじゃないか?
崩壊する一歩手前どころが、壊して進んで行く「外科的な」ウソに。

ゲームは今の所は吉本の圧勝ですが、どーなることやら。
今現在(8話)は、沼田家は崩壊している。賭けに負けてる状態。

ただ、その崩壊自体は彼がそう仕向けたんじゃない。沼田家が自分たちで選んだことなんだというところがミソ。

「彼らが選択したことだ」
といったのは、魔王の成瀬も同じだったかな。
悪事を実際に働いたのは、犯人たちだった。辞めることはいつでも出来るようにしていた。
彼(犯人/成瀬・吉本)は、飽くまで「きっかけ」に過ぎない。

荒野先生も、それは同じことだったのか?
成瀬と吉本、偽りの身分を被く孤独の魂は重なり合うものがあるが。


家族のために不正をしたと主張する父、
家族のために家に縛り付けられたと言う母、
家族のプレッシャーのために犯罪にはしったという兄、
家族のプレッシャーのために引きこもりになり落ちこぼれになったという弟、
そして訪れるカタストロフ。
高級住宅地にすむ幸せな理想な家族・・・のはずが、見事としかいいようがない反転。



それにしても、空があまりにも奇麗なのが印象的。
家族が一つ崩壊しても、世界はいつも通りに進んで行くんのががよく解る。だから残酷なまでに空が奇麗な青のままで。
その青い中、荒野が独り往くのか?
「人を殺してしまった」彼は、どこへ往くのか?



まったくもって気になってしょうがない。
あと2話しかないのが信じられない。
どきどきしながら大人しく吉本荒野(田子雄大)についていこうと思っている。


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