『笑わない数学』という番組、50年前にこんな番組を見たかったな。今回は虚数。誰も解けないようなナンチャラ予想とは違う。虚数が数学の授業に登場したのは高1だったかな、良く覚えてないけど。当時これの意味が分からない、というよりピンと来なかった。番組では名前くらいは大抵の人が知ってそうな天才数学者達が登場。その大天才達も受け入れ難かったようだ。じゃぁ俺がピンと来ないのは当たり前じゃん。そんな面妖なものをすんなり受け入れられる方がどうかしてる。それよりも「まだお前は分からんのか」って言う教師の方が頭おかしい。まぁ兎に角数学で思いっきり躓いた。二乗したらマイナスになる。それを単なるゲームのルールだくらいに思えたら躓くことは無かったんだろうな。
ウン百年この状態
今や飼料用とされているトウモロコシを隣の若者家族に「50年前の味なんだけどこれ食べてみて」と上げた。その後トウモロコシを全部収穫して冷凍保存。隣人の年齢は俺の半分以下だから今のトウモロコシの味しか知らない世代だ。どう感じただろう。そしたらピンポーンという音。ドアを開けたら隣の若者が大きなスイカを持って立っていた。今時は倍返しが流行ってるのかな。大きすぎて食べきれないので茶友に「お裾分けしたい」とメール。
その若者は今年トウモロコシを作らなかった。理由は毎年ハクビシンに食べられちゃうからだ。実際トウモロコシの芯がよく転がっていた。網とかかけないと食べられちゃうよと近所の人に言われたけどうちは被害ゼロ。一番下に生ったのが地面から1mくらいの高さってのと関係ありそうだ。若者には「味が今ひとつだったらコーンスープにするのも良いんじゃない、来年うちにある余った種上げるから蒔いてみたら」と言ったら少し興味を示したようだった。ただ蒔くだけで勝手に大きくなる。収穫ゼロよりは良い。
デジタル教科書に関する検討会議。紙の資料を見ながら検討ってのがねぇ。何を検討してるのか知らない。だけどこの人達に教科書をデジタルにした時に子供にどんな影響があるかなんて、分からないというか想像もつかないだろうなぁ。
青色申告用の書類を自分で作ることになった時に幾つかの会計ソフトを検討した。その中に一々マウスで勘定科目をメニューから選択するのがあった。しかも間違えた時は最初からやり直しだった。なので即ボツ。採用したのは Excel の計算式が組み込まれたもの。入力を間違えた時はそのセルだけ再入力すれば済んだ。上の画面見てこの HER-SYS はボツにした会計ソフトに似てるかもと思った。
ところでウインドウ・システムのパソコンが一般に登場したのは Windows95が出た時だ。それまでは英単語を基本としたコマンドというのを入力してファイルの移動やコピーをやっていた。だけど下のように一字でも間違えると怒られちゃう。コマンドを幾つも覚えないと仕事が出来ないのだ。
それがマウスを使うことによってコマンドどころかファイル名を正確に覚えてなくても移動やコピーが出来るようになった。でも欠点があった。(1)マウスの操作は手入力より遅い (2)マウスの矢印を凝視するので目が疲れる 等々。初めての人には取っつきやすくて良いんだけど何年経っても熟達はないからスピードが上がらない。よって仕事の能率が上がらない。最近は診察室にパソコンがある。医師の入力が超遅くて残念だなと思うことしばしば。
この2年半、ドジタル庁は一体何やってたんだろ。せめてファックスで送られたのをOCR入力するとか。「そのくらい検討してるよ」と言うかもしれないけどこの様子を見てると何もしてなかったったように見える。方法を変えると一時的に能率が凄く悪くなる。それを嫌って「今はそんなことしてる場合じゃない」などと何年も変わらないままというのは良くある話。