20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

『フラダン』(古内一絵作・小峰書店)

2017年01月18日 | Weblog

           

 今夜は、隔月に行われている、読書会「Be-子どもと本」です。

 今月のテキストは、『フラダン』。

  舞台は福島県立の工業高校。

 男子が多いこの学校で、女子が中心になっているフラダンスの愛好会。

  フラダンスの話?

 と、ただそこだけをみないでください。

 フランダンスに取り組む、女子と男子の話ではあっても、この作品の凄さは、とにかく一人一人の人間が、本の中から飛び出してくるような勢いで、迫ってくるのですから。

 

 いや〜、すごい!

 この作家の人間を捉える視点の確かさと、ユーモア。

 生身の高校生たちの姿が立ち上がってきて、彼らの会話にも、思わず吹き出してしまいます。

 それぞれの暮らし、生きている環境。そこがしっかりと描かれ、そこから生まれる問題を、無理のない展開でストーリーに繋げています。

 「キャラクターを描く」と、一言で言いますが、キャラクターを描くとは、こうした他者からの確かな眼差しがあってこそ、リアリティを生み出すのだということを、この作品は教えてくれています。

 

 そして、舞台を福島にしたことの意味が、作品を読んでいくとわかってきます。

 3・11後の帰宅困難区域から避難してきた人たちの仮設住宅への、フラダンスでの慰問。

 その辺りからこの本は、原発がそこに住む人たちや、原発に携わる仕事をしていた人たち、そして福島に住む人たちに、どれほど大きな傷を与えたかを描いています。

 

 それにしても、この作者、人間をよく観察しています。

 読みながら、笑って笑って、そして泣きました。

 

 今夜は、どんな意見が飛び交うでしょう。

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量り売りのお茶屋さん

2017年01月17日 | Weblog

          

 日本橋室町は、昔ながらの江戸情緒を残しています。

 量り売りのお茶屋さんまであります。

 お煎茶もたくさんの種類があるし、ほうじ茶、お抹茶、さまざまなお茶が、私が子どもの頃、お茶屋さんで売っていたお茶箱に入って売られています。

 

 子どもだった頃、祖母はいつも、秩父神社の隣にあった、高山お茶屋さんに行って、お茶を買っていました。

 足腰が痛くて、いけない時は、そこのおじさんに配達してもらっていました。

 毎日、無意識にお茶を飲んでいましたが(そういえば、昔の子どもは、お茶をよく飲んでいました)おいしかったような記憶があります。

 スーパーなどがなかった時代、それぞれのお店が、それぞれの品物に、暖簾に誇りを持って、売っていた時代です。

 

 その時代のお茶箱が、今でもあることに、なつかしさと郷愁を覚えました。

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GIOTTO

2017年01月16日 | Weblog

            

 銀座三越に入っている「GIOTTO」はいつも大人気です。

 写真はタイムセールの3個入りシュークリーム。

 

 近頃は、以前ほどちょくちょくは、甘いものを買わなくなりました。

 そのせいか、血液検査で、ひとつだけHだった、LDLコレステロールもほぼ正常値でした。

(先生に、コレステロールを下げる薬を飲め飲め言われ、お断りし続けてよかったです)

 でも元来、和であれ、洋であれ、スイーツ好き。

 たまに、わっと、食べたくなります。

 このシュークリーム、バニラビーンズが効いていて、カスタードのお味がサイコー。

 でもボリュームがあるので、2個で十分。

 3個目は、やや後ろめたい(あ、これでまたコレステロールが上がったら、どうしよう?)気持ちで食べました。

 なにごとも、ほどほどが肝心。

 欲張ってはいけない・・・。ですね(笑)。

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水鳥たち

2017年01月15日 | Weblog

            

            

 冬の水辺は、寒そうです。

 昨日は、久しぶりに、ユリカモメが群れをなして、公園の水辺を占拠していました。

 常連さんのカモたちは、遠慮しがちに隅の方で泳いでいます。

 ユリカモメ、真っ白な体に赤い足と、赤い嘴。

 見ているのには、優雅で愛らしくさえあります。

 ところが、意外と獰猛。

 カモたちから、餌を奪い取ったりします。

 ところが、カラスの鳴き声がしたとたん。

 身の危険を察知したのか、ユリカモメたちが一斉に飛び立ちました。

 カモは、広くなった池を、どこ吹く風とばかりに、ゆうゆうと泳いでいます。

             

 一方、すぐそばにいたアオサギ。

 彼は、そんな騒ぎなど、微動だにしません。唯我独尊。

 まるで老木のような細い足をふるわせ、水の岩の上に佇んでいます。

 

 冬の水辺は、寒そうですが、物語もたくさんありそうです。

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亀戸天満宮

2017年01月14日 | Weblog

         

 ちょっと遅れた初詣に、亀戸天満宮に出かけてきました。

 こちらは学問の神さまです。

 外すことはできません(笑)。

 確定申告の季節になると、税務署に申告書を提出がてら、亀戸天満宮に梅見に行くのが慣わしとなっています。

 その前に、まずは初詣。

        

        

 謹賀新年から、寒中お見舞いの季節になっても、まだ境内は参拝客が絶えません。

 名物の、赤い太鼓橋。

        

 蝋梅も咲いていました。

        

 山茶花も。

        

 梅の木は、少しだけ蕾が膨らんでいました。

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夜明け

2017年01月13日 | Weblog

          

 夜明けの荒川です。

 夜の10時過ぎにはベッドに入るので、朝は6時過ぎに目が覚めます。

 目覚し時計のように、体内時計は毎日、正確です。

 

 夫が会社に行かない日は、「もうちょっと寝てようかな」と、それから一時間くらい寝てしまうこともありますが・・。

 冬の6時半は、まだ外が真っ暗です。

 写真は、その時間の、夜明けの空。

 寒くて震えながら、羽織ものを羽織り、あったかい靴下をはき、お仏壇の電気をつけると、ちょうど東の方向に見えるのが、この写真の、夜明けの風景です。

 荒川は、秩父の山奥から長い、長い旅をして、ここまでやってきます。

 終点の東京湾は、もうすぐそこです。

 

 お仏壇のお水を変え、ロウソクに火をつけ、お線香をあげ、おりんをチンとします。

 それから、荒川の方向に向い、「おはよう」と・・・。

 朝の私の、毎日の儀式です。

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戦時下の言論統制と子どもの本

2017年01月12日 | Weblog
 「フォーラム ・ 子どもたちの未来のために」で、第4回学習会を行います。
 今回のテーマは、「戦時下の言論統制と子どもの本」です。
 講師は、野上 暁さんです。
 
 とても興味深いお話が、映像を交えながら伺えます。
 ぜひ、たくさんの皆さまのご参加をお待ちしております。

 日時・2017. 2. 3. Fridayopen 17:30 start 18:00

 場所・童心社 紙芝居ホール / 文京区千石 4-6-6 Tel: 03-5976-4181

 参加費・1000円。20:00終了。

 特定秘密保護法の施行に始まり、 武器輸出解禁、 解釈改憲による集団的自衛権の容認と それにともなう安保関連法の強行採決などから、 戦争をしない国から戦争ができる国へと舵を 切り、 戦前回帰が危惧されているこの頃です。 2020 年の東京オリンピックに向けてテロ対策 を口実にしたテロ防止法や、 災害時の対応を名目に緊急事態法の制定を目指すなど、 国家 的利益の優先にともない言論表現の自由も危うくなりかねません。 国を挙げて戦争に向かってまい進した昭和 10 年代を振り返り、 戦時下の言論統制とそれに ともない子どもの本がどのように変わっていったかを、 具体的な作品や雑誌の記事などを映像で 紹介しながら解説します。

 主催  「フォーラム ・ 子どもたちの未来のために」 実行委員会

(絵本学会、 絵本作家 ・ 画家の会、 童話著作者の会、 日本国際児童図書評議会、 日本児童図書出版協会 、日本児童文学者協会、 日本ペンクラブ 「子どもの本」 委員会)

 http://www.f-kodomotachinomirai.com/

 申込みは上記各団体、 もしくは以下問い合わせ先へ
 日本児童図書出版協会/Mail:kodomo@kodomo.gr.jp Tel:03-3267-3791 Fax:03-3267-5389

 野上 暁(のがみあきら)プロフィール

1943 年生まれ。 評論家。 日本ペンクラブ常務理事。 JBBY 理事。 白百合女子大学児童文化学科、 東京成徳大学子ども学部非常勤 講師などを歴任。東京純心大学こども文化学科客員教授。主著に『お もちゃと遊び』(現代書館)『日本児童文学の現代へ』(パロル舎)『子 ども学 その源流へ』(大月書店)『越境する児童文学』(長崎出版) 『子ども文化の現代史』(大月書店)『絵本 子どもたちの日本史4 戦争と子どものくらし』(絵 ・ 石井勉 大月書店)。 編 ・ 共著 『子ど もの本ハンドブック』(三省堂)『いま子どもに読ませたい本』(七つ森 書館)『明日の平和をさがす本』(岩崎書店)。 創作に、 うえのあき お名による 『ぼくらのジャングルクルーズ』(理論社)、 絵本に 『あいう えおばけのおまつりだ』(絵 ・ 美濃瓢吾 長崎出版)など。 

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本屋さん

2017年01月11日 | Weblog

            

 日本橋室町にある、この本屋さんは、並べてある本が、とても趣味がいいです。

 こじんまりとした店内なので、余計、書店としての姿勢が打ち出せるのかもしれません。

 

 このスタンドの周りあたりには、新刊が並べてありますが、必ずしもすべてを揃えているわけではありません。

 それは大きな本屋さんにお任せ、とでもいうように、古い・・でもすごくいい本が並べてあります。

 書棚の間を漂いながら歩くのが、心地いいくらいに。

 

 先日、欲しい本があったのですが見つからなかったので、書店員さんに尋ねて見ました。

 即座に彼はパソコンに向かうと、

「うちには、置いていませんが、○○の本屋さんにはあります。アマゾンにも在庫がありました」

 と、書店のネットで検索してくださり、そのデータをプリントアウトして、私にくださいました。

 痒いところに手が届くような、接客の丁寧さに、感動しました。

 こういう細やかなおつきあいが、昔は地元の本屋さんとあったのに・・・と、ふと思い出しました。

 ずっとお世話になった地元の本屋さんは、いつの間にか、いくつもクローズしてしまいました。

 

 今日は夕方から、日本ペンクラブの子どもの本委員会です。

 終わったら、新年会。

 今年第一弾の、会議です。

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イタリア食材

2017年01月10日 | Weblog

          

 イータリーで、イタリア食材をあれこれ買ってきました。

 写真、上はアカシア蜂蜜を発酵させたものだそうです。

 発酵した蜂蜜というのを、始めてみました。

 新発売だそうです。

         

 オリーブオイルも、いろんな種類が並んでいます。

        

 バルサミコ酢。

         

 量り売りの、チョコレート。

 一粒が、ゴディバ並みのお値段です。

 でもイタリアのチョコレートが、こんなにおいしいということを、初めて知りました。 

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マイナンバー

2017年01月09日 | Weblog

          

 水仙が咲いています。

 香りの強い花です。

 

 10月、11月あたりからたびたび、出版社などから、マイナンバー提出のお願いが届いています。

 私は抵抗があって、マイナンバーカードの申請をしていません。

 ですからそのたびに、すでに届いている、マイナンバーと、パスポートをコピーして送っています。

  

 でも作家の友人の中には、マイナンバーそのものを、受け取り拒否をしている人もいます。

 そういう人は、提出拒否ということになります。

 この場合、どうしたらいいのかしらと、いつも心配になりながら、そのつど私は、コピーして貼り付けて送っていました。

 

 ところが、つい2〜3日前に届いた、ある出版社からの書類の中に、こんな用紙が入っていました。

 こういう文言を見たのは、初めてでした。

「私は、税の手続きをするための、次の書類の提出を全て拒否します」

 ああ、拒否できるのだ。

 拒否する権利もあるんだ。

 友人のお顔が浮かんで、少しだけ安堵しました。

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凍てつく寒さ

2017年01月08日 | Weblog

       

 お正月明けから、凍てつくような寒さが続いています。

 写真は、金曜日の夕暮れの、我が家からの夜景です。

 

 空気が乾燥しているこの季節。

 冷たい空の夕焼けは、鮮やかすぎるほど、うつくしく、夜景もひときわくっきりと輝いています。

 

 寒さはまだ、始まったばかりです。

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七草がゆ

2017年01月07日 | Weblog

         

 七草がゆの朝でした。

 お正月で食べ過ぎた胃を、おかゆでやさしくいたわる・・・。

 それが、この七草がゆの本来の目的のようですが、近頃はお正月料理も、食べ過ぎるほどは食べません。

 ほどほどに食べて、ほどほどに楽しんでいます。

 子どもたち一家が帰って、3日、4日と、お夕食には一品作るくらいで、あとはおせち料理を食べていました。

 お重に全部入れていると、そろそろ痛みかける頃ですが、今年は、すべてをタッパーに入れて冷蔵庫にしまい、その都度出していたので、4日目でも大丈夫でした。

 いくらの醤油漬けや、エビのうま煮は、ちょっともったいないと思いつつ、痛むのが早いのではと、捨てましたが・・。、

 

 火をいれなおした、根菜のたっぷり入った「炒り鶏」は、とてもおいしかったです。

 大根を丸々一本使って作った、ゆずを入れた、紅白なますもおいしかったです。

『正月の簡単つくりおき』という料理本からヒントをいただき、今年のお正月料理は、あれこれ作ってみました。

 毎年、お気にりの「おせち読本」を参考に数十年、未だに本頼みで、おせち料理を作っています(笑)。 

 

 さて、七草がゆ。

 おいしいです。

 こんなおいしいおかゆを、せっかくスーパーに「七草」が売り出されているこの季節に、食べない法はありません。

 お昆布でお出汁をとっておいて、お米が煮えてきたら、お塩を少々ふり、そこに四つに切ったお餅を入れます。

 仕上げにさっと茹でた七草を入れます。

 深いお味と、お餅のトロトロ感が、なんともおいしい、おかゆでした。 

 でも、片手に一握りのお米からのお粥です。

 お昼を待たずに、お腹が空いてしまいそうです。

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歯科検診

2017年01月06日 | Weblog

         

 お正月早々、3ヶ月に一度の歯科検診です。

 こうしてマメに検診していただくと、歯石もたまりませんし、歯周病にもなりません。

 

 面倒だと思うこともありますが、習慣化してしまえば、なんということもありません。

 腕のいい、歯科医師の先生の指令どうり、きちんと検診に伺っています。

 

 FBのお友だちに勧められ、電動歯ブラシにして、歯磨きも以前より楽できれいに磨けているような気がします。

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冬木立

2017年01月05日 | Weblog

            

 冬枯れの木立に、穏やかな陽が降り注いでいます。

 冷たい木枯らしが吹くと、冬木立も寒そうです。

 これから幾度もの冷たい風や雨や雪に耐え、桜は芽吹きをし、蕾を膨らませて行きます。

 

 冬のお買い物は、午後の日差しを浴びながら、木々と一緒に首をすくめながら歩くのがいいです。

 穏やかな冬の日差しは、そんな私たちに、やわらかな温もりを、ほんのすこしプレゼントしてくれます。

 

 今日は小寒。

 いよいよ寒の入りです。

 本格的な寒さがやってきます。

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初詣

2017年01月04日 | Weblog

            

 昨日は、富岡八幡宮と、深川不動尊に初詣に行きました。

 朝、早くに行ったので、いつもの人ごみと比べれば、すいすい流れた感じです。

 

 富岡八幡宮には、深川七福神のおやしろがいくつもあります。

 うちは毎年、この神社で八方招福守というのを求めてきます。

 それを和室の天井の下に貼っています。

 

 もう一つ、深川不動尊で災難除けのお札を求め、別の部屋に貼ってあります。

  それと、お正月を過ぎると、天台宗の比叡山延暦寺からお札を送っていただきます。

 これはお仏壇においています。

 

 四季折々の儀式のようなものが、人間の暮らしには、いくつかあります。

 この初詣も、初春の、そのひとつかもしれません。

 それで気持ちが落ち着くのなら・・・と。

 初春は、気持ちがいいくらい暖かで、穏やかな日和でした。

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