興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

セレベスの収穫

2018-11-19 | 季節の移ろい

家の近くに借りている菜園から、今年もセレベス(サトイモの一品種)を収穫してきました。
今年は3株を植え、すでに2株を収穫。これは最後の1株です。

収穫した2株もそうでしたが、これも去年より背丈が小さく、実も小さそう。
暑い夏だったのに、同じ菜園の中でも去年より少し日当たりの悪いところに植えていたからでしょう。

 

 


    

掘りやすいように茎と葉を切り取り、芋(実)が傷つかないように周囲を広いめに掘り進みます。

 

 


   

無事収穫。

皮が赤く、赤目芋とも呼ばれています。

 

 


   
   

家に持って帰って、茎と根を取り去ったところ。

セレベスは、普通のサトイモほどのねっとり感はありませんが、適度なほくほく感で、しかも甘みがあって、煮物などにしてたいへん美味しく食べられます。

 

 

   

今、菜園は、さまざまな野菜の収穫時期です。
ネギ、ニンジン、ホウレンソウ、小松菜、シュンギク、ザーサイ、コブ高菜・・・。





   

白菜やキャベツ、ダイコンも穫れ始めました。
白菜はバカデカになった。



去年のセレベス収穫の様子。
https://blog.goo.ne.jp/kyusan2/e/4a6668e766cc521deca5e0f44f361f43

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福島、湯と酒と美味の旅

2018-11-14 | 散歩、時々旅

先週末、福島県に行ってきました。

去年までの6年間、毎年会津に一泊で行っていた友人たちと、今年は少し方向を変え、同じ福島県の二本松市方面を訪ねました。
男ばかり5人の車旅です。

この旅のテーマは例年「湯と酒、ときどき祈り」。温泉や蔵元を訪ね、自然を愛で、寺社や美術館にも寄ります。

上の写真は、二本松市にある蔵元、奥の松酒造。建物の中に酒蔵ギャラリーがあり、試飲と購入ができます。
この日はあいにくの雨となりました。

 

 

 

   
   

蕎麦の「鈴風」で昼食をとったあと、同じ二本松市にある檜物屋(ひものや)酒造店(上)と大七酒造(下)へ。

奥の松酒造とおなじく、いずれも仕込み中のため工場見学はできませんでしたが、購入はできました。
檜物屋酒造店の千功成(せんこうなり)シリーズは、地元以外では手に入らないめずらしい酒。
大七酒造は大きな蔵でした。すべての酒が ‘生酛(きもと)造り’(厳選した清酒酵母を使い、時間をかけて醸す)とのことです。

 

 


    

高村智恵子生家。

智恵子の実家も、造り酒屋だったのだそうです。同じ敷地内に智恵子記念館もありました。

 

 

   

そのあと福島市方面に北上し、西側の山間にある高湯温泉に向かいました。

まず、露天風呂の共同浴場「高湯温泉あったか湯」に浸かり、この日の宿「静心山荘」へ。(上の写真)

 

 


    

静心山荘のお風呂です。湯船も壁も檜造り。

「あったか湯」と同じく、ここも高濃度の硫黄泉。湯の色が緑白色です。
強い硫黄の匂いが鼻をつきました。動脈硬化やリウマチなど、さまざまな症状に効くようです。

 

 

 



静心山荘の晩御飯。
ここの食事は、翌日の朝食も含めて、お世辞ぬきにほんとうに美味しかった。
野菜が多く、調理に手がかけられていて、どの一品もそれぞれ味が秀逸。旨い酒とともに心から堪能しました。

 

 


  

翌日は朝から共同浴場巡り。高湯温泉からさほど遠くない土湯温泉の「中之湯」と、岳(だけ)温泉の「奥岳の湯」を回りました。
土湯温泉は「こけし」で有名なところ。土産物店などでズラッとならんだこけしもゆっくり見てきました。

上の写真は、二本松市街へもどる途中で見た景観。
前日は雨にたたられましたが、雲が切れてきました。尾根に陽が当たり、稜線がくっきり浮き彫りになって美しかったのに、写真で見るとそうでもない。(腕のせいではない、としておきましょう)

 

 


   


二本松市内の大隣寺わきにある大銀杏。黄葉が見事でした。

 

 

 


   

大隣寺へ登る階段にも銀杏の落ち葉が・・・。

 

 



   

この大隣寺は、二本松藩主だった丹羽家の菩提寺で、丹羽歴代藩主の墓があります。
また、戊辰の役で霞城(二本松城)を死守した二本松少年隊の戦死者14人も眠っています。(上の写真)

 

 



    

浪江町から避難して二本松で開業した「杉之家」で、〈なみえ焼きそば〉の昼食をとったあと、霞城の城跡へ。
上の写真は、霞城天守閣の石垣の上から見た二本松市内。里の紅葉(もみじ)がちょうど見頃でした。

 

 

    

ここは阿武隈川近くの観世寺(かんぜじ)

その昔、この辺り安達ケ原で、旅人を岩屋に泊め、殺して食べる鬼婆(おにばば)がいたという鬼婆伝説のあるお寺です。

 

 


   

境内に入ると、とてつもなく大きな石が複数あるのにびっくり。鬼婆が棲んだという岩屋です。
この石、だれがどう運んできたのでしょう。

その手前が鬼婆が出刃包丁についた血を洗ったという「出刃洗いの池」。





   

このお寺の100メートルほど離れた阿武隈川の川岸には、鬼婆の墓といわれる「黒塚」もありました。

これだけ状況がそろっているということは、鬼婆はきっと実在したのでしょう、うん。

 

 

      

旅の土産は檜物屋酒造店の千功成純米酒と、大七酒造の純米生酛。いずれも四合瓶。
飲むのが楽しみです。


今回もたいへん充実した旅となりました。個人的には用事が重なり、遠出はむずかしい状況にあったのですが、思い切って参加してよかった。

写真協力:Y.T.氏

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コブ高菜の収穫

2018-11-08 | 季節の移ろい

わが家の菜園から、今年もコブ高菜(コブタカナ)を収穫してきました。

漬物にしても、煮ても炒めても美味しい野菜です。

 

 


    

なぜコブ高菜というかというと、葉の根元の内側に小さなコブ(突起)ができるからなのです。
おもしろい野菜ですね。

 

 


    

かわいいコブがあちこちに。

 

 


      

さっそく塩でもんで、一日おいていただきました。
炊き立てのご飯といっしょに食べると、とても美味しい。

*一年ほど前にアップしたコブ高菜の記事です。
https://blog.goo.ne.jp/kyusan2/e/3a9012b958a277884645a026b9ec8b8f

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韓国映画「1987、ある闘いの真実」

2018-11-02 | 時には芸術気分

韓国映画「1987、ある闘いの真実」(原題:1987 When the Day Comes)を観てきました。

全斗煥大統領による軍事政権下にあった韓国で、1987年に起きた民主化闘争を、実話をもとに描いた映画です。

韓国で昨年(2017年)末に公開され、1か月余りで観客動員数700万人を超えた映画とのこと。

・・・1987年1月、民主化を求める学生運動に取り組み、警察の取り調べを受けていたソウル大生が、取り調べ中に亡くなった。
そして、これが過酷な取り調べによる拷問死であったことが、警察の懸命な隠蔽工作にもかかわらず明るみに出てしまう。
これをきっかけに、数か月後には全国民を巻き込んだ「民主化闘争」へと発展していった・・・

過酷な拷問シーンなどもあり、見ていてつらい映画でしたが、今、韓国社会にはこれを作る制作者の力があり、それを受け入れる圧倒的多数の国民がいる。韓国という国は、日本より国民の政治に対する意識が高いのではと、昨今の日本の政治状況を見ていて、思ってしまいます。

 

 


   

映画は新宿のシネマート新宿で、お昼の12時半からでした。その前に、池袋駅北口の「天丼ふじ」で昼食。
天丼800円、おしんこ100円。てんぷらは注文を受けてから揚げるので、熱々。エビのてんぷらもプリプリしていて、とても美味しかった。

天丼をゆっくり味わっていたせいで、シネマート新宿には開始ぎりぎりの5分前に到着。
この日は平日なのに意外に混んでいて、最前列の数席しか空いていませんでした。
これを見ると、日本人の ‘政治意識’ も、決して低くはないのかもしれません。

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季節の味わい方

2018-10-29 | 随感・偶感・歳時感

つい先日まで記録的な「猛暑日続き」だったのに、もう10月末。すっかり涼しくなった。

この時季、朝早く庭に出ると、ひんやりしっとり秋冷の気がたちこめ、草木の匂いがする。
植物と一夜の冷気が、いささかなりとも前日の空気を浄化してくれるのだろうか。

 Smell it!  (匂いを嗅ぎなさい

季節は肌で感じるだけでなく、能動的に鼻でも嗅いで味わいたいもの。
深呼吸をすれば、身も心も浄化されることまちがいなしである。


写真はフリージア。
春に咲き、ひんやりしたこの季節にも咲く健気なバラだ。


*「Smell it!」は昔聴いたNHKラジオ英会話講座の講師が ‘旅のコツ’ として話していたものです。

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御岳山に登ってきました

2018-10-22 | 散歩、時々旅

天候に恵まれた日曜日、東京都青梅市にある御岳山(みたけさん)(標高929m)に家族で登ってきました。
まさに秋たけなわ。でも、紅葉の盛りはもう少し先のようです。

 

 

 

   

登った、といってもJR青梅線御嶽(みたけ)駅からバス(10分)とケーブルカー(6分)があり、ケーブルカーの終点、御岳山駅から山頂までは整備された階段も随所にあるので、ちょっとハードなハイキング感覚で登れる山といっていいかもしれません。

現に周りを見ても家族連れが多く、小さな子供もたくさん登っていました。
外国人も多く、犬を連れた人たちまで見かけました。

写真は始発、滝本駅から御岳山駅までのケーブルカー。

とはいえ、この御岳山駅でケーブルカーを降り、ここからから山頂までの30~40分の登り道は、ところどころ結構急坂で、正直なところ一般的には若いとはいえないわたしにはかなりしんどかった。(心は若いが)

 

 

 

   

山頂にある武蔵御嶽(みたけ)神社。
御岳山は古くから山岳信仰の山なのです。途中10軒を超える民宿・宿坊があり、登り道のわきには関東各地からの講(江戸時代か)の石碑がたくさん建っていました。

 

 

 

    

神社から見た眺め。青梅市の方向でしょうか。
狛犬が、なぜかとてもたくましい。

 

 

 


    

途中で見た樹齢推定1000年の神代ケヤキ。
平安時代からの木とのこと。国の天然記念物です。

 

 

 

   

帰りはJR青梅線で鳩ノ巣駅までもどり、「鳩ノ巣釜めし」できのこ釜飯。
時間は2時を過ぎており、腹も減っていて美味しかった。

気候も爽やか。楽しい旅でした。

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田端、雨夕景

2018-10-13 | 散歩、時々旅

先週、JR田端駅から歩いて3分の居酒屋、初恋屋に行ってきました。
毎年一緒に会津旅行をしている友人たちと会うためです。

あいにくの雨でした。






    

駅北口を出て跨線橋を渡るところで、おじさんたちが果物を売っていました。
「雨の日特価」の貼紙があります。
こんな雨の日は早く売って、そりゃあ早く帰りたいですよね。

 

 

 

   

跨線橋を渡り切ったところの貸看板に、「広告募集」の文字がありました。
いつも缶コーヒーなどの広告が出ていたのに、何年もこの道を通っていて初めてのことです。
景気は今、はたして改善しているのでしょうか。

個人的には、物価は上がるし医療費負担は増えるし、暮らしやすくなっている実感はない。
日本経済は大丈夫かっ、とわたしは言いたい。

 

 

 

  

初恋屋の刺身盛り合わせ。
どれもこの上なく新鮮で、美味しい。

ほかにアラ大根、ポテトサラダ、ヒレカツもどき(マグロ血合のカツレツ)、ネギマ鍋・・・。ここは安くて旨い店です。

 

 

 

     

初恋屋の酒は「奥の松」。
蔵元は会津の近くの二本松市にあります。今年は会津に行った折にそこにも寄ろうか、という話になりました。

写真は2合徳利です。(お猪口代わりのグラスが大きいので、小さく見える)
よく飲みますねぇ。

 

 


   

初恋屋を出ると、雨は上がっていました。

*写真協力:Y.T.氏。

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胸弾み、足弾む

2018-10-08 | My Favorite Things

池袋まで「西武ライオンズ電車」に乗りました。西武池袋線です。

 

 

 

   

埼玉西武ライオンズは今年、リーグ優勝を果たしました。
10年ぶり22度目なのだそうです。

森監督の頃は、しょっちゅう優勝していたような記憶もあるのですが・・・。(古いなァ)

 

 

 

   

池袋に着くと、折り返し急行飯能行きになりました。

 

 

 

   

池袋では、カレンダーとウォーキングシューズを買いました。

上の大きなカレンダーの左はダイニング用、右は書斎用。
下は左が手帳、右が相田みつをの日めくり「おかげさん」です。(日めくりはトイレ用)

わたしは日々たいした予定もないのですが、カレンダーが大きいと、家族皆で書いて、互いの予定を把握しやすいのです。

 

 

   

これがウォーキングシューズ。

編み上げたヒモのわきに開閉ファスナーが付いていて、着脱に便利です。
前に持っていたファスナー付き靴が、革がのびて、底がツルツルになってしまったのです。

気に入った靴を見つけることができました。
そのせいか、なにか胸を弾ませてくれるものがあります。

サア、精々出かけて、いっぱい歩いて、ますます 今度こそスマートになるぞ!

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備えは手堅く 身支度 手早く

2018-10-01 | 余白の創作ことわざ・創作警句

ひどい風でした。近所の家のベランダが半分壊れてしまったそうです。
昨晩夜中に強風をもたらした「台風24号」のことです。

わが家は、明け方庭に出てみると、どこかの家のツッカケ片方を、強風が運んできていました。

 

 

   

地面には、咲いたばかりのキンモクセイの花が、大量に落ちていました。

 

 


   

でも、ほとんどの花は、まだしっかり付いていて、辺りによい香りを放っています。

 

 


   

ウンシュウミカンはすべて無事。今年は豊作です。
わが家は今回は、幸いにも、とくに大きな被害はなかったようです。


 備えは手堅く 身支度 手早く   そなえはてがたく みじたく てばやく

これは、わたしが最近作った ‘創作警句’ です。

今年は全国的に地震や台風、火山の噴火、集中豪雨、猛暑日の多さなど、例年にない規模の災害や異常気象の多い年となりました。

自然の脅威は避けがたいものです。結局は、自分の身は可能な限り自分で守るしかない、ということなのでしょうか。
(わが家でも水や食料などの「緊急持ち出し品」をリュックに入れています)

ツッカケなどは飛ばされないよう、台風の前日には玄関にでも入れておきたいものです。

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ときたまの横浜

2018-09-23 | 散歩、時々旅

昨日(22日)、横浜に行ってきました。

上の写真は山下公園から見た氷川丸。

ほんとうは港の見える丘公園にある「大佛次郎記念館」に行きたかったのですが、地下鉄の「元町・中華街駅」で、反対側(遠いほう)の出口に降りてしまって、ここに来てしまいました。

氷川丸をこんなに近くで見たのは初めてです。これはこれでよかったのだ、ということにしましょう。

おかげで大佛次郎記念館までは結構遠く、しかも港の見える丘公園に行くには登り道で、少し蒸し暑い日、すっかり汗になってしまいました。

日頃は運動不足なので、これもこれでよし、ということにしましょう。(要するにどうでもいいんだね)

 

 

   

途中、CAFE Elliott Avenue Yokohama(アルファベットで書くところに横浜らしさがある)で昼食。
‘シアトル風’ と銘打ったサンドイッチと、エスプレッソコーヒー。
店長らしい青年がわたしの座ったテーブルまで来て、目の前でコーヒーを注ぎ、ハート型の花の絵を描いてくれました。
(一人客の、たそがれおじさんには、あまり似つかわしくなかったけど)

 

 

 
   

大佛次郎記念館(写真奥の建物)では、さる会合がありました。
建物も会議室も洒落ていて、会議室から専用の広いベランダに出ることもでき、ゆったりと気持ちよく、VIPになった気分で会に参加することができました。

会合の後は歩いて中華街へ。
横浜はときたま(たまに)しか来ない街ですが、食事も美味しかったし、山下公園もよかったし、汗もかいたし、いい一日となりました。

 

 

   

今日は、お彼岸の中日。家の近くの墓園にお墓参りに行ってきました。

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