2021年3月 3日 (水)
政策連合が野党候補一本化申し入れ
政策連合(オールジャパン平和と共生)を創設したのは2015年6月。
インターネット上の政治運動として立ち上げた。
その後、リアルな活動をも併用する運動体に転換した。
最高顧問に鳩山友紀夫元内閣総理大臣、原中勝征元日本医師会会長が就任下さった。
山田正彦元農林水産大臣、平野貞夫元参議院議員など19名の識者が顧問に就任下さっている。
政策連合(オールジャパン平和と共生)は、
「戦争と弱肉強食」を基軸とする日本政治を、
「平和と共生」を基軸とする政治に刷新すること
を目標に活動を続けてきた。
政治刷新を実現するには選挙を通じて政権を刷新することが必要不可欠だ。
「平和と共生」を基軸とする政治勢力が衆議院過半数議席を獲得し、新たな政権を樹立することにより、政治の基本路線の刷新が実現する。
ただし、政権交代を実現して政治を刷新するには、単に政権交代を実現するだけでは不十分である。
基本政策路線を共有する政治勢力により政権交代が実現されなければならない。
「政策連合」は基本政策を共有する政治勢力と主権者である国民が連帯し、基本政策を共有する政治勢力による政権を樹立することが必要であると主張してきた。
政策連合が提示する最重要基本政策は、
1.日本国憲法が定める平和主義堅持
2.原発の稼働ゼロ
3.共生を実現するための経済政策
である。
3.共生を実現する経済政策として、
消費税減税・廃止
最低賃金1500円政府補償
生活保障法制定等の実施
の三点を挙げている。
この三点を基本政策として共有する政治勢力の連帯、共闘を強く求める。
現行の選挙制度下では、現在の政権与党に対峙する政治勢力が小選挙区で複数候補者を擁立すると、議席を確保することが困難である。
基本政策を共有する主権者投票が分散し、与党候補の当選を容易にしてしまうからだ。
この現実を踏まえると、政治刷新を実現するには、基本政策を共有する政治勢力の候補者を各選挙区で一本化することが最重要になる。
次期衆議院総選挙が実施される時期が近づいている。
コロナ禍によって国民生活は深刻な窮状に追い込まれている。
政治の最大責任は国民の命と暮らしを守ることだが、菅内閣はこの要請に全く応えておらず、日本は重大な政治危機に瀕している。
この窮状を打破するために、一刻も早く救国政権を樹立することが求められる。
そのために、各選挙区における立候補予定者の一本化が強く求められる。
日本政治を「戦争と弱肉強食」を目指す方向から、「平和と共生」を目指す方向に転換するため、「政策連合(オールジャパン平和と共生)」として、
基本政策を共有する政治勢力に対して、候補者一本化への取り組みを直ちに開始して実現することを強く要請する。
この目的のため、3月3日(水)に、自公政権に対峙する野党各党に次期衆院総選挙における野党候補一本化を求める申し入れを行う。
申し入れ先は以下の通り。
立憲民主党 小沢一郎衆議院議員
日本共産党 小池晃参議院議員
国民民主党 岸本周平衆議院議員
社会民主党 福島みずほ参議院議員
れいわ新選組 舩後靖彦参議院議員
申し入れは各政党に対して行うもの。
政権交代を実現するために、以下の二点がカギを握ることになると考える。
第一は、共産党を含む共闘体制を確立すること。
第二は、基本政策公約に消費税の廃止ないしは減税を組み込むこと。
この二点を満たす野党共闘の確立に向けて政策連合は全力投球する所存である。
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