グラスゴー発、音楽とファッションに注目！

イギリスのスコットランド最大の都市グラスゴー。ロンドン、バーミンガム、リーズに次ぐイギリス第４位だそうです。グラスゴーを舞台にした映画には、ケン・ローチ監督「カルラの歌」（９６）

「マイ・ネーム・イズ・ジョー」（９８）、「やさしくキスをして」（０４）の他、アレグザンダー・トロッキ原作『ヤング・アダム』をデヴィッド・マッケンジーが監督し、ユアン・マクレガー主演…

「猟人日記」（０３）や、リン・ラムジー監督「ボクと空と麦畑」（９９）、ビル・イーグルス監督、レイチェル・ワイズ主演「ビューティフル・クリーチャー」（００未）、ショーナ・オーバック監督、

ジェラルド・バトラー、エミリー・モーティマー主演「Ｄｅａｒ フランキー」（０４）などがあります。まだあるかも。うむ、こうして見るとその作品の印象は、全体的に暗重い感じ。

１９６８年スコットランド出身で、９６年にグラスゴーのストウ・カレッジで学内レーベル“ベル・アンド・セバスチャン”を誕生させ、その後世界的なバンドへ最長させたスチュアート・マードック。

（…と言っても全く知りませんが）「ハイ・フィデリティ」（００）「プラダを着た悪魔」（０６）「ＪＵＮＯ／ジュノ」（０７）「（５００）日のサマー」（０９）などのサウンドトラックに関わったとか。

そんなスチュアート・マードックが脚本を書き、初監督を務めたのが「ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール」（１４）です。それにしてもポスター、ステキじゃないですか！おっしゃれ～！

グラスゴーの病院でピアノに向かい作曲に没頭するイヴ（エミリー・ブラウニング)）は、拒食症の治療で入院中。ある日、イヴは病院を抜け出し、ライブハウスに向かいます。

そこでアコースティックギターを手にしたジェームズ（オリー・アレクサンデル）と知り合い、彼にキャシー（ハンナ・マリー）という少女を紹介されます。やがて３人は一緒に音楽活動を開始。

魅力的なのにどこか孤独を感じさせるイヴ、密かにイヴに恋をする理屈屋のジェームズ、天真爛漫な年下のキャシー。３人の夏は、果たして？音楽とファッションも楽しみな作品です。