ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

そんなお達しはムイミー

2006年03月18日 08時58分23秒 | 思ったこと
 少し前、住基ネット騒ぎがあった時、インターネットにつなぐと危ないとかどうとかって話があった。何故ならインターネットにつなぐと個人情報が流出するかもしれないから、というわけだ。ここでポイントは、Winnyが無くても情報が流出する危険があるって話がもう数年も前から出てたってわけだ。

 それが何時の間にかWinnyは使わないように、ってお達しになった。おいおい、大事な情報が入ってるパソコンはインターネットにつながないように、ってんじゃないのかね。ウイルス対策ソフトを入れてるから大丈夫なんて話もあるけど、ウイルスとその対策はいたちごっこ。新しいウイルスが出来た直後は理屈の上では無防備と同じ。こんなお達しなんてムイミーに見えるんだけどねぇ。

 だいたいWinnyってソフトは著作権侵害の幇助だなんていって開発者が逮捕された。それが真か偽かは置いといて、逮捕した側の組織の人間が個人的にとはいえ平気でWinny使ってるってのはどういう神経してるのかね。それがまたお咎めなしのようだから上も下もどうしようもない。

 ところで近鉄社員が賭けゴルフしたのがWinnyで発覚したなんてニュースがあった。ナガタ議員のメール問題の真相とか、こういうのもWinnyでポロッと出ないもんかねぇ。ということは国会議員のパソコンに全てWinnyを入れとけば情報公開は完璧ってことか。まさに開かれた議会ってわけだ。
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松くい虫の被害

2006年03月18日 08時49分31秒 | 
 役所のページから目的の資料を見つけるのは至難の業。そこで蛙の子は蛙、じゃなかった餅は餅屋ってことで友達に頼んで見つけて貰った。ちなみにメールにはマツクイムシと書いてたんだけど、そういう虫が居るわけではないので松くい虫と書くのが良いと言われた。確かにそうだ。マツクイムシという名の虫がいるわけではない。この被害は、正確にはマツノマダラカミキリという昆虫に寄生してるマツノザイセンチュウが起している。たとえて言うと、マツノマダラカミキリが蚊、マツノザイセンチュウがマラリアなどの病原菌。

 聞いたのは長野県に限ったことだけど、1週間ほどして回答が来た。けっこう探し歩いたと想うんだけど、残念ながら分布図というのは見つからなかったそうだ。資料は林務部林政課から辿ると被害状況を書いたが Excel ファイルが見つかる。

被害状況の資料を取り出す手順 ( 例として千曲川上流地域の場合 )
1.林務部林政課を開く。
2.2.地域森林計画 書から計画名から千曲川上流地域をクリック。
3.イ 参考資料の中から(9)森林の被害(エクセル形式:20KB)をクリックしてダウンロード。

 少し古い資料なので合併前の市町村でまとめられている。合併後だと例えば佐久市には浅科村と望月町の数値が加算されるのかな。ただでさえ分布図が無いのに合併されると市町村の数が減るので被害の変化がが良く分らない。表を見ると数値が小さくなっているところがある。これの解釈がまた難しいようだ。対策が上手く行ってる場合もあるけど、既に枯れ果ててしまったところは数に入らないなんてこともあるようだ。だから山一面が茶色になってても被害が少ないような数値になってることもあるかもしれない。資料が Excel で書かれてるので集計などに便利かなと最初は思ったけどそうでもない。勝手に数値を処理したら余計分らない数値になってしまう。だったら html で書いといて欲しいね。そうすれば Excel 持ってなくてもいいし、何より画面に直ぐに現れる。

 マツノマダラカミキリはマツの木の先端部の葉しか食べないそうだ。新芽だけとは贅沢な。だから地上から薬を撒いても効果は今一つ。なので空から薬を撒くのが良いんだけど、人家が近かったり他の虫も死んじゃうからなかなか実施出来ないようだ。結局全部枯れるのを待つしかないという状況らしい。あれやこれや検索してたらマツノザイセンチュウはもともと北米の線虫なんだってさ。こんなところにも外来生物の問題があったんだねぇ。じゃぁ北米でも大変なことになってるのかと思いきや、元々ある松は平気らしい。だけど欧州原産の松はやられてるそうだ。

千曲川上流地域の松くい虫の被害(火災と獣害は除いた)

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