2月22日、私は神立、八海さんは舞子で滑っていました。
スキー場のリフトは、終了が16時半頃。
だから、越後湯沢での帰りの新幹線は、必然的に18時前半になります。
私は18時2分発。彼女もその近辺のはず。
もしかしたら、越後湯沢で逢えるんじゃないか、うまくいったら指定席が隣同士なんてこともあるんじゃないか。
相当なドリームを期待してました。
結果は、2月23日の日記で書いた通り。
彼女は19時前半の新幹線で、逢うことは出来ませんでした。
その後、ちょっとメールのやり取りが続いて、
「舞子の雪は重くて滑りずらかったです。足クタクタ」
「蔵王の雪に慣れたら、上越は滑りずらいよね」
「新潟の雪は滑りにくいですね。そこで鍛えている○○さんは、相当腕を上げてるんだろうなぁ~」
「どれくらい上達したかは分からないけど、滑った回数は自慢出来るかも・・・」
「今シーズン、毎週欠かさず12日滑ってます。飲み込み悪いから、人より多く滑らないと」
このやり取りまでで、2月22日終了。
ここでメールが途切れたので、今週はこれでメール終わりかぁ・・・また来週話したいなぁ・・・などと思っていたら、2月23日の夕方に彼女から返信。
「12日!やり続けている○○さんステキですね~」
「私、最近上達してるんだか、下手になってるんだか分かりません」
「ヘタッピな姿見られないよう、精進しますよ~」
「私は、3月中旬に泊まりで滑りに行って、シーズン終了かもです」
このメールを読んで、心中複雑・・・というか嫌な感情が出て来ました。
今、読むと普通の内容だけど、メールを読んだ感想は、読み手のその時の感情に左右されるんでしょう。
何を返そう、どうやって返そう、「乱暴」な言葉しか出てきません。
「何がステキなんだか!見たこともないのに!」
「「ヘタッピな姿見られないように」って、見れるわけないじゃん。機会ないし」
「お前の言葉適当過ぎ!」
何故こういう方向になってしまうのか・・・
一番の要因は、自分が満足していないことをホメられるのが、どうしようもなく嫌ということ。
そこに、逢えないということが絡んで増幅させている感じ・・・
「ホメ言葉」の日記は、褒められて「嬉しい」「嬉しくない」以外に、褒められて「むかつく」というところまで含んでいるのです。
結局、
「そっかぁ、じゃあ、シーズン終了前にこっちのスノボに付き合ってみないか?日帰りだけど」
「東北はよく行くと思うけど、白馬五竜行ったことないよね」
「私がイチ押しのスキー場です」
と返しました。
文章だけ見れば普通のお誘いに見えますが、気持ちは、前述の「乱暴」な部分を含んでいます。
彼女のメールのキーワードは「ステキ」「見る」「今シーズン終了」の3つ。
「ステキ」「見る」の2つを逆手に取り「見てみろ」になり、「今シーズン終了」に反応し、「終わる前に白馬を経験してみなよ」になっています。
「今シーズン終了」のキーワードに自分の意識を移すことにより、暴言を吐かずに済んだというのが正直なところ。
また、「一緒に行こう!」じゃなく「こっちのスノボに付き合ってみないか」と書いたのは、マイナスからスタートした自分が、そこそこ滑れるようになり、今どういう風にスノボに接しているかを見せたかったから。
「ステキ」と言うなら、滑りじゃなく生き様(←大袈裟)だろという気分。
でも、自分のスノボへの接し方を見てもらえれば、「上辺だけのステキ」が「心のこもったステキ」に昇華する自信はありました。
日帰りしか選択出来ない自分が、日帰りの中で見つけた最上級の宝物が白馬。
八海さんイチ押しの蔵王ほどじゃないけど、自分が教えられるものがあるなら、白馬とスノボに対する無尽蔵のモチベーションだけだと思ったのです。
受ける90%、断る/レスなし10%。返信の予想。
彼女は、逃げるのを嫌うところがあります。
「ステキ」と言った自分自身から逃げないと思ったのです。
逆に逃げない性格を知っているから、こう返しているとも言えます。
冷静に見ると、情緒不安定だなぁ・・・。これじゃ彼女出来ないよなぁ・・・頑固過ぎるもの。
翌日朝、彼女から返信がありました。
(続く)
スキー場のリフトは、終了が16時半頃。
だから、越後湯沢での帰りの新幹線は、必然的に18時前半になります。
私は18時2分発。彼女もその近辺のはず。
もしかしたら、越後湯沢で逢えるんじゃないか、うまくいったら指定席が隣同士なんてこともあるんじゃないか。
相当なドリームを期待してました。
結果は、2月23日の日記で書いた通り。
彼女は19時前半の新幹線で、逢うことは出来ませんでした。
その後、ちょっとメールのやり取りが続いて、
「舞子の雪は重くて滑りずらかったです。足クタクタ」
「蔵王の雪に慣れたら、上越は滑りずらいよね」
「新潟の雪は滑りにくいですね。そこで鍛えている○○さんは、相当腕を上げてるんだろうなぁ~」
「どれくらい上達したかは分からないけど、滑った回数は自慢出来るかも・・・」
「今シーズン、毎週欠かさず12日滑ってます。飲み込み悪いから、人より多く滑らないと」
このやり取りまでで、2月22日終了。
ここでメールが途切れたので、今週はこれでメール終わりかぁ・・・また来週話したいなぁ・・・などと思っていたら、2月23日の夕方に彼女から返信。
「12日!やり続けている○○さんステキですね~」
「私、最近上達してるんだか、下手になってるんだか分かりません」
「ヘタッピな姿見られないよう、精進しますよ~」
「私は、3月中旬に泊まりで滑りに行って、シーズン終了かもです」
このメールを読んで、心中複雑・・・というか嫌な感情が出て来ました。
今、読むと普通の内容だけど、メールを読んだ感想は、読み手のその時の感情に左右されるんでしょう。
何を返そう、どうやって返そう、「乱暴」な言葉しか出てきません。
「何がステキなんだか!見たこともないのに!」
「「ヘタッピな姿見られないように」って、見れるわけないじゃん。機会ないし」
「お前の言葉適当過ぎ!」
何故こういう方向になってしまうのか・・・
一番の要因は、自分が満足していないことをホメられるのが、どうしようもなく嫌ということ。
そこに、逢えないということが絡んで増幅させている感じ・・・
「ホメ言葉」の日記は、褒められて「嬉しい」「嬉しくない」以外に、褒められて「むかつく」というところまで含んでいるのです。
結局、
「そっかぁ、じゃあ、シーズン終了前にこっちのスノボに付き合ってみないか?日帰りだけど」
「東北はよく行くと思うけど、白馬五竜行ったことないよね」
「私がイチ押しのスキー場です」
と返しました。
文章だけ見れば普通のお誘いに見えますが、気持ちは、前述の「乱暴」な部分を含んでいます。
彼女のメールのキーワードは「ステキ」「見る」「今シーズン終了」の3つ。
「ステキ」「見る」の2つを逆手に取り「見てみろ」になり、「今シーズン終了」に反応し、「終わる前に白馬を経験してみなよ」になっています。
「今シーズン終了」のキーワードに自分の意識を移すことにより、暴言を吐かずに済んだというのが正直なところ。
また、「一緒に行こう!」じゃなく「こっちのスノボに付き合ってみないか」と書いたのは、マイナスからスタートした自分が、そこそこ滑れるようになり、今どういう風にスノボに接しているかを見せたかったから。
「ステキ」と言うなら、滑りじゃなく生き様(←大袈裟)だろという気分。
でも、自分のスノボへの接し方を見てもらえれば、「上辺だけのステキ」が「心のこもったステキ」に昇華する自信はありました。
日帰りしか選択出来ない自分が、日帰りの中で見つけた最上級の宝物が白馬。
八海さんイチ押しの蔵王ほどじゃないけど、自分が教えられるものがあるなら、白馬とスノボに対する無尽蔵のモチベーションだけだと思ったのです。
受ける90%、断る/レスなし10%。返信の予想。
彼女は、逃げるのを嫌うところがあります。
「ステキ」と言った自分自身から逃げないと思ったのです。
逆に逃げない性格を知っているから、こう返しているとも言えます。
冷静に見ると、情緒不安定だなぁ・・・。これじゃ彼女出来ないよなぁ・・・頑固過ぎるもの。
翌日朝、彼女から返信がありました。
(続く)