眠らない街

将棋、サッカー、スノボ、マンガとちょっぴり恋愛話など。

誕生日

2009年08月01日 | 八海さん
私の誕生日ではありません。八海さんの誕生日が先日でした。

3月に一緒に滑りに行った時、滑りに行く前からこれで最後かもしれないなーというのがあったし、滑り終了後、彼女を怒らせてしまっています。

その後、それがずーっと頭にあって、彼女を思い出させるものを~彼女の名前になっている漢字~を見る度にチクリと痛みました。
例えば、彼女の本名が「清水上幸子さん」だとしたら(実際は違います)、新聞の活字で、例えば「清水エスパルス」「清水ミチコ」といった文字が出るだけでも、ビビったりしてました。

こういったことを緩和するため、自分のケータイのアドレス帳の彼女の名前をひら仮名にかえました。
「清水上幸子」→「しみずがみゆきこ」
のように。
また、メールを全てSDカードに保存して、メールBOXのものは全て削除しました。
気持ちの持ちようですが、意外と効果がありましたね。ちょっとずつ癒えて来ました。

今、好きかどうかはよく分かりません。好きだとは思うけど、全く執着していないのです。
スノボについては、冬が待ち遠しい感じ。彼女抜きでもスノボはやっぱり好きなんだ。
来シーズンは、宿泊で赤倉や鹿島槍を多くしたいなと思っています。

そこで、彼女の誕生日。
執着はしていないけど、これっきりというのは寂し過ぎます。
でも、怒らせたという事実が自分を臆病にさせるし、気が引けています。
無視されるならいいけど、メアドが変わっていてPostErrorを再び受けるのも嫌です。
6月の半ばくらいから「誕生日おめでとう」を入れるかどうかで、ずーっと揺れていました。

結局、当日になってメールすることに。
自分の中のルールの
「何かを変えたいと思っても、相当とんでもないことをやっても容易には変わらない」
「だからやるだけやって、前に出るべき」
・・・に従ってみました。

「誕生日(だったよね)おめでとう」
「いろいろあったけど、来シーズンもよろしく!」
1分経っても、着信はなかったから、メアドが変わっていないみたい。とりあえず安心。
2分経った頃、着信。
「ありがとうございま~す」
「嬉しいですね。覚えてくれていたとは」
「楽しい1年にしたいですね」
とありました。
相変わらず微妙な表現なんだけど、返事が来たという事実はちょっと嬉しかったですね。

今は、この距離が一番居心地いいかもしれません。

ドリーマーの終わり

2009年03月23日 | 八海さん
とっても楽しかったですね~
好きなコとのゲレンデが、こんな楽しいとは思いませんでした。
毎回1人でスクール受講必須、上達をメインに滑っているだけに、これだけ楽しいと堕落しそうです。

しかし、楽しい時間はいずれ終わるわけで、大事なのは終わった後。
帰りの新幹線の中で、
「これで、今シースン終了するのか?」
「うん、やっぱり良い雪で滑りたいし・・・」
「雪が良ければ滑る気あるの?」
「それは、まあね」
「4月の第1週に赤倉行くつもりなんだけど、考えてみてよ」
「いや、4月はちょっと」
彼女は、通常3月第2週まででシースン終了。しかも、東北や北海道など3月でも良い雪を求める感じなので、新潟エリアが論外というのは知っていました。
でもエリアと時期が論外なのか、私と行くのがちょっとなのかと言えば、どっちも同じくらい×なのでしょう。
1日中、楽しく滑っていましたが、男としては見られていないことは感じていました。

私のスノボは、スノボにハマっているのは当然ありますが、モチベーションの1つに彼女と一緒に滑りたいというのがありました。
やり残したことを実現させたので、目標/願望の1つはかなっています。
ちょっとモチベーションが落ちたのを感じました。

帰りの新幹線で、隣の彼女がなんと遠かったことか・・・
これからは、自分自身のためにスノボをして行くことになりますが、fantasista708さんが言われるように「スノーボードはやっぱり楽しまないと」。
バッジ検定を目指すか、上達を目指していくのか、雪面とひたすら対話するのか分かりませんが、まずはモチベーションの補給。
そこから始めたいと思います。
そしていつの日か、鹿島槍へ行きたいなと思います。

ガーラに決まった後~ビューティフルドリーマー

2009年03月21日 | 八海さん
サブタイトルは、映画「うる星やつら」劇場版第2作より。

ガーラに決まった後でも、ちょっとした不安はあるわけで、ドタキャンされるんじゃないかとか、自分が不慮の事故で死んだり、骨折したりするんじゃないかとか・・・
最後は、実現しない運命になっているような感じがしてました。
やっぱり、振られた男と振った女のコという間柄なので、何故OKしてくれたのかというのは考えてしまいます。

昨年、彼女に初めてスノボに誘われた時(女のコ2名、男2名)、憧れの女のコから誘われたということもあり、初めての世界に対し2つ返事でOKしました。
彼女は、
「うほほ~楽しくなってきたぞ~」
と満面の笑みと言った感じで、嬉しさを表現していました。
本当は、こうじゃなくちゃイカンのだろうなーと思います。
誘ってOKしてくれたんだから、来てくれる人を目一杯楽しませないとね。

ガーラに決まった後、彼女とは数回メールで話しました。
先週、彼女は北海道に旅行、兼、スノボで行っていますが、その感想を聞いたり、待ち合わせ場所の確認をしたり。
その中で、彼女の方から、
「ガーラ楽しみにしてま~す」
と言ってくれたのがとても嬉しく、これでちょっと不安が減りました。
「あぁ~楽しみにしてくれているんだ!」
と。

今日は、Jリーグ東京-山形戦を観戦した後、まっすぐ家に戻りました。
何かの拍子に死なないように(笑)と、風邪引かないように。
家に着いてからも、メール着信する度に「キャンセルか!?」とか思ってしまいますが、先ほど、待ち合わせ時間の確認のメールが来て、これで現実に行けるんだーと安心しました。
男は、女性をリードしなくちゃいけないと思うけど、男性に自信をつけさせてくれるのは、女のコの何気ない一言だよな~とホント思います。

さて、サブタイトルの「ビューティフルドリーマー」について。
この映画は、あたるとラムが通う友引高校の文化祭の前日が舞台。
何故か、文化祭の前日が何日も続いて、文化祭の当日になりません。
これはラムの空想世界に、皆が入ってしまったのが真相。
「文化祭の前日の皆が一生懸命準備してワイワイやっている時が楽しく、当日が来てしまったら、お祭り騒ぎが終わってしまう」というところから、楽しい時間が永遠に続けばいいというのが、ラムの空想世界。

当日までが一番楽しく、当日が来たら終わってしまうというのは、今まさに実感しています。
楽しみなんだけど、彼女はにとっては、今シーズン最後の滑りになるはず。
ホントにそうなったら、それはそれで寂しい。
空想世界を作ることは出来ないから、明日は楽しんで、楽しんでもらえるようにして、2人で楽しかったねと言えるようにしたい。
そして、
「今シーズン、まだまだ滑ろうぜ」
と言うつもりです。

ガーラに決まるまで~すっきりしています

2009年03月06日 | 八海さん
赤倉のスクールで、いきなり体を45度傾けるように言われ、ひえ~と思ったけど、内容は経験したことがないものばかりで、とてもやりがいがありました
リフトに乗っている時、柏村さんはカービングのこと、妙高山スノーボードスクールのこと、稲川代表/吉田校長のこと、いろいろなことを話してくれて、楽しいことばかりでした。

スクールが終わった後、彼女からメールがあったことに気付きます。
「もしかして、何か気を悪くしましたか」
「赤倉の写真送ります。晴天で気持ちいいです」
「>>もしかして、何か気を悪くしましたか」
「はい。かなり」
↑の文面で、最後の2行をカットしてスルーにしようかとも思ったけど、せっかく聞かれたことだし、乗っかってみます
10数分して、メール受信。
「赤倉気持ちよさそうですね」
「何に気を悪くしました?」
・・・
こっちは「気を悪くした」と言いました。それは「お前が悪い」と同義。
それが分からないのだろうか?今までの経緯を振り返って、考えるということをしないのだろうか?
段々、怒りが込み上げてきます。
「聞いてどうする」
一言書いて、即送信。

赤倉では、リフトの営業が終了するまで滑り、ホント堪能しました。とっても面白かった。
赤倉から宿泊先の温泉かふぇに向かうバスの中でメール着信。
「何が何だか分からず、既に気分悪いですよ」
「もう解消しようかと思って」
逆ギレ。
何故、逆ギレされなければいけないのか、不条理さを感じます。
でも、逢えなくなるかと思うと、無性に悲しくなります

温泉かふぇに到着。施設に入る前に電話をかけ、出ろ!出ろ!と念じます。
彼女は数コールで出てくれました。予感していたのかもしれません。
「こんばんは。いま大丈夫?」
「はい」
「あのさ・・・」
「オレ、無理するなって、言ったじゃん」
「金もかかるし行程もキツイ。だから無理するなって」
「で、その後の電話やメールのやり取りって、「無理です」ってことだろ」
「・・・」
「オレさ、白馬に連れて行きたかったんだ」
「八海コはほとんど宿泊で、蔵王とか東北のビッグゲレンデに行けるじゃん」
「うん・・・」
「オレ、1人で滑りに行くから、宿泊の選択肢がなくて、日帰りの上越だけでさ」
「でも1月に、キツかったけど白馬に行ってみて、スゴく良かったんだ」
「雪質も景色もコースもスクールも、今まで味わったことないものばかりでさ」
「八海コからいろいろスノボのこと教えてもらったけど、オレが教えられるものがあるなら白馬かなーって」
「もう今シーズン終わりって言ってたから、今シーズン中に教えてあげたかったんだ」
「勿論、オレの滑りも見てもらいたかったし、八海コの滑りも見たかったけど」
「白馬がメインだったんだ」
「八海コにとって、蔵王って、ホームコースで憧れで、でも、おいそれと行ける場所じゃないだろ」
「うん」
「オレにとっては、白馬がそういう場所なんだ」
「上越は、こう言っちゃなんだけど、練習場だろ」
「うん・・・」
「白馬の代わりに「ガーラでも」って言われて、メチャクチャ凹んだんだ」

「私、○○さんと一緒に滑るのが大事だと思ってたから・・・」
「!」

「・・・」
「あのさ・・・」
「行こうよ!ガーラ!」
「!」
「師匠の滑り見たいしさ(笑)」
「貴重な1回ガーラになっちゃうよ」
「オレは、シーズン30日滑るつもり。まだまだ半分しか滑ってないよ」
「30日も滑れるの?」
「数えたら25日ぐらいだったけどね。かぐらなら5月半ばまで滑れるし」
「でさ、Aさんに確認とって、そのまま申し込んでいいよ」
「Aちゃん、先約があるって」
「(えっ?)じゃあ、こっちで手配するぞ」
「うん」
「八海コさ・・・」
「気まずくないのか?」
「○○さんはどうなの?」
「いや、平気だけど」
「私も」
「じゃあ、ガーラ楽しもうぜ」
「うん」

電話を切って、清々しい気持ちになれました。
「一緒に滑るのが大事だと思ってたから」
の一言がとても嬉しかった。
こっちの思い入れ/こだわりが悪いとは思わないけど、彼女も考えてくれてたのが分かったので、素直に謝ることが出来ました。
「面倒くさくてゴメンな」
ちょっとして返信。
「正直面倒くさって思いました(笑)」
「でも、今は電話でお互いの気持ちを伝えあったので、すっきりしています」

この日は、ずーっと幸せだった。

今思うと、卑屈になっちゃいけない、正直に前からぶつからないと、と思う。
「もう解消しようと思って」
という彼女のメールは、逆ギレするフリして、背中を押してくれたのかもしれません。
彼女の方が1枚上手なのかも。

ガーラに決まるまで~いいよ。どこでも。

2009年03月05日 | 八海さん
神立に決まった翌日は、赤倉遠征の当日
長野から妙高高原へと向かう電車の中で、彼女にメール。
「神立の件、Aさんに参加可能かの確認をお願いします」
「あと、神立はコースバリエーションと最長滑走距離の点では、期待薄です」
「今日明日、宿泊で赤倉温泉スキー場に行ってきます」
幹事として割り切っているはずなのに、参加者のやる気を削ぐようなことを言う点が未練とやるせなさ。

赤倉について、いよいよ滑走というところで、彼女からメール。
「ガーラより神立がいいと思う点は何ですか?」
「何だかガーラの方が魅力的です」

これを見て、モチベーションが0からマイナスへ
幹事役もどうでもよくなります。メールで返すのが面倒になって電話をかけます。
「おはよう。いま大丈夫?」
「はい」
「神立の方がいいと思う点だけど・・・」
「神立の方が、早めに滑りに入れるところかな?」
「コース数と長さは、同じくらい」
「じゃあ、ガーラにしませんか?」
彼女は、ガーラ経験あり、神立経験なし
施設充実度や華やかさのイメージで、ガーラを上にみているのは仕方ない。
実際は神立も負けてないし、滑りを追及するなら、神立の方が良い環境だと思う。
ガーラにはとても世話になったけど、滑りの追及に関して、ガーラに高い評価は出来ません。

しかし、白馬への強いこだわりの前では、上越の中でどこが良いとか魅力的だとかは、どうでもよいことでした。
そんなことで話し合うこと事体が、滑稽に感じてました。

しかも、オレが誘って、彼女がOKして、彼女が全てひっくり返して、最後に提案したこともひっくり返される。
こうまで自分の意見が通らないのって、何なんだろう・・・???
だんだん面倒くさくなってきます。

「いいよ」
「そもそも上越の日帰りに、魅力あるスキー場なんかないだろ」
「そうですねぇ~」
「いいよ。どこでも」
「じゃあ、カタログ再確認しますね」

この後は、赤倉の大自然とゲレンデを満喫して、ホント楽しかった。
塩見ゲレンデで直滑降を繰り返し、涙が出るほどのスピードとスリリングを味わう。
コースも多様だし、目前にそびえる妙高山が素晴らしい

昼食休憩で、メールをチェック。
「20日からガーラは春スキーになります。22日ガーラということで」
「では楽しい赤倉を!」
赤倉での滑りを邪魔されたくなくて、即レス。
「いいよ。どこでも。スキー場のセレクトは任せます」

このあたりでは、幹事を彼女に任せて、
「Aさん来るなら、オレいない方がいいだろ」
・・・と、何時切り出すか考えていました。

ガーラに決まるまで~ガーラor神立

2009年03月04日 | 八海さん
彼女に連絡したのが2月26日。返事があったのは、翌27日。
「朝は大丈夫です、帰りは専用バスを使いたいです」
カタログを確認した上での返事であることはすぐに分かりました。しかし・・・。
「申し訳ない。専用バス使えません。ややこしいので電話で説明します」

夜、彼女に電話。半年ぶりに彼女の声を聞くことになりました。
本当なら嬉しいはずだけど、どうも流れがおかしい。
「よお!」
「こんばんは!」
「バスのことだけど、使えないんだ」
「元々、このJRのツアーは・・・」
以下、ツアーの説明をして、どうにか理解してもらえました。
「で、結局いくらかかるんですか?」
「JRのツアーの代金に、往復のバス代とスクール代。15000円は超えるね」
「日帰りにしてはかなりしますね~。これなら泊まりにしたいなぁ~」
コイツ何言ってんだ?そこまでOKなの???
じゃあ「泊まりにするか?」と超勘違いした発言をしようとした瞬間、
「ガーラでもいいと思ってたんだけど・・・」
「えっ・・・」

メールのやり取りで「白馬に連れて行きたい」というのがメインなのは分かっていたと思っていたし、「無理するな」という念押しもしていたはず。
ボーダーとしても、女のコとしても、自分の一番好きな場所に連れて行きたいという想いがあって、それを素直に出して、みんな承知した上でOKと言ったと思っていました。
でも、彼女はそれを根底から覆して「誰でも何時でも行ける場所」へと逆提案してきたのです。
「ガーラ」と聞いた瞬間、モチベーションが0になったのが分かりました。

でも、やる気は0だけど、そこは惚れた弱み。彼女に逢いたいという想いには勝てません。
「ガーラだったら、神立の方がいいと思うけど・・・」
ガーラは前回1月11日に行った時、初心者の座り込みが多く、うんざりした経験があります。
神立ならこういうことは回避出来るし、滑る環境としては全然上。
しかし、白馬でなく、上越だったら意識の上ではどこでも同じです。
「神立かぁ~」
「うーん。じゃあ、神立で!」
「それと・・・」
「Aちゃん連れて行っていい?」
「あっ・・・いいよ」

彼女は、何にも分かっていなかった。
私の役目は、白馬に連れて行って、その素晴らしさを見せる「案内人」から「合コンの幹事」へ格下げ
でも、一度引き受けた手前、幹事としての仕事をこなすと割り切りました。

で、幹事から1つ提案。
「上越だったら、28日より前にしない?雪質良い方がいいだろ?」
結果、カタログを再確認して前倒しに決定。

白馬に行くチャンスはそうそう残っていません。
あんなヤツに、白馬に行くチャンスをつぶされてたまるか!と思い、幹事からの提案と見せかけた唯一の主張を通しました。

ガーラに決まるまで~逃げ道

2009年03月03日 | 八海さん
2月24日朝、彼女からの返信。
「3月7日なら大丈夫です」
これ1行だけ。
彼女は、決断したとき、短い文章であることが多いのですが、今回、短い文章であるがゆえに、無理しているような感じもしました。

「こちらから話を振っておいて何でけど、無理にとは言いません」
「かなりハードな行程だし、金もかかります」
彼女の逃げない性格を逆手にとって、実際その通りの返信が来て、ちょっと罪悪感
いくらスノボで認め合っている部分があるといっても、振った男だし、こっちが一方的に暴言を吐いたこともあります。
いざ、一緒に行けるとなると、今までのままの方がいいんじゃないかと、彼女が断れる余地を残すようなメールを入れてしまいます。

一方で、白馬で一緒に滑りたい想いもあります。
前述の文面に、
「実は想定していたのは、3月末頃。そこで春スキープラン使うつもりでした」
↑の1行を最後に付け足しました。

これに対し、すぐに返信がありました。
「結構しますね~(汗)」
「春スキーで手頃に行きたいです」
「28日大丈夫です」
ホントのホントにいいんだ!!
スッゴク嬉しくなってきました。こんな形で願いが叶うんだなぁ~と驚きました。
彼女は、好きなコであると同時に、スノボを教えてくれた師匠のような存在。
好きなコに逢えるし、師匠に自分の滑りを見てもらえる、しかも一番好きな場所で・・・
即レスだったし、彼女に逃げ道を用意しておく必要もないんだ!と思ったら、また嬉しくなってきました。
「では28日で」
「細部は春スキーカタログ確認して、詰めて行きましょう」
嬉しさを文面に出さぬよう、目一杯押さえた表現にしました。
この時、「空を飛べ!」と言われたら、飛べたんじゃないか?そんな感じでした。

数日後の2月26日、春スキーカタログを見て彼女に連絡。
「予約を来週中頃してきたいと思います。それに伴い、何点か確認事項あります」
「行きの新幹線は、6時20分頃になりますが、この時間に東京駅に来れますか?」
「もう1つ。帰りの新幹線は、ギリギリまで滑れる時間を逆算して決めようと思ってますが、大丈夫ですか?」
こちらにしてみれば、分かり切っている答えを念押し確認しているようなもの。
全てOKの答えを想定していた中で、この質問の返事から予期せぬ方向に流れて行きました。

ガーラに決まるまで~白馬への想い

2009年03月03日 | 八海さん
2月22日、私は神立、八海さんは舞子で滑っていました。
スキー場のリフトは、終了が16時半頃。
だから、越後湯沢での帰りの新幹線は、必然的に18時前半になります。

私は18時2分発。彼女もその近辺のはず。
もしかしたら、越後湯沢で逢えるんじゃないか、うまくいったら指定席が隣同士なんてこともあるんじゃないか。
相当なドリームを期待してました。

結果は、2月23日の日記で書いた通り。
彼女は19時前半の新幹線で、逢うことは出来ませんでした。
その後、ちょっとメールのやり取りが続いて、
「舞子の雪は重くて滑りずらかったです。足クタクタ」
「蔵王の雪に慣れたら、上越は滑りずらいよね」
「新潟の雪は滑りにくいですね。そこで鍛えている○○さんは、相当腕を上げてるんだろうなぁ~」
「どれくらい上達したかは分からないけど、滑った回数は自慢出来るかも・・・」
「今シーズン、毎週欠かさず12日滑ってます。飲み込み悪いから、人より多く滑らないと」
このやり取りまでで、2月22日終了。

ここでメールが途切れたので、今週はこれでメール終わりかぁ・・・また来週話したいなぁ・・・などと思っていたら、2月23日の夕方に彼女から返信。
「12日!やり続けている○○さんステキですね~」
「私、最近上達してるんだか、下手になってるんだか分かりません」
「ヘタッピな姿見られないよう、精進しますよ~」
「私は、3月中旬に泊まりで滑りに行って、シーズン終了かもです」
このメールを読んで、心中複雑・・・というか嫌な感情が出て来ました。
今、読むと普通の内容だけど、メールを読んだ感想は、読み手のその時の感情に左右されるんでしょう。

何を返そう、どうやって返そう、「乱暴」な言葉しか出てきません。
「何がステキなんだか!見たこともないのに!」
「「ヘタッピな姿見られないように」って、見れるわけないじゃん。機会ないし」
「お前の言葉適当過ぎ!」
何故こういう方向になってしまうのか・・・
一番の要因は、自分が満足していないことをホメられるのが、どうしようもなく嫌ということ。
そこに、逢えないということが絡んで増幅させている感じ・・・
「ホメ言葉」の日記は、褒められて「嬉しい」「嬉しくない」以外に、褒められて「むかつく」というところまで含んでいるのです。

結局、
「そっかぁ、じゃあ、シーズン終了前にこっちのスノボに付き合ってみないか?日帰りだけど」
「東北はよく行くと思うけど、白馬五竜行ったことないよね」
「私がイチ押しのスキー場です」
と返しました。

文章だけ見れば普通のお誘いに見えますが、気持ちは、前述の「乱暴」な部分を含んでいます。
彼女のメールのキーワードは「ステキ」「見る」「今シーズン終了」の3つ。
「ステキ」「見る」の2つを逆手に取り「見てみろ」になり、「今シーズン終了」に反応し、「終わる前に白馬を経験してみなよ」になっています。
「今シーズン終了」のキーワードに自分の意識を移すことにより、暴言を吐かずに済んだというのが正直なところ。

また、「一緒に行こう!」じゃなく「こっちのスノボに付き合ってみないか」と書いたのは、マイナスからスタートした自分が、そこそこ滑れるようになり、今どういう風にスノボに接しているかを見せたかったから。
「ステキ」と言うなら、滑りじゃなく生き様(←大袈裟)だろという気分。
でも、自分のスノボへの接し方を見てもらえれば、「上辺だけのステキ」が「心のこもったステキ」に昇華する自信はありました。
日帰りしか選択出来ない自分が、日帰りの中で見つけた最上級の宝物が白馬。
八海さんイチ押しの蔵王ほどじゃないけど、自分が教えられるものがあるなら、白馬とスノボに対する無尽蔵のモチベーションだけだと思ったのです。

受ける90%、断る/レスなし10%。返信の予想。
彼女は、逃げるのを嫌うところがあります。
「ステキ」と言った自分自身から逃げないと思ったのです。
逆に逃げない性格を知っているから、こう返しているとも言えます。
冷静に見ると、情緒不安定だなぁ・・・。これじゃ彼女出来ないよなぁ・・・頑固過ぎるもの。

翌日朝、彼女から返信がありました。
(続く)

紆余曲折

2009年02月28日 | 八海さん
赤倉温泉で滑っている合間に、八海さんとメール&電話。

紆余曲折のすえ、2人でガーラに決まりました。

彼女もこちらの態度に、
「こっちもわけが分からず気分悪いですよ!やめましょうか?」
という状態。

スノボ終了後に電話で話して、
「白馬は、日帰りでしか滑れない自分にとって特別な場所」
という、こちらの思い入れも分かってくれたし、
「○○さんの滑りが見たかったから、近場でもどこでも、行くことが大事だと思ってた」
という彼女の言い分も分かりました。↑これはちょっと嬉しかったですね。

お互い言いたいこと言って、スッキリして、納得ずくで決めました。
今は「ガーラ楽しもうね」というモードになっています。

「雪降って圧雪」(雨降って地固まる)です♪

向こうのペース

2009年02月27日 | 八海さん
何かスゴくムカついてきた(怒)

先ほど、彼女とスノボ行く件について、TEL打ち合わせ。
電話で話すのも半年ぶりくらいだったけど、まあいいや。

こっちは、白馬五竜に連れて行きたいというのがメインだったんだけど、費用面で彼女が難色。
まあ、確かに費用はかかる(日帰りで15000オーバー)けど、どこでもいいってわけじゃない。

「ガーラでもいいと思ってたんだけど・・・」
「えっ・・・(絶句)」

結局は、神立になってしまいました。

最後に、
「Aちゃん連れてっていい?」
あっ・・・いいよ」 ← 意表突かれると弱い
ということで、3人になりそう。

終始、向こうペース。やる気失せた・・・