興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

腹肉と ‘芋肉’ と

2024-05-27 | 美酒・美味探訪

わが家の菜園では、ジャガイモの収穫が始まった。

ニンニク、キャベツなどとともに、主要野菜がこれからどんどん穫れてくる。

今年はどの野菜も概して豊作である。

ボカシという自家製の有機肥料を、今年から畑に入れているので、そのせいかもしれない。

上の写真のジャガイモは、アンデスレッドという品種。皮が赤いのが特徴で、ほくほくして甘みがある。

 

 

 


   

昨夕、さっそくポテトサラダに。ポテサラはわたしの大好物。

中に入っているニンジンもグリンピースも、わが家の菜園で穫れたもの。
ハムも自家製。

旨いのなんのって、ほかにもおかずがあったのに、しこたま食べてしまった。

 

 

 

    

今朝、体重を量ると、1日で1.1キロの増。
日頃ダイエットを心がけ、食べ過ぎないように気をつけているのに、台無しである。

きょうの夕飯は肉じゃがとのこと。芋食には抗しがたい誘惑がある。
たまにならいいが、毎日続くと確実に腹肉に ‘芋肉’ が加わる。

 

 

 

   

菜園では、小玉スイカが着実に大きくなっている。今、直径 6~7センチ。


雨の朝

2024-05-20 | 季節の移ろい

きょうも雨の朝となった。
このところ雨の日が多い。これを走り梅雨というのだろうか。

きょうは二十四節気の一つ、「小満(しょうまん)」だそうだ。

角川の「俳句歳時記 第四版」によると、小満とは「万物しだいに長じて満つるの意」とある。

なるほど、わが家の菜園の野菜たちも今、しだいに「長じ」つつあり、「満つる」日も間近である。(もう満ちているのもある)

雨はうっとうしいが、水は野菜たちの成長にはなくてはならないものなのだ。

上の写真はわが家のアジサイ(アナベル)
咲き切ると花の色は白くなりキレイだが、薄緑色の小さい花も葉もなかなかいい。しっとり雨に濡れているところがアジサイらしい。

 

 

 

     

サボテンの花も今朝咲いた。こちらも薄いピンク色がとてもキレイである。

せっかく咲いたのに、雨の日は蜂も蝶もこないかもしれない。
サボテンの花は一日でしぼんでしまうのに・・。


演技派の名優、グリンピース

2024-05-19 | 美酒・美味探訪

グリンピースの炊き込みご飯。

過去の記事を見ると、毎年5月に、グリンピースご飯をブログに上げている。飽きもせずに。

なぜ飽きもせずに上げているかというと、わたしがグリンピースご飯が大好きで、毎年作ってもらっているからだ。

5月収穫の穫(と)れたてグリンピースは、とくに豆の味が濃い。(家の近くに菜園を借りて作っている)

わが家ではグリンピースご飯の「ご飯」は、出汁昆布を入れて炊き、仕上げにグリンピースとともに、わずかな塩とバターを加えている。

バター風味をまとった濃厚グリンピースの炊き込みご飯。わが家の初夏の味である。

 

 

 

   

こちらは別な日に作ったオムライス。ここでもグリンピースが活躍している。

でも、ここではグリンピースは主役ではない。主役は卵とケチャップのダブル主演。
グリンピースは引立て役にまわっている。

グリンピースは、主役から脇役までこなす演技派の名優だったのだ。


2024初夏、菜園は緑っぽくなってきた

2024-05-09 | 菜園の四季

5月8日、わが家の菜園の景観。

さまざまな野菜が大きくなって、葉も茂り、菜園全体が緑っぽくなってきた。
菜園らしくなったと言ってもいいかもしれない。

今育っている野菜は以下の通り。

ニンニク、タマネギ、ジャガイモ、グリンピース、キャベツ、ブロッコリー。
ナス、トマト、キュウリ、ピーマン、ニンジン。

そのほか、タケノコイモ、落花生、ミニごぼう、ショウガ、小玉(こだま)スイカ、イチゴなど。

小玉スイカは今年が初めての栽培。収穫が楽しみである。
「お~い」と呼べば、「お~い」と応えてくれるかもしれない。(まさか)

キャベツ、ブロッコリー、レタス、グリンピースなどは、もう収獲し始めている。

 

 

 

   

今年も ‘行灯’ が登場。
小さい苗を、寒さと強風から保護するための覆いだ。

暖かくなって、もうそろそろ外せる時季になった。

 

 

 

   

ちょっと覗いて見る。これはトマトの苗。

 

 

 

   

これはナスの苗。

そのほかの行灯には、ピーマンやトウガラシの苗などが入っている。

 

 

 

   

これはグリンピース。

大きくなってきたが、3月が寒かったせいか、例年より生育が悪い。

 

 

 

   

これはキャベツ。順調に育っている。

わが家では、キャベツは朝の野菜サラダのため、年中欠かせない。

 

 

 

   

これはジャガイモ。

葉がこんもり茂って、花が咲いている。

 

 


   

右の畝がニンニク、左がタマネギ。
どちらも元気。もうすぐ収穫を始められる。

 

 

 

   

これはイチゴ。

イチゴは去年は失敗。今年もあまり大きくなっていない。
でも、もう食べ始めているが、甘くてとても美味しい。

菜園にこれから植える大物はサツマイモ。そろそろである。苗(蔓)で植えるようだ。

 

ところで、いつも書いている通り、菜園はわたしがやっているのではない。
家内が、近所の農家さんの畑の一部をお借りして、やっている。(わたしはたまに手伝うのみ)

このブログ記事で「何かほかに書いてほしいことがないか」と家内に聞くと、以下のようなことを宣うていたので、最後に記しておきたい。

今年から米ぬかを使った「ぼかし肥料」(有機肥料)を施しているので、味や生育の違いを確かめたい。

物価上昇の波は、家庭菜園にもじわじわと押し寄せてきている。肥料、苗からマルチや防虫ネットにいたるまで、驚くほど値上がりしている。
比較的コストの安い鶏糞や米ぬかをとり入れながら、手間はかかっても、できるかぎり有機栽培を心がけていきたい。


終活断捨離宣言

2024-05-07 | My Favorite Things

書斎の机を入れ替えた。「座いす&座卓」を「洋式椅子&机」に。(写真)

机を洋式にするのは十数年来の夢であったが、わたしの日延ばし癖のせいで、ずっと座卓のままだった。

ところが昨今、歳のせいか、座いすから立ち上がるのがしんどくなってきたので、今回思い切って替えることにしたのだ。

新しい椅子に座ってみると、圧倒的に楽である。とくに立つときにスッと立てる。

また腰の部分に後ろからやわらかく「圧」がかかる構造になっているので、常時軽くマッサージを受けているようで気持ちがいい。

たぶん長時間座っても、疲れが少ないだろう。

ただ今回、机、椅子、本棚の大幅入れ替えで、しまい込んでいた書類がドッと、大量に出てきてしまった。
貴重なもの、個人情報の入ったものもあるので、一つ一つ見て捨てていかねばならない。

まあ、タイミングの良い “終活断捨離” の機会なので、「少しずつでも片付けていきたい」と思う。

と、このことを日頃メールで行き来している ‘メル友’ たちに報告すると、
「断捨離は手を止めたらダメ。とにかく勢いで突き進むしかないよ!」
という厳しい親切な返信をくれた友人もいた。

断捨離失敗経験者かもしれない。