
久々のF1記事ですね。
とはいっても、前の週のベルギーGPの話なんですけどね(笑)
本来、F1って大抵2週間以上の間隔で開催されているので「次の週にでも書こう」って油断していたら
もうこの週末にはイタリアGPが開催されているのですね
まぁ・・・なので復帰第1号はイタリアGPでもよかったのですけど・・・・
ベルギーGPは一部日本人選手が快挙を遂げていますからね
さすがに書かないといけないかなって感じですねwww
久々に書くことって言うことで、F1の基礎的な話も含みながら書かせて頂きましょうかね。
それでは参りましょう
2012 F1世界選手権 第12戦 ベルギーGP 予選
について、お話させて頂きたいと思います。
F1はもちろん、各国で開催される10位までがポイントが与えられる決勝レースで順位を競い・・・
全20戦終わった段階で、もっともポイントが高かった選手がその年のワールドチャンピオンとなるわけですね
そして、その各国で開催される決勝レースの前に予選が行われます。
予選・・・って言っても、ここ最近は誰かが落ちるってわけではないのですけど・・・
決勝レースで並ぶ位置を決めるイベントですね・・・

決勝のスタートは決められた位置からのスタートでこんな感じ
予選1位だったら最前列でスタートを迎えることが出来ます
(予選1位の最前列の場所をポール・ポジションとも言われますね)
当然ながら、お互いが似たようなスピードで戦うF1では前にいればいるほど決勝が有利になるのは必定ですね。
そんな予選の状況を本日はお送りさせて頂きたいと思います。

今年のF1はなかなか面白い戦いをしていますね
昨年の今頃は、誰が優勝するかなんてF1のルールを知っていたら一目瞭然な戦いで見るほどでもなかったのですけど・・・
今シーズン、特に序盤戦は各ラウンドで優勝者がバラバラだったりするくらい白熱していました
ここ数戦で、フェラーリのフェルナンド・アロンソが164ポイントで2位のマーク・ウェバーが124ポイントで若干アロンソが頭ひとつ抜け出している感じもしますが・・・
1つのレースで与えられるポイントは
1位25p 2位18p 3位15p 4位12p 5位10p 6位8p 7位6p 8位4p 9位2p 10位1p
・・・って感じで、残り8戦あります
40ポイント差ならば2戦優勝すれば50pもらえるわけですから・・・8戦ある今の段階ではまだまだチャンスがあるってことですね。
今年は特に大混戦のF1。ここから最終戦まで出来る限り書いて行きたいと思います。
せっかく我が家はCSもBSも搭載していますしねwww

そして、このベルギーGPは全コースの中でも屈指の難コース
アップダウンの激しい森林の中、はたまた市街地をコースとしたレイアウト。
ドライバーズサーキットですよね。
つまり、マシンの力よりもドライバーの腕が試されるサーキットと言われます

こんな急な下り坂でアクセルをベタ踏みして時速300キロで駆け下りるには度胸と技術がいりますね
さらに、この下り坂の先にはちょっとしたカーブが伏せていますから・・・
ジェットコースターのようなレイアウトで度胸と技術が試されるサーキットでの予選が始まります。

予選は3回に分けられて行われます
第1ラウンドがQ1、第2ラウンドがQ2、第3ラウンドがQ3とも言われますね
最初に行われるのがQ1です。これはドライバー全員が出場します。
制限時間は20分ですね。
20分以内に、ある一定の順位を出さなくては第2ラウンド・・・つまりQ2に進出できなくなります

Q2に進出するにはQ1を24台中17位以内に入らないといけません
18位以下はQ1で脱落が決まり・・・脱落が決まったドライバーは、決勝の並ぶ位置が前から18番目~24番目と確定してしまいます
ここにいたら、優勝はおろか・・・10位以内に入り込むにも困難なものとなりますからね。
Q1落ちは避けねばなりません。

もちろん、限られた時間内で結果を出すべく・・・すぐにコースに出る人もいますが

20分以内っていう短い時間ですが、みんながみんなすぐにコースに出るわけではありません。
大人数が出て行っているタイミングでコースに出ると、せっかくマシンもドライバーも調子が良かったとしてもコース上の渋滞に巻き込まれていいタイムが出なかったりします。
こうやって、出るチャンスを探って出て行かねばなりません。

あっという間に20分が過ぎてQ1が終了します
この段階で、17位以内じゃないとQ1ノックアウト・・・決勝で並べる順番17番目以上を確保することが出来なくなりますが
(タイムが0になった瞬間、走っている途中のドライバーは・・・その1周はタイムを出すことを認められますね)
このニコ・ロズベルグっていうドライバーは18位となってしまってノックアウトが確定しましたね。

その他のQ1ノックアウトドライバーですね
ロズベルグはQ1で18位が確定したので、決勝レースは前から18番目の位置でスタートしまして
24位のカーティケヤンは前から24番目・・・つまり、一番後ろからのスタートです

Q1はウィリアムズのマルドナードがトップタイムだったのですね
しかし、ここでのトップタイムはあまり意味ないですけどね
最前列のポールポジションを獲得しようとしたら、最終予選となるQ3で1位を取らねばなりません
要はQ1・Q2は指定順以内に入ってしまえば、その時の順位は何位だろうと別に構いません

続いて、Q2です
制限時間は15分以内・・・・その時間内にトップ10に入れば、最終予選となるQ3に進出となります。
ここでの生き残りは結構熾烈ですね。Q3に進出する殆どがマクラーレンやフェラーリ、レッドブルと言ったビッグチームですからね。
日本の小林可夢偉が所属するザウバーって言う中堅チームは大抵、このQ2で終わりますね
まずは可夢偉のチームメイトであるセルジオ・ペレスがタイムアタックに出かけます

ザウバー結成当初は、多額の資金を要するF1ですが・・・スポンサーが殆どなくて車もステッカーが張られていない状況でしたが・・・
今年に入ってから、強烈なスポンサーを手に入れているようですね
この後方のマークはサッカーファンだったら、お分かりになられる方が多いでしょう

今年度、チャンピオンズリーグ優勝を果たし・・・欧州クラブ・ナンバー1となったイングランドの名門、チェルシーFCのロゴが張られていますね
チェルシーと言えば、ロシアの石油王がオーナーをして潤沢な資金で各国の英雄クラスの選手を次々と獲得するくらいの金持ちチーム
そんなチェルシーがザウバーのスポンサーに入るとは・・・ザウバーの資金難、少しは免れることが出来たのではないでしょうか。
小林可夢偉にとってこれは追い風ですね

あ・・・・これから先、私がF1記事を書くときには
この白と緑とオレンジのマシンが他のマシンと比べて多く登場することがだと思います。
チーム名は「フォース・インディア」
F1初のインド出身のチーム。
別に、このチームには日本人ドライバーがいるわけでもなく・・・トップクラスのドライバーがいるわけではないのですけど・・・
私個人的に好きなチームです(笑)このチームは比較的歴史が浅くて、しばらくの間F1を見なかった時期(セナが死んでシューマッハが面白くないくらいに勝ちまくっていた時代)もありましたが
再び私がF1を見始めたのが2008年ですが、その時代に結成されたチームですね。
その年はまぁ・・・恐ろしいくらい弱くて、全チーム中唯一1年間通しても入賞出来なかったポンコツチームでしたが・・・
時が経つにつれて徐々に強くなって、2年後には入賞どころか表彰台にも上がったチームですね
そんな成長ぶりに惹かれているだけですから、まぁフォースインディアのマシンが出ても個人的な好みに過ぎないので・・・お気になさらずにwww

スタート地点から、第1コーナーまでのレイアウトですね。
300キロ出せる直線の先にはUターンか
って思わせるくらいのヘアピンターンですね。
決勝では、ここで事故が多発しちゃうのですよね。
こんな場所へ一度に24台が詰め掛けるわけですからね。

この真紅のマシンはF1の名門どころか象徴であるフェラーリですね
F1が始まってから常に強豪チームとして君臨しているチームですね。
1度はフェラーリで走りたいって思うドライバーも多くいますね

そうこうしているうちにQ2の制限時間15分が経過しました
トップ10に入ってQ3に進出できるのはどのドライバーでしょうか・・・・
通常、中堅チームは大抵ここで落ちるのですけど・・・
小林可夢偉、5位のタイム!!
この後、まだ途中を走っているドライバーがいまして、彼等が可夢偉より優れたタイムで終えると可夢偉の順位はどんどん下がっていくわけですが・・・
5位だったら、ほぼ安全圏内でしょう
ここから順位が上がってきそうな強いドライバーと言えば、12位フェラーリのマッサ、15位レッドブルのベッテル、16位メルセデスのシューマッハあたりでしょうけど

なんとここで、昨年度ブッチ切りチャンピオンのセバスチャン・ベッテルが11位となり、Q2でノックアウト!!!

さらにメルセデスに乗っている皇帝ミハエル・シューマッハも13位でノックアウト!!
信じられない光景です

その他、11位~17位が確定したQ2ノックアウトドライバーですね
結局フェラーリのフェリペ・マッサも予選14位だったのですね
そして、小林可夢偉は頑張りました
全ドライバーのトップ10を意味するQ3進出ですね

結局小林可夢偉は6番手のタイム
日本人が予選でトップ10に入る時代がやってきたのは感慨深いですね
私がF1を見始めたセナやプロストが走っていた日本人がもっともF1に興味を持っていた時代にも鈴木亜久里や中嶋悟などが走っていまして
時折決勝で入賞することもありましたけど、予選で高順位はなかなか見られなかったですね。
決勝は前を走る強豪ドライバーがクラッシュしたり、マシンが壊れたりして繰り上がって入賞することもありますが
予選は何周か走って出した1周のベストタイムを競う場所。あまりクラッシュやマシン破損がないので、ホントにマシンかドライバーの実力が問われます。
そんな腕が問われる予選で世界のトップ10ですか・・・素晴らしい話です
殆どの日本人ドライバーがよくても予選11位以下なんですけどね。

それでは、見てまいりましょう・・・最終予選に位置するQ3
Q3の順位はそのまま決勝で並ぶ順位となりますね。
このスパ・フランコルシャンっていうベルギーのサーキットはホントに難易度が高いですね。
制限時間は10分です
キミ・ライコネンは比較的早めにコースに出ました
アンジーさんの1番のお気に入りドライバーですね

小林可夢偉は10分以内という少ない時間の中でも、すぐには出て行かず様子を伺います

現在ランキングトップのフェルナンド・アロンソも待機していますし

アロンソが最大のライバルと言っているルイス・ハミルトンも動いていません
やっぱりマクラーレンのタイム測定はTAG HEUERですね。1番似合います
少なくともセナがマクラーレンにいた時代からホイヤーですしね

このベルギーのサーキット、スパ・フランコルシャンはホントに難所ですね。
マクラーレンのルイス・ハミルトンがコースに出ましたけど、先ほどもお送りしましたが
急角度のヘアピンコーナーを過ぎると・・・・

長い下り坂、ブレーキを掛けたくなるような急な坂ですが・・・・
F1ドライバーは、ここをアクセルベタふみで一気に駆け下りていきまして・・・・

降りた瞬間、前が見えなくなるくらいの急激な上り坂が待っています

F1はもちろんドライバーの実力とマシンパワーが問われるレースですが・・・
F1マシンには各チームいくつかの武器も搭載しています
武器と言っても、他のチームも持っている共通の武器ですけどね
(それ以外の兵器は認められていません)
まずは電池のバッテリーのようなメーターがKERS。カーズと呼ばれているもので・・・
ブレーキを踏むことにより生まれたエネルギーを生かして、そのエネルギーを加速に使うことが出来ます
1周につき6秒以内しか使えませんが、そのKERSスイッチを使うと普段以上の加速が出来ます。
もうひとつF1で認められている武器がDRSという可変ウイング装置ですね
これはコース上の1~2箇所でしか使えないっていうルールがあるのですけど・・・

DRSを使う前は、後の大きなウイングはこんな感じになりますが・・・
DRSスイッチを使うと

こんな感じでウイングが一気に寝てしまいます
これで空気抵抗がなくなり、こちらも急加速が見込めます

先ほどの下り坂でグングンスピードを出して、現在時速280キロ・・・・・

少し小さなカーブがありますが、時速307キロと新幹線並みのスピードでハンドルを切ります

そして、DRSとKERSを使ってスピードを延ばすと322キロが出ていますね
こういうトップスピードにも驚くのですけど

こんな大きなカーブで250キロ残せるのが凄いなって思いますね

そんな解説をしている中、残り時間はどんどん過ぎていきます。

そして制限時間10分が過ぎていきまして、タイムアップ
な・・・・なんと・・・なんと!?

KOBが2位の位置!!小林可夢偉が全体の2番手のタイムを出しています!!
こんな快挙、日本人ドライバーではなかなか見ることが出来ません
先ほども言いましたが、日本人ドライバーって大抵は予選2桁の順位となるものなのです。
久々にF1見たら、なんて素晴らしい結果なんだ~~
しかし・・・しかし、まだ5台しか結果を出していません
相手はQ3の常連クラスばかりと言うスター選手ぞろいです。
この後のスター選手が可夢偉より速いタイムを出して、順位がどんどん下がる可能性が非常に高いです
例えば、常勝軍団マクラーレンのエースと言われ2008年にワールドチャンピオンを経験しているルイス・ハミルトンがいます

いや、7位!!可夢偉より下!!

そして、得点ランキングトップのフェルナンド・アロンソも5番手
昨年チャンピオンチームに所属するレッドブルのマーク・ウェバーも6番手・・・・
可夢偉より上の順位を出す人がいない

なんとなんと・・・ドライバーズサーキットで運より実力が問われる予選で・・・

小林可夢偉、予選2位で通過!!日本人の快挙だ~~~!!
ザウバーって言う決して強豪ではないチームでフェラーリやレッドブルを抑えて2位に入り込みました
こんな時代がやって来たのですね。
こんな日本人選手がいるのにBS・CS限定は勿体無いなぁ・・・
日本人が上位に行くことなんて奇跡に近い、F1ブームの時よりもはるかに見応えある日本人ドライバーが生まれているのですけどね。
何はともあれ、決勝は前から2番目の位置でスタートすることが出来・・・上手くいけば表彰台に上がることも可能な位置につけたのです
・・・ってところで今日はこれまでにしたいと思います。
次回は決勝についてお話させていただきたいと思います。
まぁ、体力が残っていればの話ですけどwww
最後に・・・翌日の決勝の結果を見たから言える話なのですが・・・・

お前が進路妨害だってアピールする権利なんて何一つないんだぞ!ロマン・グロージャンさんよ!!
・・・って一言叫ばせていただきましてお別れしたいと思います
本日もご覧頂きまして、誠にありがとうございました

上位3人しか出ないインタビューのシーン、ここは欧州の強豪ドライバーが出るもんだって思っていましたけど・・・
日本人ドライバーがここで喋るとはなぁ・・・
とはいっても、前の週のベルギーGPの話なんですけどね(笑)
本来、F1って大抵2週間以上の間隔で開催されているので「次の週にでも書こう」って油断していたら
もうこの週末にはイタリアGPが開催されているのですね

まぁ・・・なので復帰第1号はイタリアGPでもよかったのですけど・・・・
ベルギーGPは一部日本人選手が快挙を遂げていますからね

さすがに書かないといけないかなって感じですねwww
久々に書くことって言うことで、F1の基礎的な話も含みながら書かせて頂きましょうかね。
それでは参りましょう
2012 F1世界選手権 第12戦 ベルギーGP 予選
について、お話させて頂きたいと思います。
F1はもちろん、各国で開催される10位までがポイントが与えられる決勝レースで順位を競い・・・
全20戦終わった段階で、もっともポイントが高かった選手がその年のワールドチャンピオンとなるわけですね

そして、その各国で開催される決勝レースの前に予選が行われます。
予選・・・って言っても、ここ最近は誰かが落ちるってわけではないのですけど・・・
決勝レースで並ぶ位置を決めるイベントですね・・・



予選1位だったら最前列でスタートを迎えることが出来ます

(予選1位の最前列の場所をポール・ポジションとも言われますね)
当然ながら、お互いが似たようなスピードで戦うF1では前にいればいるほど決勝が有利になるのは必定ですね。
そんな予選の状況を本日はお送りさせて頂きたいと思います。

今年のF1はなかなか面白い戦いをしていますね

昨年の今頃は、誰が優勝するかなんてF1のルールを知っていたら一目瞭然な戦いで見るほどでもなかったのですけど・・・
今シーズン、特に序盤戦は各ラウンドで優勝者がバラバラだったりするくらい白熱していました

ここ数戦で、フェラーリのフェルナンド・アロンソが164ポイントで2位のマーク・ウェバーが124ポイントで若干アロンソが頭ひとつ抜け出している感じもしますが・・・
1つのレースで与えられるポイントは
1位25p 2位18p 3位15p 4位12p 5位10p 6位8p 7位6p 8位4p 9位2p 10位1p

・・・って感じで、残り8戦あります
40ポイント差ならば2戦優勝すれば50pもらえるわけですから・・・8戦ある今の段階ではまだまだチャンスがあるってことですね。
今年は特に大混戦のF1。ここから最終戦まで出来る限り書いて行きたいと思います。
せっかく我が家はCSもBSも搭載していますしねwww



アップダウンの激しい森林の中、はたまた市街地をコースとしたレイアウト。
ドライバーズサーキットですよね。
つまり、マシンの力よりもドライバーの腕が試されるサーキットと言われます


こんな急な下り坂でアクセルをベタ踏みして時速300キロで駆け下りるには度胸と技術がいりますね

さらに、この下り坂の先にはちょっとしたカーブが伏せていますから・・・
ジェットコースターのようなレイアウトで度胸と技術が試されるサーキットでの予選が始まります。



第1ラウンドがQ1、第2ラウンドがQ2、第3ラウンドがQ3とも言われますね

最初に行われるのがQ1です。これはドライバー全員が出場します。
制限時間は20分ですね。
20分以内に、ある一定の順位を出さなくては第2ラウンド・・・つまりQ2に進出できなくなります


Q2に進出するにはQ1を24台中17位以内に入らないといけません

18位以下はQ1で脱落が決まり・・・脱落が決まったドライバーは、決勝の並ぶ位置が前から18番目~24番目と確定してしまいます

ここにいたら、優勝はおろか・・・10位以内に入り込むにも困難なものとなりますからね。
Q1落ちは避けねばなりません。

もちろん、限られた時間内で結果を出すべく・・・すぐにコースに出る人もいますが


20分以内っていう短い時間ですが、みんながみんなすぐにコースに出るわけではありません。
大人数が出て行っているタイミングでコースに出ると、せっかくマシンもドライバーも調子が良かったとしてもコース上の渋滞に巻き込まれていいタイムが出なかったりします。
こうやって、出るチャンスを探って出て行かねばなりません。



この段階で、17位以内じゃないとQ1ノックアウト・・・決勝で並べる順番17番目以上を確保することが出来なくなりますが

(タイムが0になった瞬間、走っている途中のドライバーは・・・その1周はタイムを出すことを認められますね)
このニコ・ロズベルグっていうドライバーは18位となってしまってノックアウトが確定しましたね。

その他のQ1ノックアウトドライバーですね

ロズベルグはQ1で18位が確定したので、決勝レースは前から18番目の位置でスタートしまして
24位のカーティケヤンは前から24番目・・・つまり、一番後ろからのスタートです

Q1はウィリアムズのマルドナードがトップタイムだったのですね

しかし、ここでのトップタイムはあまり意味ないですけどね

最前列のポールポジションを獲得しようとしたら、最終予選となるQ3で1位を取らねばなりません

要はQ1・Q2は指定順以内に入ってしまえば、その時の順位は何位だろうと別に構いません




制限時間は15分以内・・・・その時間内にトップ10に入れば、最終予選となるQ3に進出となります。
ここでの生き残りは結構熾烈ですね。Q3に進出する殆どがマクラーレンやフェラーリ、レッドブルと言ったビッグチームですからね。
日本の小林可夢偉が所属するザウバーって言う中堅チームは大抵、このQ2で終わりますね

まずは可夢偉のチームメイトであるセルジオ・ペレスがタイムアタックに出かけます


ザウバー結成当初は、多額の資金を要するF1ですが・・・スポンサーが殆どなくて車もステッカーが張られていない状況でしたが・・・







チェルシーと言えば、ロシアの石油王がオーナーをして潤沢な資金で各国の英雄クラスの選手を次々と獲得するくらいの金持ちチーム
そんなチェルシーがザウバーのスポンサーに入るとは・・・ザウバーの資金難、少しは免れることが出来たのではないでしょうか。
小林可夢偉にとってこれは追い風ですね


あ・・・・これから先、私がF1記事を書くときには
この白と緑とオレンジのマシンが他のマシンと比べて多く登場することがだと思います。
チーム名は「フォース・インディア」

F1初のインド出身のチーム。
別に、このチームには日本人ドライバーがいるわけでもなく・・・トップクラスのドライバーがいるわけではないのですけど・・・

私個人的に好きなチームです(笑)このチームは比較的歴史が浅くて、しばらくの間F1を見なかった時期(セナが死んでシューマッハが面白くないくらいに勝ちまくっていた時代)もありましたが
再び私がF1を見始めたのが2008年ですが、その時代に結成されたチームですね。
その年はまぁ・・・恐ろしいくらい弱くて、全チーム中唯一1年間通しても入賞出来なかったポンコツチームでしたが・・・

時が経つにつれて徐々に強くなって、2年後には入賞どころか表彰台にも上がったチームですね

そんな成長ぶりに惹かれているだけですから、まぁフォースインディアのマシンが出ても個人的な好みに過ぎないので・・・お気になさらずにwww

スタート地点から、第1コーナーまでのレイアウトですね。
300キロ出せる直線の先にはUターンか

決勝では、ここで事故が多発しちゃうのですよね。
こんな場所へ一度に24台が詰め掛けるわけですからね。

この真紅のマシンはF1の名門どころか象徴であるフェラーリですね

F1が始まってから常に強豪チームとして君臨しているチームですね。
1度はフェラーリで走りたいって思うドライバーも多くいますね



トップ10に入ってQ3に進出できるのはどのドライバーでしょうか・・・・
通常、中堅チームは大抵ここで落ちるのですけど・・・



この後、まだ途中を走っているドライバーがいまして、彼等が可夢偉より優れたタイムで終えると可夢偉の順位はどんどん下がっていくわけですが・・・
5位だったら、ほぼ安全圏内でしょう

ここから順位が上がってきそうな強いドライバーと言えば、12位フェラーリのマッサ、15位レッドブルのベッテル、16位メルセデスのシューマッハあたりでしょうけど







信じられない光景です


その他、11位~17位が確定したQ2ノックアウトドライバーですね

結局フェラーリのフェリペ・マッサも予選14位だったのですね







日本人が予選でトップ10に入る時代がやってきたのは感慨深いですね

私がF1を見始めたセナやプロストが走っていた日本人がもっともF1に興味を持っていた時代にも鈴木亜久里や中嶋悟などが走っていまして
時折決勝で入賞することもありましたけど、予選で高順位はなかなか見られなかったですね。
決勝は前を走る強豪ドライバーがクラッシュしたり、マシンが壊れたりして繰り上がって入賞することもありますが
予選は何周か走って出した1周のベストタイムを競う場所。あまりクラッシュやマシン破損がないので、ホントにマシンかドライバーの実力が問われます。
そんな腕が問われる予選で世界のトップ10ですか・・・素晴らしい話です

殆どの日本人ドライバーがよくても予選11位以下なんですけどね。



Q3の順位はそのまま決勝で並ぶ順位となりますね。
このスパ・フランコルシャンっていうベルギーのサーキットはホントに難易度が高いですね。


キミ・ライコネンは比較的早めにコースに出ました

アンジーさんの1番のお気に入りドライバーですね


小林可夢偉は10分以内という少ない時間の中でも、すぐには出て行かず様子を伺います


現在ランキングトップのフェルナンド・アロンソも待機していますし


アロンソが最大のライバルと言っているルイス・ハミルトンも動いていません

やっぱりマクラーレンのタイム測定はTAG HEUERですね。1番似合います

少なくともセナがマクラーレンにいた時代からホイヤーですしね


このベルギーのサーキット、スパ・フランコルシャンはホントに難所ですね。
マクラーレンのルイス・ハミルトンがコースに出ましたけど、先ほどもお送りしましたが
急角度のヘアピンコーナーを過ぎると・・・・


長い下り坂、ブレーキを掛けたくなるような急な坂ですが・・・・
F1ドライバーは、ここをアクセルベタふみで一気に駆け下りていきまして・・・・


降りた瞬間、前が見えなくなるくらいの急激な上り坂が待っています


F1はもちろんドライバーの実力とマシンパワーが問われるレースですが・・・
F1マシンには各チームいくつかの武器も搭載しています

武器と言っても、他のチームも持っている共通の武器ですけどね

(それ以外の兵器は認められていません)

ブレーキを踏むことにより生まれたエネルギーを生かして、そのエネルギーを加速に使うことが出来ます

1周につき6秒以内しか使えませんが、そのKERSスイッチを使うと普段以上の加速が出来ます。


これはコース上の1~2箇所でしか使えないっていうルールがあるのですけど・・・

DRSを使う前は、後の大きなウイングはこんな感じになりますが・・・
DRSスイッチを使うと




これで空気抵抗がなくなり、こちらも急加速が見込めます


先ほどの下り坂でグングンスピードを出して、現在時速280キロ・・・・・

少し小さなカーブがありますが、時速307キロと新幹線並みのスピードでハンドルを切ります




こういうトップスピードにも驚くのですけど


こんな大きなカーブで250キロ残せるのが凄いなって思いますね


そんな解説をしている中、残り時間はどんどん過ぎていきます。



な・・・・なんと・・・なんと!?




こんな快挙、日本人ドライバーではなかなか見ることが出来ません

先ほども言いましたが、日本人ドライバーって大抵は予選2桁の順位となるものなのです。
久々にF1見たら、なんて素晴らしい結果なんだ~~

しかし・・・しかし、まだ5台しか結果を出していません

相手はQ3の常連クラスばかりと言うスター選手ぞろいです。
この後のスター選手が可夢偉より速いタイムを出して、順位がどんどん下がる可能性が非常に高いです

例えば、常勝軍団マクラーレンのエースと言われ2008年にワールドチャンピオンを経験しているルイス・ハミルトンがいます


いや、7位!!可夢偉より下!!

そして、得点ランキングトップのフェルナンド・アロンソも5番手

昨年チャンピオンチームに所属するレッドブルのマーク・ウェバーも6番手・・・・

可夢偉より上の順位を出す人がいない


なんとなんと・・・ドライバーズサーキットで運より実力が問われる予選で・・・





こんな時代がやって来たのですね。
こんな日本人選手がいるのにBS・CS限定は勿体無いなぁ・・・
日本人が上位に行くことなんて奇跡に近い、F1ブームの時よりもはるかに見応えある日本人ドライバーが生まれているのですけどね。
何はともあれ、決勝は前から2番目の位置でスタートすることが出来・・・上手くいけば表彰台に上がることも可能な位置につけたのです

・・・ってところで今日はこれまでにしたいと思います。
次回は決勝についてお話させていただきたいと思います。
まぁ、体力が残っていればの話ですけどwww
最後に・・・翌日の決勝の結果を見たから言える話なのですが・・・・




・・・って一言叫ばせていただきましてお別れしたいと思います

本日もご覧頂きまして、誠にありがとうございました


上位3人しか出ないインタビューのシーン、ここは欧州の強豪ドライバーが出るもんだって思っていましたけど・・・
日本人ドライバーがここで喋るとはなぁ・・・

それくらい、寝落ちが早いので・・・。
で、決勝は情報をシャットアウトしたけども、小室哲哉さんのツイッターで先に知ってしまうとは・・・。
グロージャンは、危険すぎると言うほかないです・・・。、
まぁ、決勝はなんとかライブ状態で見れたので
(CSさいこ~~www)
決勝の事実は何も知れない状態で見れました
グロージャン、かつてのスーパーアグリの井出のスーパーライセンスはく奪のことを考えると・・・
あいつも1試合出場停止ではなくスーパーライセンスはく奪でいいんじゃないかな
井出さんも、あれほどはやっちまわなかったですしね
可夢偉くんのフロントロー、決勝の結果がわかってても感激です。
インタビューの写真で3人ともふんぞりかえってるのが面白い!
決勝を少し見ましたが、「カムイがまえのほうにいるじゃ~ん!」と思ってたらすぐクラッシュ!
前列がほとんど居なくなって「やっちまったー!」てかんじでした(笑)
復習も兼ねて基礎的な話もさせて頂きましたが
分かりやすかったって仰って頂けたら、この記事は成功ですね
可夢偉のフロントロー、日本人が最前列に立てるなんて素晴らし過ぎますよね
そうですよね、中でもインタビューに最も慣れているであろうジェンスが一番謙虚そうなのもいいですねwww
ありがとうございます、そう言って頂けると何よりです
可夢偉は3日天下どころか・・・
3秒天下でしたね
いきなり「やっちまった~」状態で
まず衝撃で次に怒りを感じ、次に脱力でしたね