興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

吉祥寺夕景

2009-10-29 | 美酒・美味探訪

吉祥寺の 「いせや」 です。
創業80年の歴史を誇る居酒屋。 外観、いい雰囲気でしょう?

昨年木造の店を鉄筋に建てかえました。 木造の頃はもっと外に開いていて、いい感じでしたが、建てかえても木造の頃の雰囲気を残しています。

焼き鳥一本80円、ビール大500円、日本酒一本300円。
実質的で(安くて)、美味しい。 ・・・これが長く酔客の心をとらえてきた秘密です。(と思います) 

 

 



手前から、若鶏、タン、レバー、つくね。 これで320円。


花びらを食べる虫

2009-10-29 | 季節の移ろい

白バラの、花びらの穴が昨日より増えてきました。






犯人はこの虫です。 ルリマルノミハムシ。

体長3ミリほどの小さな虫ですが、花を育てている人にとっては害虫とされているようです。
花瓶に活けたとき、花に付いていたのです。

美しいやわ肌をこんな風にして、けしからんヤツだ!ツだ!


森まき写真展 ZEN Photo

2009-10-23 | 時には芸術気分

神楽坂で写真展をのぞいてきました。 「森まき写真展 ZEN Photo」  です。

無機質な壁面を這う蔓(つる)や葉っぱ、花などをオブジェとした、ユニークな写真の数々が並んでいました。
赤錆の入った鉄の壁や風化の進んだ古木の壁も、カメラマン森まき氏の目で写真という枠に切り取られると、デザインと彩りの豊かな美しい 「作品」 に変身してしまいます。

ZEN Photo とは「禅フォト」のこと。 静寂と静思のなかでこそ初めて見えてくる深い宇宙を、森さんは見ているのでしょう。

 「森まき写真展 ZEN Photo」は、 神楽坂AYUMI GALLERY にて今月28日まで。
  時間は 11:00~19:00
 (東西線神楽坂駅1分。 大江戸線牛込神楽坂駅、JR飯田橋駅からも歩けます)
  http://www.ayumi-g.com/ex09/0940.html










神楽坂通りに面して、おもちゃ屋さんがありました。


秋の雲夕景

2009-10-22 | 季節の移ろい

ひつじ雲でしょうか。 よく分かりませんが・・・。
夕焼けがきれいだったので写してみました。

忙しい中にも、時には空を見上げてボンヤリしましょう。
                                   (20日夕方5時頃、茗荷谷にて)


絢爛豪華な祭礼絵巻

2009-10-19 | 散歩、時々旅

川越祭り に行ってきました。

18日は祭りの最終目、昼から小江戸川越の街は見物客であふれていました。
蔵造りの道筋など川越中心部の道々を、華麗な装飾をほどこした山車が何基も、それぞれねり歩きます。 演台の上でのにぎやかな囃子と表情豊かな舞い・・・。

人込みに身をゆだねながら、同行した友人たちとはぐれそうになりながら、360年の歴史を誇る 「国の重要無形民俗文化財」 を心ゆくまで味わってきました。








このあと街は夜になってさらに人出が増し、山車には提灯も灯り、祭りは最高潮に達するのだそうです。


虫捕り少年の図

2009-10-17 | 散歩、時々旅

虫を捕る姿は、やはり少年が似合います。

でも、50を過ぎても昆虫採集が趣味だという人が、わたしの友人にいます。
夏休みなど、北海道辺りまで蝶を捕りに行くのです。

心は “少年” なのかもしれません。 これもまた素敵ですよね。


上の写真の少年 (というよりまだ幼年といったほうがいいかもしれません) は、何を捕まえようとしているのでしょう。
「昆虫採集」のシーズンはとっくに終わっています。 今だとモンシロチョウかバッタでしょうか。









ホウキグサが紅葉しました。 きれいな紫色です。







このススキに似た植物は、高さが3メートルほどもあります。
“お化けススキ” ではありません。

図鑑で調べると、南米のパンパス原産で、パンパスグラスというのだそうです。


にじりミカン

2009-10-15 | 季節の移ろい

わが家のミカンが実って、たれ下がってきました。
駐車スペースから玄関への道をふさいでしまっています。 身を極端にかがめなければ通れません。

茶室へ入る 「にじり口」 ならぬ ‘にじり道’ ができたのだ、と思うことにしましょう。


リンボーダンスのように上を向いたまま通れるかと思い、やってみましたが、わたしには無理でした。
低すぎます。


BAROQUE IN THE AFTERNOON

2009-10-10 | 散歩、時々旅

街中では、いたるところで金木犀の香りがしました。 金木犀はいっせいに開花するのですね。

旅好きの人にいわせると、旅のコツは Smell it ! 、つまりその土地の匂いを嗅ぎなさい、ということだそうです。
その心は要するに、嗅覚はもちろん五感を使って、その時その時の旅を味わいなさいということのようです。

散策のコツも同じかもしれません。 わたしにとって金木犀は、季節の香りであるだけでなく、この時季にまつわるさまざまな思い出まで運んでくれます。

 

散策の後は、珈琲の香りとバロック音楽で、休息のカフェタイム。 (カフェぶどう屋にて)


台風、のち金木犀

2009-10-09 | 季節の移ろい
わが家の金木犀が咲きました。
香りのよい朝、台風一過の快晴です。

台風18号が南からもってきたアッタカイ空気で、一気に開花したのかもしれません。









駐車スペースの上に巣をはっていたジョロウグモも、昨日の強風で傷んだ ‘家’ を一晩で修復、増強したようです。
 えらい!

ただ、支えになる下部の太糸を、しっかりとボンネットにくっ付けてしまっています。
・・・・・せっかくの巣も発車までの命ですね。 家は安定した地盤の上に建てたいものです。

花水木(ハナミズキ)の紅葉

2009-10-04 | 季節の移ろい

花水木の葉が赤みを帯びてきました。
春だけでなく、秋の花水木もきれいだと思います。


http://blog.goo.ne.jp/kyusan2/e/b56882934157ec4038cddf0c321dd0ed
↑ 春の花水木 (同じ場所です)










モンキチョウはこのところよく見かけます。

‘秋の蝶’ なのかもしれません。










それに対してモンシロチョウは、春先から晩秋まで見ることができます。
“スリーシーズン・バタフライ” なのですね。

写真の花はウインターコスモスのようです。
もう冬が顔を覗かせているのでしょうか。


〆鯖

2009-10-03 | 美酒・美味探訪

昨日は、新宿に出た帰りに中野の 「らんまん」 に寄りました。
前から一度行ってみたいと思っていた居酒屋です。

小松菜の煮浸し(つき出し)に〆鯖。 (写真)
それにおでん少々(大根、しらたき、キャベツ巻き)

どれもとても美味しかったです。
とくに煮浸しのつゆの旨さが印象的でした。






小ぢんまりとした清潔感のあるお店。 気に入りました。









雨の中野サンモール筋。 この周辺に東京でも有数の飲み屋街が広がっています。