だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

オゾン監督のお友だちは?

2015-06-09 21:12:06 | 映画
フランソワ・オゾン監督の新作が登場!「彼は秘密の女ともだち」(14)です。もう待ちきれません!「しあわせの雨傘」(10)「危険なプロット」(12)「17歳」(13)以来ですもん。

イギリスの推理作家ルース・レンデルの短編『女ともだち/The New Girl Friend』を映画化。ゲイを公表しているオゾン監督ですもん、タイトルからしてわくわくです。

クレール(アナイス・ドゥムースティエ)は、幼い頃からの親友ローラ(イジルド・ル・ベスコ)を亡くし、哀しみに暮れていました。残されたローラの夫ダヴィッド(ロマン・デュリス)と…

生まれたばかりの娘の面倒を見ると約束したクレールは、彼らの家に行くと…ローラのワンピースを着て娘をあやす、ダヴィッドが!“女の服が着たい”と打ち明けられるクレール。

初めは戸惑うクレールでしたが、ダヴィッドを“ヴィルジニア“と名付け、女友だちとして絆を深めていきます。洋服や化粧品、アクセサリーを楽しそうに選ぶ、ヴィルジニア。

パリジェンヌのように着飾ったヴィルジニアと過ごすうち、クレール自身も女らしさを増していくのでした。夫のジル(ラファエル・ペルソナ)に嘘をつきながら、密会を繰り返すクレール。

果たして、ヴィルジニアが男であることに直面せざるを得なくなった事件とは?そしてクレールが、最後に選んだ生き方とは?うむ、混み入っているなぁ~。オゾンだもん、仕方ない。

ロマン・デュリスは、「タイピスト!」(12)「ムード・インディゴ うたかたの日々」(13)「ニューヨークの巴里夫(パリジャン)」(13)と絶好調。アナイス・ドゥムースティエは…

イザベル・ユペール主演「間奏曲はパリで」(13)に出演。ラファエル・ペルソナは、カトリーヌ・コルシニ監督「黒いスーツを着た男」(12)で日本初登場となった人。

この作品公開時、初来日した彼は“アラン・ドロンの再来”と騒がれました。それにしてもオゾン監督は、メルヴィル・プポー、デュリス、ペルソナと美男がお好き。うふふ。
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