だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

山猫は、公爵家の紋章でした。

2019-02-23 22:07:11 | 映画
イタリアの映画監督ルキノ・ヴィスコンティが、伯爵であることは知っていました。北イタリアの貴族モドローネ公爵の息子。

1906年11月2日、イタリア王国ミラノ出身。「郵便配達は二度ベルを鳴らす」(42)で監督デビュー。脚本も担当。

50~70年代に名作を次々と発表。すべてではないけど何本か見ています。「地獄に堕ちた勇者ども」(69)、「ベニスに死す」(71)、

「ルードウィヒ/神々の黄昏」(72)、「家族の肖像」(74)などです。後に見た作品に「山猫」(63)があります。

日本初公開は1964年1月。映画はソフトでも見ることができますが、できるなら劇場のスクリーンで!当時はフィルム上映で…

今はデジタルの時代。最近、多くの作品がデジタル修正版でリバイバル上映中。本作も「山猫 4K修復版」で、登場です。

原作は実在の貴族の末裔ジュゼッペ・ランペドゥーサの体験小説だそう。1860年の春。イタリア統一戦争下のシチリア島。

13世紀から300年に渡り統治するサリーナ公爵ファブリツィオ(バート・ランカスター)は、自らの終焉を感じていました。

そんな侯爵が目をかける甥のタンクレディ(アラン・ドロン)は、革命軍に参加。やがて、一族は避暑でパレルモ近郊の屋敷を…

訪れます。そこに村長の娘アンジェリカ(クラウディア・カルディナーレ)が現れ…。豪華絢爛の舞踏会シーンは見応えがあり。ぜひ。

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