森羅万象、政治・経済・思想を一寸観察 by これお・ぷてら
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あなたはどうする? 通勤時の暇つぶし
公共機関を利用する通勤の時の暇つぶしランキング(gooランキング) - goo ニュース
年を重ねるたびに、本を読む量が次第に落ちてきました。
何もたくさん読むことが必ずしもいいことではないのでしょうが、どことなく知らない世界にふれることで視野が広がるような……。こんな思いに憑かれたように、本を読んできたような気がします。でも、最近は忙しさと歳とで、思うようにいかない。
だから、こんなアンケート結果もよけいに気になるようになりました。かつてならば、必ずや「本を読む」と私ならはき捨てるように答えたでしょう。聞かれなくても、時間があれば大方、私のすることは本を読むことと決まっていました。
アンケート調査とは「公共機関を利用する通勤の時の暇つぶしランキング」。
「公共機関を利用する」と、頭についているのがミソなのかもしれません。ようは通勤時間という気ぜわしい、限られた時間での、その使い方なのでしょう。
通勤に2時間も、それ以上もかかれば条件はまた違うのかもしれません。調査によれば、通勤時間の平均は34.2分、30分以上60分未満の人が全体の約30%ですから、私もその3割に入ります。
結果は、やはり「本を読む」がトップでした。時間があれば本を読むという、私などの短絡的思考に皆さんがまさか陥っているわけではないでしょうが、それともお手頃なのでしょうか。記事によれば、日本人の読書量は諸外国と比較して決して多いものではありません。とすれば、日本人はかつての私のように、憑かれたように、本を読む気配がいまでも漂っているのかもしれません。そうせざるをえないように思い込まされている。ふりかえってみて、新書であっても、それに集中することは少なくとも私はなかなかできなかったし、今でも集中しているとは思えません。だから、意外と電車やバスの中では本を読むもの、あるいは持つものという「文化」が日本に根付いているのかなとも思ったりします。
最近では、かつてのウォークマンのように、かなりの人がiPodをバッグやポケットに忍ばせていますし、ケータイのゲームに熱中している人も結構の数です。時の移り変わりをこんなところで感じることができます。
もっとも興味深いのは、「車内の人間観察をする」が10位に食い込んでいること。これに拍手を送りたい。人が集中し、しかも動的でないとき、「自分の時間」があれば何をするのか、そしてどんな格好をしているのか、これを観察することは、社会の中を生きていく上で意外と役に立つのかもしれません。自分の立ち居地も逆にみえてこようというものです。
記事にもあるように「寝る」という選択をした人が第2位。どこでも、だれもが口にし、耳にするようになった格差社会。車中で寝るのは、その中での労働のあり方の反映かもしれません。働く時間はむろん自分の時間ではありません。働く場にいくまでの「自由な時間」。それをどのように使うかにその人の生き様も表れる。その人を眼にすれば、見る人は想像力をおそらくたくましくするでしょう。
公共交通機関の中という社会全体からは切り取られた空間ではありますが、それは、社会という空間とはけっして別物ではないはずですから。そこに、社会のありようが見えてくるのではないでしょうか。
あなたにもウォッチングを押しつけようなどとは夢ゆめ思いませんが。
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年を重ねるたびに、本を読む量が次第に落ちてきました。
何もたくさん読むことが必ずしもいいことではないのでしょうが、どことなく知らない世界にふれることで視野が広がるような……。こんな思いに憑かれたように、本を読んできたような気がします。でも、最近は忙しさと歳とで、思うようにいかない。
だから、こんなアンケート結果もよけいに気になるようになりました。かつてならば、必ずや「本を読む」と私ならはき捨てるように答えたでしょう。聞かれなくても、時間があれば大方、私のすることは本を読むことと決まっていました。
アンケート調査とは「公共機関を利用する通勤の時の暇つぶしランキング」。
「公共機関を利用する」と、頭についているのがミソなのかもしれません。ようは通勤時間という気ぜわしい、限られた時間での、その使い方なのでしょう。
通勤に2時間も、それ以上もかかれば条件はまた違うのかもしれません。調査によれば、通勤時間の平均は34.2分、30分以上60分未満の人が全体の約30%ですから、私もその3割に入ります。
結果は、やはり「本を読む」がトップでした。時間があれば本を読むという、私などの短絡的思考に皆さんがまさか陥っているわけではないでしょうが、それともお手頃なのでしょうか。記事によれば、日本人の読書量は諸外国と比較して決して多いものではありません。とすれば、日本人はかつての私のように、憑かれたように、本を読む気配がいまでも漂っているのかもしれません。そうせざるをえないように思い込まされている。ふりかえってみて、新書であっても、それに集中することは少なくとも私はなかなかできなかったし、今でも集中しているとは思えません。だから、意外と電車やバスの中では本を読むもの、あるいは持つものという「文化」が日本に根付いているのかなとも思ったりします。
最近では、かつてのウォークマンのように、かなりの人がiPodをバッグやポケットに忍ばせていますし、ケータイのゲームに熱中している人も結構の数です。時の移り変わりをこんなところで感じることができます。
もっとも興味深いのは、「車内の人間観察をする」が10位に食い込んでいること。これに拍手を送りたい。人が集中し、しかも動的でないとき、「自分の時間」があれば何をするのか、そしてどんな格好をしているのか、これを観察することは、社会の中を生きていく上で意外と役に立つのかもしれません。自分の立ち居地も逆にみえてこようというものです。
記事にもあるように「寝る」という選択をした人が第2位。どこでも、だれもが口にし、耳にするようになった格差社会。車中で寝るのは、その中での労働のあり方の反映かもしれません。働く時間はむろん自分の時間ではありません。働く場にいくまでの「自由な時間」。それをどのように使うかにその人の生き様も表れる。その人を眼にすれば、見る人は想像力をおそらくたくましくするでしょう。
公共交通機関の中という社会全体からは切り取られた空間ではありますが、それは、社会という空間とはけっして別物ではないはずですから。そこに、社会のありようが見えてくるのではないでしょうか。
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民主党はねじれた国会を動かすか
あれほど沸騰した「消えた年金」問題はどこにいったのか。メディアも音なしといえる。
年金問題は参院選の最大の争点ともいわれ、自民党の大敗をもたらした要因にもあげられている。結果に安堵したというわけではないだろうが、波が引いていくような、おかしな現象といわざるをえない。
参院選はその意味で、多数がいわば励起された状態に置かれる、過熱する非日常であって、もうすでに、そこから日常にまた舞い降りてしまった。
日本の政治は、自民党の結党以来、この繰り返しだった。参院の議席が逆転して、変化の兆しが現われているようにもみえる。望みを抱く人もあるにちがいない。けれど、いまはよく凝視することが肝心だろう。
むしろ、こう考える。国民はもはや変化はなかろうと割り切っているようにさえみえる。私の考えでは、大きくは変わらないことを国民は見越して、その上ではじめて議席の逆転もありえたということになる。
民主党の菅代表代行が日経新聞(8・15)のインタビューにこたえている。
労組出身者が多いといわれる参院民主党だが、「参院先議」をふれまわる菅氏は輿石参院議員会長に「代表の意向を受けているか」と牽制されている。ここに端的な参院の事情をふまえて、小沢氏は輿石氏を、小沢・菅・鳩山のトロイカ会談に加えたという。この辺りに小沢氏の臭覚を感じる。
インタビューで(参院は)「野党が安定的な過半数を握っている」と菅氏は語っているが、これは本意ではない。伝えられているように、民主党のねらいは単独で過半数を上回る安定的な基盤をつくることにある。
だが、それも困難なようだ。だから、氏が語る「社民や国民新、新党日本との連携もしっかりしており、共産とも個別に意思疎通を図っていく」というのが当面の対応であって、また現実的でもある。 (インタビュー記事全文;ここ、読みづらい方はこちらを)
菅氏は、しきりに「野党を引き込んで争点をぼかそうとする手練手管には乗らない」と強調しているが、私には、同党のなかの諸潮流を主体的にいかに統一していくか、がむしろ政局を動かすかぎになるように思えてならない。
小沢氏主導の党内運営も、先の輿石氏の配置も、じかに国民の要求にふれ、それに応えることが本来の存在意義でもある労働組合・連合の存在感を無視できないからだ。労働組合という国会の外を視野に入れる小沢氏と、記事のかぎりでは国会内しか視野にない菅氏との違いは大きいだろう。
民主党の主張が、労組員という国民の要求とかけ離れたものになれば、党内の矛盾は噴出する。
国会は衆参の多数が自民・民主でねじれているだけではない。民主党内のねじれもこのように存在している。このねじれの中で、諸潮流が同居する同党はいずれ分裂する、せざるをえないという見方を私はとる。はたして、ねじれを解く戦略を小沢氏はどう描いているのだろう。
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年金問題は参院選の最大の争点ともいわれ、自民党の大敗をもたらした要因にもあげられている。結果に安堵したというわけではないだろうが、波が引いていくような、おかしな現象といわざるをえない。
参院選はその意味で、多数がいわば励起された状態に置かれる、過熱する非日常であって、もうすでに、そこから日常にまた舞い降りてしまった。
日本の政治は、自民党の結党以来、この繰り返しだった。参院の議席が逆転して、変化の兆しが現われているようにもみえる。望みを抱く人もあるにちがいない。けれど、いまはよく凝視することが肝心だろう。
むしろ、こう考える。国民はもはや変化はなかろうと割り切っているようにさえみえる。私の考えでは、大きくは変わらないことを国民は見越して、その上ではじめて議席の逆転もありえたということになる。
民主党の菅代表代行が日経新聞(8・15)のインタビューにこたえている。
労組出身者が多いといわれる参院民主党だが、「参院先議」をふれまわる菅氏は輿石参院議員会長に「代表の意向を受けているか」と牽制されている。ここに端的な参院の事情をふまえて、小沢氏は輿石氏を、小沢・菅・鳩山のトロイカ会談に加えたという。この辺りに小沢氏の臭覚を感じる。
インタビューで(参院は)「野党が安定的な過半数を握っている」と菅氏は語っているが、これは本意ではない。伝えられているように、民主党のねらいは単独で過半数を上回る安定的な基盤をつくることにある。
だが、それも困難なようだ。だから、氏が語る「社民や国民新、新党日本との連携もしっかりしており、共産とも個別に意思疎通を図っていく」というのが当面の対応であって、また現実的でもある。 (インタビュー記事全文;ここ、読みづらい方はこちらを)
菅氏は、しきりに「野党を引き込んで争点をぼかそうとする手練手管には乗らない」と強調しているが、私には、同党のなかの諸潮流を主体的にいかに統一していくか、がむしろ政局を動かすかぎになるように思えてならない。
小沢氏主導の党内運営も、先の輿石氏の配置も、じかに国民の要求にふれ、それに応えることが本来の存在意義でもある労働組合・連合の存在感を無視できないからだ。労働組合という国会の外を視野に入れる小沢氏と、記事のかぎりでは国会内しか視野にない菅氏との違いは大きいだろう。
民主党の主張が、労組員という国民の要求とかけ離れたものになれば、党内の矛盾は噴出する。
国会は衆参の多数が自民・民主でねじれているだけではない。民主党内のねじれもこのように存在している。このねじれの中で、諸潮流が同居する同党はいずれ分裂する、せざるをえないという見方を私はとる。はたして、ねじれを解く戦略を小沢氏はどう描いているのだろう。
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