眠らない街

将棋、サッカー、スノボ、マンガとちょっぴり恋愛話など。

ガーラに決まるまで~すっきりしています

2009年03月06日 | 八海さん
赤倉のスクールで、いきなり体を45度傾けるように言われ、ひえ~と思ったけど、内容は経験したことがないものばかりで、とてもやりがいがありました
リフトに乗っている時、柏村さんはカービングのこと、妙高山スノーボードスクールのこと、稲川代表/吉田校長のこと、いろいろなことを話してくれて、楽しいことばかりでした。

スクールが終わった後、彼女からメールがあったことに気付きます。
「もしかして、何か気を悪くしましたか」
「赤倉の写真送ります。晴天で気持ちいいです」
「>>もしかして、何か気を悪くしましたか」
「はい。かなり」
↑の文面で、最後の2行をカットしてスルーにしようかとも思ったけど、せっかく聞かれたことだし、乗っかってみます
10数分して、メール受信。
「赤倉気持ちよさそうですね」
「何に気を悪くしました?」
・・・
こっちは「気を悪くした」と言いました。それは「お前が悪い」と同義。
それが分からないのだろうか?今までの経緯を振り返って、考えるということをしないのだろうか?
段々、怒りが込み上げてきます。
「聞いてどうする」
一言書いて、即送信。

赤倉では、リフトの営業が終了するまで滑り、ホント堪能しました。とっても面白かった。
赤倉から宿泊先の温泉かふぇに向かうバスの中でメール着信。
「何が何だか分からず、既に気分悪いですよ」
「もう解消しようかと思って」
逆ギレ。
何故、逆ギレされなければいけないのか、不条理さを感じます。
でも、逢えなくなるかと思うと、無性に悲しくなります

温泉かふぇに到着。施設に入る前に電話をかけ、出ろ!出ろ!と念じます。
彼女は数コールで出てくれました。予感していたのかもしれません。
「こんばんは。いま大丈夫?」
「はい」
「あのさ・・・」
「オレ、無理するなって、言ったじゃん」
「金もかかるし行程もキツイ。だから無理するなって」
「で、その後の電話やメールのやり取りって、「無理です」ってことだろ」
「・・・」
「オレさ、白馬に連れて行きたかったんだ」
「八海コはほとんど宿泊で、蔵王とか東北のビッグゲレンデに行けるじゃん」
「うん・・・」
「オレ、1人で滑りに行くから、宿泊の選択肢がなくて、日帰りの上越だけでさ」
「でも1月に、キツかったけど白馬に行ってみて、スゴく良かったんだ」
「雪質も景色もコースもスクールも、今まで味わったことないものばかりでさ」
「八海コからいろいろスノボのこと教えてもらったけど、オレが教えられるものがあるなら白馬かなーって」
「もう今シーズン終わりって言ってたから、今シーズン中に教えてあげたかったんだ」
「勿論、オレの滑りも見てもらいたかったし、八海コの滑りも見たかったけど」
「白馬がメインだったんだ」
「八海コにとって、蔵王って、ホームコースで憧れで、でも、おいそれと行ける場所じゃないだろ」
「うん」
「オレにとっては、白馬がそういう場所なんだ」
「上越は、こう言っちゃなんだけど、練習場だろ」
「うん・・・」
「白馬の代わりに「ガーラでも」って言われて、メチャクチャ凹んだんだ」

「私、○○さんと一緒に滑るのが大事だと思ってたから・・・」
「!」

「・・・」
「あのさ・・・」
「行こうよ!ガーラ!」
「!」
「師匠の滑り見たいしさ(笑)」
「貴重な1回ガーラになっちゃうよ」
「オレは、シーズン30日滑るつもり。まだまだ半分しか滑ってないよ」
「30日も滑れるの?」
「数えたら25日ぐらいだったけどね。かぐらなら5月半ばまで滑れるし」
「でさ、Aさんに確認とって、そのまま申し込んでいいよ」
「Aちゃん、先約があるって」
「(えっ?)じゃあ、こっちで手配するぞ」
「うん」
「八海コさ・・・」
「気まずくないのか?」
「○○さんはどうなの?」
「いや、平気だけど」
「私も」
「じゃあ、ガーラ楽しもうぜ」
「うん」

電話を切って、清々しい気持ちになれました。
「一緒に滑るのが大事だと思ってたから」
の一言がとても嬉しかった。
こっちの思い入れ/こだわりが悪いとは思わないけど、彼女も考えてくれてたのが分かったので、素直に謝ることが出来ました。
「面倒くさくてゴメンな」
ちょっとして返信。
「正直面倒くさって思いました(笑)」
「でも、今は電話でお互いの気持ちを伝えあったので、すっきりしています」

この日は、ずーっと幸せだった。

今思うと、卑屈になっちゃいけない、正直に前からぶつからないと、と思う。
「もう解消しようと思って」
という彼女のメールは、逆ギレするフリして、背中を押してくれたのかもしれません。
彼女の方が1枚上手なのかも。

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