だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

チャップリン遺体誘拐事件!

2015-06-05 20:25:14 | 映画
チャールズ・チャップリン。1889年4月16日ロンドン出身。その活動期にリアルタイムには見れなかった作品も、劇場でのリバイバルやビデオ、DVDなどのソフトでも見ることが…

出来て、映画ファントして本当に幸せ。かつて今はなき、日比谷の有楽座やみゆき座、日比谷映画劇場(すべてオリジナルの方)で、たくさん見ました。懐かしいなぁ~。

「キッド」(21)「チャップリンの黄金狂時代」(25)「サーカス」(28)「街の灯」(31)「モダン・タイムス」(36)「チャップリンの独裁者」(40)「チャップリンの殺人狂時代」(47)

「ライムライト」(52)「チャップリンのニューヨークの王様」(57)…そしてマーロン・ブランド、ソフィア・ローレン主演の監督作で、自身も出演した「伯爵夫人」(67)。

無声映画もたくさんありますが、すべては見ていません。けれどチャップリンの作品は、本当に素晴らしい。映画に込められた想いも含めて。そんなチャップリンは、1977年12月25日…

スイスの自宅で亡くなります。88歳でした。驚いたことに、金銭目的で墓から柩が持ち出される事件があったんです。棺は墓地から17キロの畑で発見されたそうです。

フランス映画「チャップリンからの贈りもの」(14)は、40年近い時を経てその事件が映画化されました。監督は、「神々と男たち」(10)のグザヴィエ・ボーヴォワ。

1977年、スイスのレマン湖畔。幼い娘を抱えたオスマン(ロシュディ・ゼム)は、妻の入院費も払えない貧しい生活を送っています。そんな時、TVで喜劇王チャップリンの死を知ります。

すると親友エディ(ブノワ・ポールヴールド)から、どんでもない計画を持ちかけられます。なんとレマン湖畔の墓地から、チャップリンの柩を盗み、遺族から身代金をせしめるというもの。

なんとか生活を立て直したいオスマンでしたが、計画は大甘。次々にボロが出て、追い詰められていきます。果たして?本当にあった事件の顛末は?ウソみたい!
コメント
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