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興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

はてなブログに引越しました

2025-06-17 | このサイトについて

本ブログは、なんとか無事に「はてなブログ」に引越しできました。
勝手が違い、まだ面食らっておりますが、そのうち慣れてくるものと思います。

マイナーなブログながらこの「興趣つきぬ日々」、思いのほかたくさんの方々においでいただきました。この機会にあつく御礼を申し上げます。

新アドレスは、興趣つきぬ日々 2 となります。今後も覗いていただければまことに幸いです。

「gooブログ」さんには、19年間お世話になりました。使いやすく、居心地のよいブログでした。

ほんとうにありがとうございました。


懐かしさと日常離脱・・新潟への旅

2025-06-06 | 散歩、時々旅

今月2日、3日と、一泊で新潟に行ってきた。同期会出席のためである。

いま関東圏に住んでいるわたしの故郷は新潟県。新潟市にも幼少時と若い頃、何年か住んだことがある。
懐かしい新潟を、せっかくの機会なので、あちこち見てこようと思った。

まず訪れたのは、高層ビル「NEXT21」の展望ラウンジ(19F)
上の写真は信濃川河口方面の景観。右手のノッポビルは「朱鷺(とき)メッセ」。展示場、会議室、ホテルなどの入った複合施設。

さらに奥に、工場群の煙突も見える。

反対側には日本海が見えるが、この日は雲が多く、佐渡が見えなかったのは、ちょっと残念。

 

 

 

   

NEXT21は、新潟市の中心部、西堀通りにある新潟市のランドマークタワー。中央区役所のほか、さまざまな商業施設が入っている。

 

 

 

   
   

ここは西堀通りに面した有名なラーメン屋さん「三吉屋(さんきちや)西堀本店」。ここでお昼。

「中華そば」は800円。縮れ麺の細麺。あっさりした醤油味。評判通りの美味しさだった。


このあと新潟からJR白新線の豊栄まで行き、バスに乗り換えて月岡温泉「白玉の湯 泉慶」へ。12人の懐かしい面々と再会した。

会食後も ‘部屋飲み’ で遅くまで語り合った。

 

 

 

   

翌朝、新潟駅までもどってくると、駅のコンコースで地元紙「新潟日報」が号外を配っていた。

長嶋茂雄死去のニュースである。

地方都市でも号外を出すとは、スーパースター長嶋の存在の大きさを物語るものであろう。                                                                    

 

 


   
   

このあと駅のバスターミナルから「新潟市観光巡回バス」に乗って市内見物へ。
旅行二日目は小雨だったが、これもまた旅の味である。

上の写真は豪商・旧齋藤家別邸の二階から見た庭園と大広間。

かつて北前船の寄港地として栄えた湊町(みなとまち)新潟。当時の繁栄の姿を今に伝えるものの一つといっていいだろう。

 

 

   

江戸時代から続く高級料亭「行形亭(いきなりや)」が、旧齋藤家別邸のすぐそばにあった。
これも湊町新潟の繁栄の姿を今に伝えている。

入り口前に案内板があり、見ると、昼はカフェをやっているようであった。
夜ここに来て、芸者を上げて飲むなどは、わたしにはとうていできない相談だが、カフェなら入れるかもしれない。

案内板をよく見てくればよかったな。

 

 

 

   

行形亭の角を左に曲がると、ここは「地獄極楽小路」と呼ばれる通り。

左は行形亭の黒塀、右にはかつて刑務所があり、厚くて高いレンガ塀があった。極楽、地獄はここから来たようだ。

(刑務所跡は今は年金事務所と公園になっている。公園の入口にかつての刑務所の門の一部が残っていた)

 

 

 

   

近くにあった新潟大神宮。 ‘新潟のお伊勢さま’ とも呼ばれている。ついでにお参りをしてきた。

小ぶりの落ち着いた雰囲気の神社であった。



                                                                                                

 

   

このあと再び新潟市観光巡回バスに乗って、新潟駅まで帰ってきた。

予約していた新幹線まで時間があったので、駅前の「須坂屋そば」でゆっくり遅めの昼食。


‘Variety is the spice of life.’(変化は人生のスパイスだ)

という英語のことわざがある。
旅は日常からの離脱をもたらし、日々の生活に変化と刺激を与えてくれる。

今回の新潟旅も心に刺激を与えてくれ、わたしをリフレッシュさせてくれた得難い旅となった。