1年前、商店会の仕事で厭な役を言い渡された本番が漸く先週終わり、1年ずっとドンヨリしてたのから解放されホッと一息状態、8月迄、例年の2割増しのペースで映画を観てたのも一種の現実逃避が入ってましたね。(笑)
また3年後に回って来るけど、兎に角、今回は初めてで、今迄、丸っきり無関係の部署に居たから全て一から段取り教えてもらって、やっとこさ乗り切れた(んじゃないかな〜今回はマジな反省会が開かれる予定で僕の部署が問題になるけど、値上げによる純増以外はそれ程アシ出してないし、収支報告書に計上された激増は他の部署の赤を乗せ易い僕の部署にツケ回しされた結果だと思うので思いっ切り反論する)。
「午後8時の訪問者」(「La Fille inconnue」、2016年、ベルギー・仏)
監督 ジャン=ピエール・ダルデンヌ リュック・ダルデンヌ
脚本 ジャン=ピエール・ダルデンヌ リュック・ダルデンヌ
撮影 アラン・マルコアン
出演 アデル・エネル
オリヴィエ・ボノー
ジェレミー・レニエ
町の診療所を任されたばかりの女医ジェニー、時間外に鳴らされたチャイムを無視したばかりに一人の女性が死体となって見つかる。
ジェニーは自責の念に駆られ事件を追っていくが・・・。
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=25ltIljpd8Y
ジェニーは偶々、チャイムを無視してしまったけど、本当は献身的で思い遣りも普通以上に有る医者、出世コースに乗ったのに、わざわざ恩師の後を継いで保険医療ばかりで休む間も無く儲からない診療所に赴任して来るような人。
それだからこそ、自責の念に苛まれ贖罪感で行動していくのですが、見えて来たのは欲望からの不条理と普通の人達の裏側。
でも、これって突き詰めれば中島みゆきの名曲「エレーン」と同じ気がする、ならば、108分使って物語を観るより、8分で終わる「エレーン」で充分と云うか8分に凝縮してる歌の方が深い、少なくとも、みゆきファンの僕はそう感じてしまいました。
♪今夜雨は冷たい♪
H30.9.2
DVD
「レナードの朝」(「Awakenings」、1990年、米)
監督 ペニー・マーシャル
原作 オリヴァー・サックス
脚本 スティーヴン・ザイリアン
撮影 ミロスラフ・オンドリチェク
音楽 ランディ・ニューマン
出演 ロバート・デ・ニーロ
ロビン・ウィリアムス
ジュリー・カブナー
ルース・ネルソン
1969年、人付き合いの苦手なセイヤー医師がブロンクスにある慢性精神病患者専門の病院へ赴任してくる。
慣れぬ患者との対応に苦労するが、嗜眠性脳炎(バーキンソン症候群の一つ)で新患のルーシーに反射神経が残ってる事を発見。
眠り病とも言われ何十年も意識がないと思われてた病気、やがて多くの同病者の中で一番若いレナードを知る・・・。
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=FURflBxeTyI
これは観た時が合わなかったのかもしれない、シンドイ事の後だから、心の何処かでハッピーエンドを望んでいたのかも。
だから、映画上でいろいろあったけど、個人的に「切ないけどイイ話だなァ」で終わってしまい、それ以上でもそれ以下でもなかった。
30年寝たままの人間が目覚めて直ぐ歩ける訳がない(筋肉衰弱)、と言うのは映画のウソで演出だから気にしないしデ・ニーロの演技は確かに素晴らしいと思う。
レナードは短い間だったけど母と再会できたし初めての恋もしたのだから、休眠状態のまま死を迎えるより有意義だったと思うしかない、あの看護婦のように。
この話はブラック・ジャックの「目撃者」を思い出させました、時限爆弾で失明した少女に眼球移植して犯人を突き止めると云う話。
BJ「そして5分たったらまた見えなくなる。・・・じゃあ、なんのための手術ですか」
医学はそういう試行錯誤の上に成り立っている事だけども。
H30.9.24
DVD
また3年後に回って来るけど、兎に角、今回は初めてで、今迄、丸っきり無関係の部署に居たから全て一から段取り教えてもらって、やっとこさ乗り切れた(んじゃないかな〜今回はマジな反省会が開かれる予定で僕の部署が問題になるけど、値上げによる純増以外はそれ程アシ出してないし、収支報告書に計上された激増は他の部署の赤を乗せ易い僕の部署にツケ回しされた結果だと思うので思いっ切り反論する)。
「午後8時の訪問者」(「La Fille inconnue」、2016年、ベルギー・仏)
監督 ジャン=ピエール・ダルデンヌ リュック・ダルデンヌ
脚本 ジャン=ピエール・ダルデンヌ リュック・ダルデンヌ
撮影 アラン・マルコアン
出演 アデル・エネル
オリヴィエ・ボノー
ジェレミー・レニエ
町の診療所を任されたばかりの女医ジェニー、時間外に鳴らされたチャイムを無視したばかりに一人の女性が死体となって見つかる。
ジェニーは自責の念に駆られ事件を追っていくが・・・。
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=25ltIljpd8Y
ジェニーは偶々、チャイムを無視してしまったけど、本当は献身的で思い遣りも普通以上に有る医者、出世コースに乗ったのに、わざわざ恩師の後を継いで保険医療ばかりで休む間も無く儲からない診療所に赴任して来るような人。
それだからこそ、自責の念に苛まれ贖罪感で行動していくのですが、見えて来たのは欲望からの不条理と普通の人達の裏側。
でも、これって突き詰めれば中島みゆきの名曲「エレーン」と同じ気がする、ならば、108分使って物語を観るより、8分で終わる「エレーン」で充分と云うか8分に凝縮してる歌の方が深い、少なくとも、みゆきファンの僕はそう感じてしまいました。
♪今夜雨は冷たい♪
H30.9.2
DVD
「レナードの朝」(「Awakenings」、1990年、米)
監督 ペニー・マーシャル
原作 オリヴァー・サックス
脚本 スティーヴン・ザイリアン
撮影 ミロスラフ・オンドリチェク
音楽 ランディ・ニューマン
出演 ロバート・デ・ニーロ
ロビン・ウィリアムス
ジュリー・カブナー
ルース・ネルソン
1969年、人付き合いの苦手なセイヤー医師がブロンクスにある慢性精神病患者専門の病院へ赴任してくる。
慣れぬ患者との対応に苦労するが、嗜眠性脳炎(バーキンソン症候群の一つ)で新患のルーシーに反射神経が残ってる事を発見。
眠り病とも言われ何十年も意識がないと思われてた病気、やがて多くの同病者の中で一番若いレナードを知る・・・。
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=FURflBxeTyI
これは観た時が合わなかったのかもしれない、シンドイ事の後だから、心の何処かでハッピーエンドを望んでいたのかも。
だから、映画上でいろいろあったけど、個人的に「切ないけどイイ話だなァ」で終わってしまい、それ以上でもそれ以下でもなかった。
30年寝たままの人間が目覚めて直ぐ歩ける訳がない(筋肉衰弱)、と言うのは映画のウソで演出だから気にしないしデ・ニーロの演技は確かに素晴らしいと思う。
レナードは短い間だったけど母と再会できたし初めての恋もしたのだから、休眠状態のまま死を迎えるより有意義だったと思うしかない、あの看護婦のように。
この話はブラック・ジャックの「目撃者」を思い出させました、時限爆弾で失明した少女に眼球移植して犯人を突き止めると云う話。
BJ「そして5分たったらまた見えなくなる。・・・じゃあ、なんのための手術ですか」
医学はそういう試行錯誤の上に成り立っている事だけども。
H30.9.24
DVD
コメントありがとうございます!
初見でした、評判を聞いていたので期待値を上げてしまったのがいけなかったかもしれません。
辛い方が勝って
〉患者さん、初発の時は何も解らずにだったけど、二度目はどうなるか解ってしまってるのがね、本当に怖くて辛くて絶望しかないだろうなと。
救いだったと思います
〉そう思いたいです。
私も初見時は辛い方が勝ってしまって、似たような感想になりました。「アルジャーノンに花束を」と少し似てるので、比較しながら見てしまったところもありましたし。
>休眠状態のまま死を迎えるより有意義だったと思うしかない、あの看護婦のように。
ですね~。彼だけでなく母親や身近な人たちにとっても救いだったと思います。