だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

印象派、珠玉の絵画来日!

2014-06-25 21:44:59 | 展覧会
フランス、パリにあるオルセー美術館。ご存じの方も多いと思いますが、ここは1900年の“パリ万博”の際、オルレアン鉄道が建設したオルセー駅の駅舎兼ホテルでした。

長距離列車のターミナル駅だったんですね。1970年代から保存活用方法を検討し始め、結果、1986年オルセー美術館として開館したそうです。駅舎の名残りがあちこちにあるとか。

さらに、旧印象派美術館“ジュ・ド・ポーム”の収蔵品はすべてオルセーに引き継がれています。オルセーの代表作と言えば、ドミニク・アングル作『泉』(1820~1856年)

ウィリアム・アドルフ・ブグロー作『ヴィーナスの誕生』(1878年)、ジャン=フランソワ・ミレー作『落穂拾い』(1857年)、エドゥアール・マネ作『草上の昼食』(1863年)と『オランピア』(1865年)

ピエール=オーギュスト・ルノワール作『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』(1876年)、ジョルジュ・スーラ作『サーカス』(1890年)、フィンセント・ファン・ゴッホ作『ローヌ川の星月夜』(1888年)

などなど、多数あり!ああ~、オルセーでじっくり見たい!!では、この夏、六本木の国立新美術館で開催の、「オルセー美術館展 印象派の誕生 ー描くことの自由ー」に、ぜひぜひ!

印象派の始まりとされる1874年から、今年は140年。本展の目玉は、エドゥアール・マネ作『笛を吹く少年』(1866年)。近衛軍鼓笛隊の少年の絵ですが、モデルは息子レオンだとも。

他にもクロード・モネ作『サン=ラザール駅』(1877年)、ミレー作『晩鐘』(1858~59年頃)、アレクサンドル・カバネル作『ヴィーナスの誕生』(1863年)、フレデリック・ハジール作…

『家族の集い』(1867年)、エリー・ドローネー作『ローマのペスト』(1869年)、ポール・セザンヌ作『スープ入れのある静物』(1873~74年頃)、クロード・モネ作『かささぎ』(1868~69年頃)

アルフレッド・シスレー作『洪水のなかの小舟、ポール=マルリー』(1876年)、そしてギュスターヴ・カイユボット作『床に鉋かんなをかける人々』(1875年)など84点。必見!!

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