上野の森美術館にきました。
開館20分前につきましたが、この雨の中、すでに20人程が待ってます。
平日なのにね。
《見終わった後の感想》
いやぁ、感動でした。僕、『バガボンド』を読んだことがないんですよ。そんな僕ですらすごく感動したので、ましてや読んだことがある人なら、いろいろと思い出せるシーンも多いことでしょう。
にしても、井上雄彦って人は、何でこうも人物描写がうまいのかね。あと、今回はホントに美術館全体を使って表現してます。特に驚いたのは、途中で階段があるんですが、その階段の白い壁にも直接に墨で絵を書いてるんですよ。直だよ?さすがに触れないっす。間近では見させてもらったけれど、あれはビックリだったな。
最後にもあんな空間の使い方があったんだなぁって。コレは実際に行った人じゃないとわかんないかもしれないけど、マンガという2次元と、空間という3次元の融合?っていうんですかね。自分もそのマンガの1シーンに加わったような感じも受けました。
入場料は1500円でしたが、それに見合うだけの感動をもらいました。なにより、すべて書き下ろし。間近で見るとちゃんと余分な線をホワイトで消してる跡があったり、墨でベタ塗りしてるところも微妙に塗りムラがあったりとか。黒の背景にホワイトで線を描いてあったりとか。そういうのがとてもすごかった。
グッズ売り場ではSLAM DUNKやバガボンドなどのコミックスも売ってましたが、Tシャツも売ってました。ただ、僕が行ったときには、すでに今回限定色のTシャツが売り切れ。なんで、Tシャツは買いませんでした。う~ん。
今回の画集は買いました。画集には通常版と、限定版があって、中身は一緒なんだけれど、限定版のほうは井上氏が1冊ずつ表紙に墨をたらしてるんだって。どうせならイラストかいてくれればよかったんだけれど。それだけで300円高いんだけどね。3000円。7000部限定。もちろん、限定版を買いましたが、何か?この後、今回のイベント模様を収録したものも出るらしく、予約希望の人はメールで送ってくださいなとなっていたので、送っておきました。
あとはポストカードを。ポストカードは会社のデスクに飾っておこう。
ぜひいかれたほうがいいですね。7月6日までですから。それにしても、ネットで見てると土日なんかはすごいらしいですね。確かに平日の雨の日でも多かったもんな。