何でも知ってる～１月２５日

３週間遅れで進んでいた八海さん関係の日記ですが、いきなり今日のことを書いてみます。
ストーリーが大幅に飛んだり、後に戻ったりする（予定）のは「ファイブスター物語」みたい（笑）。

なんだかんだで、スキーに行くことは決定していました。
で、今日は、スキーのチケット（レンタル、電車等）の受け取り＆飲み会。
まあ、チケットを受け取るのは当日でもいいんだけど、八海さんは、メンバ全員のチケット費用を立て替えているという事情があります。
だから、早めに支払いを済ませた方が、彼女も安心出来るだろう・・・と、私が持ちかけたのです（笑）
で、支払いついでに飲みましょうということにしました。

クリスマス合コン以降、作戦会議（１月２日の話参照）で一度会って、飲んでいるので、飲みを切り出しても、それほど唐突感はなくなっています。
いろいろ口実を作っては、メールしたり作戦会議したりと、私も本当に健気だと思います。

飲み会メンバーは、クリスマス合コン時の女性幹事Ｎさん、八海さん、私の３人。
縮小サイズの飲み会でしたが、楽しかったですね！
普段は飲まない日本酒を、チビチビやっていました。
相手はコードネーム八海山ですからね。多少は付き合いのあるところを見せねばなりません。
で、必然的に頭は回らず（世界は回っていた）、会話では聞き役中心でした。
つーか、Ｎさん、結構しゃべりたがりで、ひたすら切り出しては周りに話を振るという流れになります。
ほとんど心霊捜査官のノリ。私もかなりのプロファイルを受けました。

飲み会が終わり解散。
八海さんは、逆方向。私とＮさんが同方向。
帰りの途中、Ｎさんが、
「八海コは、カワイイよねぇ～。ねぇ」
最後の「ねぇ」は私に同意を求めたもの。
「うん、カワイイよね」
「○○さんは、分かり易いよね」
いきなり言われて、凍りついた。
図星を指されたのが原因ではありません。異性の目から見たら、分かり易い以外の何物でもないだろうから。
それでも、理解あるフリをされるよりは、放っておいて欲しかった。
平静を装って返す。
「だろうね」
「私はスキーに行けないけど、しっかり愛を育んできてね」
「そんなことになるわけねーだろうが」
「かもね。私は八海コの事情も知っているから」
「・・・」

Ｎさんは、以前も書いたけど、とても出来た女性で、いろいろと女性メンバーのことを気にかけている。
と、同時に、クリスマス合コンで知り合った男性メンバーとの縁も非常に大事にしている。
でも、このコは全ての状況、事情を知っている。

オレは全てを知っているヤツが嫌いだ。全てを知っているとほのめかすヤツが嫌いだ。
私は八海さんに憧れているけど、くっつきたいとか、最後まで行きたいとか、そういう想いよりも大事にしたいものがあるのです。
今日、大事にしたいものには、土足の跡がついてしまった。
このコは、私に発した一言で「神宣言」をしたわけです。
ちょっとの優越感と引き換えに、このコは、何かを失ったはずだ。神は不幸なのだから。

Ｎさんと別れてからも、私は内心穏やかではなかった。
電車の中で内藤詰将棋を物凄い勢いで解きまくるが、ある問題でつまづくと無性にイライラしてきた。
私は、Ｎさんを恨むしか出来なかった。