goo blog サービス終了のお知らせ 

興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

映画「冬の小鳥」

2010-11-04 | 韓国文化垣間見

韓国とフランスの共同制作映画、「冬の小鳥」を観てきました。

1970年代の韓国を舞台に、父親に捨てられ孤児となった9歳の少女ジニの物語です。

ジニはカトリックの児童養護施設に旅行気分で父とやってきたのですが、父はそのままそっと帰ってしまいます。
そこは、海外への養子縁組が多く行なわれている施設だったのです。

そのことを知らないジニは、周りにも心を開かず、養父母候補の外国人たちにも反発し、ひたすら父が迎えに来るのを信じて、待ち続けます。

しかし、やがて父とは連絡が取れなくなっていた現実を知ります。
反発、やり場の無い怒り、絶望・・・。 その果てにジニがみずから選んだ道は・・・。

ジニの凛々しい、美しい心に打たれ、最後は涙が止まりませんでした。


神保町、岩波ホールで上映中(12月3日まで)。
http://www.fuyunokotori.com/trailler/trailler.html



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。