森羅万象、政治・経済・思想を一寸観察 by これお・ぷてら
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政治の戯画化、さらに進行中
先日のエントリー(下記)でふれた日歯の政治連盟。正式には、日本歯科医師連盟といいます。先日はこの団体が、来年の参院選で自民党推薦を見送るか否かについてに言及したものでした。医師会や歯科医師会の政治団体が推薦をするといえば、それは自民党推薦をこれまでは意味してきたからです。
政権が自民党から民主党に移ったという条件の下での、その変化が記事的には注目されたということです。
今回の記事によれば、事態は一歩動き出しました。
候補者の擁立そのものを見送るというわけです。ただ、それでは支持の表明をどうするのでしょうか。
むしろ私の関心は、日本歯科医師連盟という政治連盟に、歯科医師会員を丸ごと、半ば強制的に囲い込み、自民党支持を押し付けたことにたいする反省に、議論が少しも及ばないというところです。それを、仮に自民党から民主党に移し変えようと、候補者擁立をあきらめようと、本質はまったく変わらない。そこに一片の反省もないところが、この日本歯科医師会の姿でしょう。
歯科医師の集団であるはずの日本歯科医師会は、歯科医師の立場からその要求を実現する団体なのでしょうが、執行部はそれをめじまげ、要求を実現するには政権党に擦り寄るしかないと考えている。それだけではなく、それを構成員たる歯科医師会員に有無を言わさず強いる。そして、それを少しも疑わないところに政治の戯画化があるのではないでしょうか。
私たちは一人ひとりの要求を持っています。そして現実にはその要求が叶うにはいくつものハードルを越えないといけないことを知っています。そのハードルの行き着く先に政治が横たわっていることもまた、知っています。自民党は、それを逆手にとってきました。が、歯科医師会以上に自民党が重視すべき部分、階層の思惑に応えようとすれば、歯科医師など一つの部分に過ぎなかったわけですね。そうして、歯科医師会執行部の、つまり政治連盟執行部の宣伝文句とは裏腹に歯科医師は年々、窮状に追い込まれてきたのです。この一連の流れは、自民党政治のゆきづまりを、あるいは自民党政治自身が己のかつての支持基盤を掘り崩してこれまで生き延びてきたことの典型のような気がしてなりません。
歯科医師一人ひとりはこの意味で流れに翻弄されつづけてきた。そこから一刻も早く眼を覚まさなければなりません。
しかし、こんな動きが来年参院選までは、あちこちで出てくるのでしょうね。
(「世相を拾う」09203)
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【関連エントリー】
破廉恥な政治連盟- 日本歯科医師連盟
だからどうよ。移転案を撤回すべきでは。
だからどうよ、って感じですね。
防衛相は結局、持ち帰ることになったというのが結論ですね。
一昨日ふれたように、この問題の打開策は、そもそもの米軍基地を撤去するしか、方法論としてはないわけです。米軍にお引取り願うしかない。
民主党政権の考えは、県内であろうと、県外であろうと、そしてそれが国外であろうと、基地を平行移動するにすぎません。米軍基地とその周辺地域との間にいくつもの問題が常に発生してきたのは誰もが知っていることです。
こんな状況がありながら、県外移転などといえるのは、いったいどのあたりからくる発想でしょうか。
鳩山首相は米国との対等な関係を口にしていますが、沖縄県民の実情をよく理解できるのであれば、今こそ基地撤去を主張しなければならないでしょう。
北沢防衛相の発言からみえるのは、この問題が先送りされる可能性です。
北沢氏は民主党が掲げてきた県外・国外移設についても「(再編)事業がすでに進んでいる中で、かなり時間がかかる」と指摘。「普天間は極めて危険な状況で、リスクを除去することは一日も猶予できない」と話した。 |
北沢氏がいわなくても、普天間は危険な状態におかれている。それが他の地に移って改善するはずがないでしょう。
結局はこの問題に対処する際の民主党の基本的な姿勢が問われています。
それは、基地の無条件撤去を明確にするということです。
対等な関係とは、そう主張できればこその話ではないでしょうか。
(「世相を拾う」09202)
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