眠らない街

将棋、サッカー、スノボ、マンガとちょっぴり恋愛話など。

東京-神戸戦

2009年11月28日 | FC東京&サッカー
試合開始直前、ゴール裏スタンドでは、東京カラーの中に「8」「7」の人文字の演出。

フジ、サリともにベンチ入りしているので、リードした展開で出場して欲しいですね。

今日は、梶山、平山が不在。さらにブルーノがベンチ。
ブルーノの代わりに平松がスタメン。
速さのある大久保対策だと思うけど、ビルドアップではブルーノのいない影響が出て、いつもより繋げない展開になると思います。
しっかり守ってカウンターで、点が取れるかがポイント。
守備でも攻撃でも草民、北斗の両MFがキーマンになります。

前半終わって0-0。
平山、梶山、ブルーノの縦ライン3人がいないので、ボールの収まりどころがありません。予想通りですがやはり厳しいですね。
だけど、草民が面白いスルーパスを出しています。
ものスゴく可能性を感じます。
ただ、草民は相手DFとの距離が近く(これは今に始まった話でなく毎回の課題)可能性を感じる一方でボールを失いやすい不安感も伴っています。

守備陣に関して言えば、神戸にはほとんど形を作らせていません。
大久保がかき回そうとしていますが、大久保にボールを配球する選手がいないんですよね。
後半頭から、宮本を下げて攻撃的な選手を入れることにより、多少改善されましたが、この試合に関して言えば、今ちゃん、平松のCBコンビが堅過ぎました。
SBの攻撃参加を抑えるようなコーチングもしていたし、平松は「東京のCBとして」かなり目処が立ったと思います。

試合結果は、東京が1点取れるかどうかが焦点(神戸が点を取れる可能性は全く感じられませんでした)でしたが、達也&平松のコンビでセットプレーで取ってくれました。
セットプレーで点が取れず、セットプレーに泣き続けたチームが、フジとサリのセレモニーに花を添えてくれて、本当に嬉しかったです。

#平松のインタビュー。男泣き!


#城福監督のホーム最終戦コメント。原さんと違い、ノリを極力排除し真面目なコメントに終始してました。


#フジのセレモニー。札幌移籍が告げられました。石崎監督の下、重宝されると思います。


#サリのセレモニーの写真はピンボケだらけでした・・・ガクっ!

ナビスコ決勝東京-川崎戦(ビデオ観戦)

2009年11月04日 | FC東京&サッカー
当日は職団戦だったので、スタジアム観戦はしていません。
しかし、毎日、ビデオを観ています。
何度観ても、勝利のタイムアップの瞬間はガッツポーズしてしまいますね。

以前、アウェイ川崎戦でに敗戦の記事で、「勇気を持ってラインを上げる」と書きました。
「怖がらずに前に出る」「出なければ勝利は掴めない」というメンタル面が主旨です。

しかし、この決勝戦、勇気とかではなく、川崎を封じ込めるための方法論を確立し、それを完璧に遂行してみせました。

むやみにアタりに行かないという基本的な約束ごと。
ジュニーニョ、テセ、レナチーニョと対峙した椋原、徳永、米本は、1対1で抜かれることもバランスを崩すこともありませんでした。
最終ラインとダブルボランチを中心にしたパス回しでは、しっかり正方形の形を作りながら、川崎FWに飛び込ませないように1タッチで回しています。
このパス回しで川崎を翻弄し、川崎のスピードを奪っています。
ボールを失った時も、ディレイを細かくやって時間を稼いでいます。

全員守備、全員攻撃、泥臭くハードワーク、献身的・・・良いサッカーをするチームになったなぁ~
1ヶ月前はここまで出来ていなかった。いろいろなアクシデントがチームを強くしたと思う。
勝利は、米本のミドルシュートが「入っちゃった」というラッキーな面があったけど、川崎を良く研究し、戦術を遂行したのはラッキーではありません。
これを川崎相手に出来るチームが、日本にいくつあるのか?

素晴らしい勝利に、ビデオ録画とはいえ、歓喜の雄たけびを何回も繰り返してしまいました。

#それにしても職団戦が・・・(泣)

2009年秋職団戦

2009年11月03日 | 将棋
おかげさまで、職団戦S級でNEC1チームが優勝出来ました。

予選リーグでいきなりチーム負けの時はどうなることかと思いました。
そこに、長年NEC将棋部をまとめて、今年定年退職された伊藤御大が登場。
一気にメンバの眼の色が変わりました。
この日は伊藤御大の「定年退職お疲れ様会」が夕方にあり、夕方まで手持無沙汰になるような展開は避けたかったし、良い報告もしたいと思っていました。

私の成績は2勝3敗。
実力相応ですが、決勝戦で仕事が出来たので、貢献は出来たと思います。

ナビスコも東京が優勝したし、サイコーの1日でした。
日本選手権頑張ります!!



2009年度社団戦終了~リコーとNEC第二

2009年11月01日 | 将棋
「楽しみ方を考えてしまった」というのは、このチームはメンバ各位が楽しめているんだろうか?このチームは幸せなんだろうか?・・・ということ。
で、「このチーム」というのは、1部リコーチームと3部NEC第二チーム。

リコーチームについては全くの他人事。
自分が考えてしまっただけで、当事者は十分楽しめているかもしれません。
その点を断った上で、書いてみます。

リコーチームは、2009年度大戦力を有し、圧倒的な強さで1部リーグを優勝しました。
職団戦S級のレギュラーが5人。学生名人クラスの強豪を2人招聘し、更に年配のアマ全国区の強豪が2人。県代表クラスの強豪が数人。
リコーが「持てる力の全てを勝利に注いだらどうなるか」というのを具現化した2009年度だったと思う。

リコーチームは昇格組で、昨年度2部で優勝し、昇格即1部優勝でした。
一時でも2部に在籍したのは「落ちた」から。
というのは、主力のほとんどは別のチームで出ていたのです。
2部から1部への昇級を勝ち取ったのは、名前をほとんど知られていないけど、実力はあるトップに続くメンバたちでした。

2009年度、リコーチームは前述したように、学生強豪を2人をアサイン。
純正リコーチームでも十分強いと思いますが、より手厚い陣容を構築。
主力と外部からの参画でスタメン総入れ替え。
2008年度のメンバは、数名は残り、大半は第二チーム(三部)に移籍。
結果、出場機会を失ったり、手ごたえのない相手との対局になったりしました。
彼らは、どういう想いで、1部の優勝劇を見届けたのでしょうか・・・?


もう一例は、NEC第二チーム。
前回書いたように、このチームは、今まで3部リーグの中位の常連でした。
私が将棋を教えているFくん、Tくんもこのチーム。
彼らも含め、東将連ランキングで1500点台のメンバが4人。
1600点ぐらいのメンバが3人。
1700点のメンバが1人。
1600点以上のメンバ4人が主力になるけど、この4人は誰か欠けるという感じでフル出場出来ていませんでした。
ということで、中位になるのも順当だったと思います。

そのチームが、2009年度には、1600点後半~1700点前半のメンバを5人揃え、1600点前半のスポット参戦メンバが1人(主力不参加時のピンチヒッター)。
1500点台のメンバが3人という構成になっていた。
主力5人(出場は6人中5人)、下位打線3人(出場は2人)。
リザーブも確保しており、3部にしては、かなりの大戦力。

もし「優勝候補」という自覚がこのチームに(もしくは幹事さんに)あれば、圧倒的な成績で昇級したと思います。
しかし、残念ながら、このチームには優勝候補という自覚がなく、無条件残留を第一にしてしまいます。
また、主力5人とそれ以外の3人に、あまりに差があり過ぎたと考えてしまったのだとも思います。

3日目終了時点で、1位と2位のチームに勝ち、個人総勝ち数でトップ。だけど5位。
最終日の3連勝で3位フィニッシュ。入れ替え戦で負け、昇級はなりません。

何故、このような成績になるのか?
からくりは、1500点台のメンバ3人は、大将→副将→控えのローテーション出場。
主力5人のうち、5番手のメンバが3将で出場。この方は幹事さん。
残りの主力4人を強い順に4将以降に配置。判で押したように、全試合きちっとこれをやり続けました。
主力4人で3勝。残りの3局で1勝という星勘定。
大副はあて馬。3将はイーブンからやや分が悪い感じ。主力4人で取りこぼしがあると負けてしまう。
反面、大副があて馬同士の対戦になると大勝ちする。

このチームの問題は3つあります。
①昨年までのメンバで出場出来ない方が多かった。
②レベル相応の相手と指したいと思っているはずの1500点台メンバ3人に、全局あて馬を強いてしまった。
③幹事さん(主力の5番手)が毎回3将で出場。

①について、出場枠は7つしかないので、どういうチームを作って何を目指すのか、メンバに伝える必要があったと思います。
②について、あて馬を使うなら、当事者に納得してもらうのも必要でしょう。
また、時には、相手の強さを見極めて同じレベルの者同士の対戦になるように組むのも必要です。
個人からみたフォア・ザ・チームも必要だけど、チームからみたフォア・ザ・プレイヤーも必要だと思います。
③について、私が考える理由はあります。多分当たっていると思うけど、あえて書かないこととします。

幹事さんの立場になれば、チームの勝利を第一に考えるのは必然だけど、やり方が偏り過ぎたきらいがありました。
昇級出来れば、過程を結果でフォロー出来たんだけど・・・
このチームも、メンバ皆が楽しめたんだろうかと考えてしまいました。

救いは、下位打線の3名にうち、一番年配の方が「全て分かっていた」こと。
あて馬で連発だけど、くさることもなく将棋に集中し、チームに何度も勝利をもたらしていました。