眠らない街

将棋、サッカー、スノボ、マンガとちょっぴり恋愛話など。

NHK杯出場女流棋士決定戦~甲斐女流王位-上田女王戦

2012年03月25日 | 将棋
女王のタイトルを獲る以前から思っていたことだけど、「上田さんはやっぱり上田さんだった」という感じ。
全く見るべきところありませんでした。
アマチュアでも多くの人が勘違いしているけど、プロでこういうことをやってはいけないと思います。

ノーマル振飛車はリアクション。
居飛車の攻撃に対してカウンターを取るのですが、居飛車は攻撃前に自陣を強化出来るところまで強化(居飛車穴熊)出来ます。
その間「待ち」になるノーマル振飛車は、カウンターを取りきれなくなり、廃れました。
最近の角交換型の振飛車は、居飛車の自陣を強化させない、もしくは、自ら主導権をとる狙いがあります。
また、主導権とれなくても、角を持ち合うことで、主導権をとらせにくくしています。

一方居飛車は、主導権をとることに主眼においたアクションです。
居飛車を指す限り「自分から将棋を作って作戦勝ちを目指す」のがあるべき姿。

上田さんは、アマチュアに多いイビアナに囲って、「もたれ指し」「固めてドン」。
そこに居飛車党のあるべき姿は見られません。
最初からリアクション狙いの64歩、固めてドンの35歩。
プロのイビアナは、イビアナ「囲い」でなくイビアナ「戦法」であって欲しい。
上田さんのは、イビアナ「囲い」レベルです
結局、上田さんって、
「私は穴熊が完成しないと力出ません」
と自らシバリを作っているようなもんです。

女王になっても、以前本ブログで紹介した中村真-上田戦の頃となんら変わっていないです。
半ば予想通りでしたが、がっかりでした。

ゼロックス杯~柏-東京戦~頭の差

2012年03月03日 | FC東京&サッカー
「サッカーと将棋って似ている」なぁ~と思う。

将棋の駒は、歩、香、桂、銀、金、角、飛、王で動きと特徴が異なり、それらが連動して守備、攻撃をする必要がある。
最強の駒の飛、角であっても、それらは守備力はイマイチだし、歩がなければ細かい崩しも出来ない。

また、攻撃をするには、相手の攻撃に備えたり、跳ね返したり、攻撃権を奪うことも必要だ。
攻撃と守備が別々ではなく、攻守一体である必要がある。
よくサッカーで「高い位置でボールを奪う」という表現があるけれど、これは戦術の一環であって、攻守一体とはまた違う。

将棋でもサッカーでも、強者は守備に凄みがある。
攻撃を根絶やしにしたり、渋滞させたり、攻撃側が「どう攻めていいのか分からない」と思わせるような感を抱かせる。

で、冒頭のコメント。
「サッカーと将棋って似ている」
将棋はプレーヤー同士で戦う。大事なのは相手の攻撃陣、守備陣の急所を見極め、それに応じてこちらの攻撃陣、守備陣の配置を行い、時には物量、時には歩で形を乱し、時には相手の戦力を一方に集中させて逆から攻めるなどを選択する。

何が言いたいかというと、
将棋は頭が1個だけど、サッカーは頭が11個。
11個の頭を1個の頭に近づけなければいけないということ。
頭がよい(=将棋で言う大局観が優れている)ことが必要だし、戦術眼や共通理解という意識統一も必要だ。
11人でリレー将棋をやる難しさが、サッカーにはあると思う。


柏がスーパーなチームだとは思わない。

レアンドロ・ドミンゲスはスーパーな選手かもしれないけど、FWの北嶋がスーパーだと思わないし、個々の選手の能力が日本代表クラスかというと、そうでもない。
レアンドロ・ドミンゲスを除けば、選手層は東京の方が手厚いようにも思う。
では、柏の運動量がどうかと言えば、それほど多いとは感じなかった。
むしろ、省エネのような気がしたくらい。柏は、選手が自分に求められているタスクをきっちりこなしていた。
要は効率が良いのだ。


柏の強さは、チームの頭が限りなく1個に近く、大局観が良いのだと思う。

日本のサッカーは、名古屋のようなタレント軍団でも、柏のように頭が優秀であれば戦力差を覆すことが出来るということなのだと思う。

浦和は今まで、戦力が充実していても頭がイマイチだった。
G大阪はチームの特徴を良く理解していたと思うが、大局観が良いのか悪いのかわからない。
棒銀やゴキゲン中飛車のスペシャリストなのかもしれない。
でも、柏は違うタイプのチームで、やはり「頭がよい」のだと思う。

ゼロックス杯、柏の頭に対抗出来た頭は、羽生だけだったように見えた。
前半、柏のコンパクトな3ラインに対し、パスでかいくぐる一辺倒だし、ルーカスをフォローする動きも少なかった。
後半、羽生がインした後2回決定機があったが、最初の決定機は、羽生がDFを引き連れる動きをして、空いたスペースを利用したもの。
もう1つの決定機は、羽生自らゴール前に入っていったもの。
相手の守備陣の急所を良く見抜いていたと思う。

多くの記事で「押していたのは東京、したたかに勝ったのは柏」という感じで書かれているが、自分には頭の差が顕著に出た完敗にように映った。

ゼロックス杯柏-東京戦

2012年03月03日 | FC東京&サッカー
いい天気で良かった。

両チームともに攻撃サッカーを標榜するチーム。
パッと見、両チームとも3ラインの設定がやや狭め。
狭い中でうまく攻撃しているねが柏で、停滞しているのが東京という感じ。

柏はサイドに追い込む守備がうまい。
そこをナオが個人で打開していたので、前半20分くらいまで互角に見えていた。

3ラインが狭い相手に対しては、裏に抜ける動きをしつこく行い、3ラインを広げることが、必要だ。

羽生がいれば、臨機応変にそういう動きをするだろうけど、今の前線はアイデアに乏しい感じ。

後半の流れを変えるカードに期待。

フラフープがダイエットに良いんじゃないかと考えてみた・・・しかし

2012年03月01日 | 日記
・・・と、まあ、タイトルに書いたようなことを考えていたんです。

これは実際正解のようで、フラフープは腹筋を使う(腰を使うのは正しくない回し方らしい)し、全身運動だったりします。
また、インナーマッスルを鍛えるので、内臓脂肪の燃焼にも効くらしい。

先日、某アイドルのライブに行った時、拳を上げながら掛け声するコールがありました。
その時、ちょっと運動量を増やそうと思って、軽くヒザの屈伸をいれたら、
「これってフラフープの動きじゃね?」
と思って、前述に至ります。

で、東急ハンズで安物のフラフープを買ってみました

ここ数日、いろいろなサイトを見ては回そうとチャレンジしているのですが、一向に回すことが出来ません。
・「足を肩幅に開いて、腰で回す」にあらず
・足を前後にして、腹筋の前後運動で回す
・前後するのは腹筋だけ。腰を振ってはダメ。左右の動きもダメ
・タイミングよく
など、いろいろなコツが書かれていますが、回すには至りません。

そこで衝撃の事実。
このブログの2008/02/17の投稿をみて、愕然としました。

「きちんとしたフラフープのまわし方ができるようになるために、自分の体のサイズにあったフラフープが必要です。このことに気がついている人はあまり多くありません。
・・・
オトナの体に合わないサイズとは直径70cm~80cm、フラフープのパイプの直径が1.5cm~2cmほどの場合、
オトナは回せません。」

これって、買ったフープそのものじゃん。
「回せません!!」って言い切ってるし・・・

一般に大きく、重い方が回しやすいそうだ。
つーか、東急ハンズ、高難易度のフープを激安で売るんじゃねーよ!(怒)