興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

手作りボストンバッグ

2011-08-30 | My Favorite Things

革細工が趣味の知人に、小型のボストンバッグを作ってもらいました。

1~2泊の旅行用ですが、革のやわらかさと赤味がかった茶色が気に入り、普段用に使うことにしました。
世界に二つとないバッグです。

 






書類、軽量傘、扇子、ペンケース、メガネ、メディ・ポーチ*註 など雑多なものがすぐ取り出せるよう、ボール紙製仕分け板を作りました。これはわたしの手作り。(写真)

 

ところで、わたしは帰りの電車で眠ってしまい、フト乗り過ごしに気付き、カバンを置いたまま降りてしまった前科があります。
今度のバッグは、ストラップを首にかけ、抱いて席にすわることにしよう。 (それより、乗り過ごすほど飲むなヨ)

*註 http://blog.goo.ne.jp/kyusan2/e/51b663db32bb9bc5dcfe239b6295ec97


町田もその日は雨だった

2011-08-28 | 散歩、時々旅

東京の町田にも、シルクロードがあったのですね。

幕末に横浜が開港すると、ここ町田は、繭や生糸を運ぶ 「絹の道」 の中継地として各地から生糸商人が集まり、市が開かれ、にぎわったとのことです。

 




写真は 「絹乃道」 の碑。 片側は 「此方はちおゝじ」 とあり、反対側には 「此方よこはま」 とありました。
幕末から明治にかけて、内陸部でつくられた生糸が八王子、町田経由で横浜に行き、世界に輸出されていったのですね。


東京の中心部をゲリラ豪雨がおそった一昨日(26日)、郊外の町田でも午後の2時過ぎ雨が降り出し(一番上の写真)、そのあといったん晴れて陽が射したものの(その下の写真)、しばらくしてまた強い雨が降り出しました。

 





その晴れ間をぬい、「絹乃道」 の碑から 「此方はちおゝじ」 方面に歩いて15分、ここ町田市民文学館での 「三田村信行展」を訪れました。
町田市在住の児童文学作家、三田村信行氏の展覧会です。

氏の40年の余にわたる幅広く充実した創作活動の足跡が、数多くの著書とさし絵原画、生原稿、さらには写真や諸資料の展示によって表現されていました。

児童文学に興味をお持ちの方、三田村信行ファンの方、是非いらしてください。 9月25日(日)までです。
http://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08Literature/bungaku/kyabetama.html


嬉し懐かしビアガーデン

2011-08-28 | チラッと世相観察

ビアガーデン に行きました。

ビアガーデンが流行ったのは2~30年も前のことで、最近はあまり人気があるように思えなかったのですが、この日 (25日)、このビアガーデン (千代田区一ツ橋・如水会館) はとても盛況でした。
100ほどある席は予約でいっぱい。  7時を過ぎたころには、人々の笑顔でうまりました。

印象的だったのは、会社帰りと思われる若い人たちのグループが多かったことです。  どっこい、ビアガーデンの未来は明るいのです。

 

 



ビアガーデンの魅力は、なんといっても開放感。
あいにく風が強く、手元の大判メニューも飛ばしかねないくらいでしたが、これも外であればこそのこと。 暑さを飛ばし、逆に心地よい。

若い仲間と (心の若い仲間も含む)、 楽しいひと時を過ごしてきました。


草刈ジョージ

2011-08-22 | 散歩、時々旅

 草刈ジョージ

俳優の名前ではありません。

上の写真の 「キャタピラー付小型草刈り機」 の名前です。

 






土手の斜面もなんのその。
伸びた草むらを、バリバリと刈り進んでいきます。

でも、斜面なので、操作し運転するのがむずかしそう。 ひっくり返って、川に投げ出されなければいいのですが・・・。

 







Bush Cutter George

なかなかカッコいい名前ですが、辞書を見ると‘bush’は 「潅木(低木) の茂み」 とあるので、本当は Grass Cutter George にしたほうが実態に近いかもしれませんね。


柑橘三兄弟

2011-08-20 | 季節の移ろい

わが家の鉢植えレモン。
一つだけ残った実が、小ぶりの卵くらいの大きさになりました。

去年までは、いくつかの実が、豆粒ほどに育っては落ちてしまっていました。
今年は初めて収穫できそうです。

 






こちらは毎年鈴生りに実をつける、ウンシュウミカン。
今年も着実に育っています。

 








ユズも枝葉の奥にたくさん実をたくわえています。

わが家の柑橘三兄弟。 元気です。

 








こちらは、サボテンの上のアオムシ。

‘いばらの道’を越え、やがて蝶になります。


テーブル財布族

2011-08-16 | チラッと世相観察

オフィス街の昼食の店で、食事中に財布をテーブルの上に乗せておく女性(OL) をよく見かけます。
男性に比べズボンやスカートにポケットが少なく、かといってバッグを持つのは煩わしく、財布を直接手に持ってオフィスを出るからでしょう。

男性の場合は、長財布をズボンの浅い尻ポケットに差し込んで昼食時の街路に出る人を見かけることはあっても (ヒョイと抜き取りたい衝動に駆られる)、財布を店のテーブルに置く人は見たことがありません。

と言いたいところですが、実は最近、見てしまったのです。 男性の ‘テーブル財布族’を・・・。

それも、何ヶ月も間を置かない内に二人も、です。 一人は三十前後の若い男性、もう一人は五十代の男性でした。
今やオフィス街は、 「財布を公共の場で人々に見てもらう時代」 に、本格的に突入したようです。

それに対応しようとしたわけではありませんが、先日新しい財布を購入しました。(上の写真)

 








これは、これまで使っていた財布。
このオンボロ財布では、いくらなんでも ‘テーブル財布族’ の仲間入りはできそうもありませんネ。
新しいほうならまだしも・・・。

まあ、いずれにしても、今のところわたしは、財布を食事処のテーブルに、昼食を食べる暫しの時間とはいえ、置いたままにしておく気にはなれません。
なにかの拍子に誰かにスッと持っていかれてもイヤだし・・・。

支払い時以外は、わたしは小銭でふくらんだ財布を尻ポケットに突っ込んでいます(二つ折りなので入る)
つまり、いつも、腹ポッコリ、尻もポッコリ、前後ポッコリで街を歩いているというわけです。


食べごろ

2011-08-13 | 美酒・美味探訪

 ♪ 恋のメロンは メロメロン
   熟れ時 うれしい エルシーメロン

北海道は恵庭産の ‘エルシーメロン’ をいただきました。

メロンは室温で保管し、お尻を触って (メロンのですョ)、指で押して少しやわらかい感じがしてきたら、食べごろなのだそうです。

このところ猛暑が続いて、食べごろが早く来ました。 冷蔵庫で冷やしてイタダキマス。


芹沢銈介美術館 洗練の極み

2011-08-07 | 散歩、時々旅

所用で静岡に行ってきました。

ここは静岡市の用宗 (もちむね) 海岸。
海水浴もできる海岸なのですが、この日(5日)は降ったり止んだりのあいにくの天気で、泳いでる人はいませんでした。







向こうに見えるのは大崩 (おおくずれ) 海岸です。

JR用宗駅の案内板によると、「黒潮洗う断崖と富士の眺望が絶景」とありましたが、残念ながら富士山は見えませんでした。

 








翌日は晴れ。
時間を見て登呂遺跡と染色家・芹沢銈介美術館を見てきました。

芹沢銈介美術館には初めて訪れたのですが、大変心ひかれるものがありました。
「型染」のデザインと色彩はまさに洗練の極み。 着物、帯にのれんや間仕切り、本の装丁まで手がけていたのですね。

大きめののれんなど、わたしの書斎コーナーの目隠しにほしいなと思いました。
今回は慌ただしい旅でしたが、機会があればまた訪ねたいと思います。