興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

レモンカードとレモンマーマレード

2020-01-23 | 美酒・美味探訪

上の写真はわが家の庭で生ったマイヤーレモンと、そのマイヤーレモンで作った「レモンカード」。

 

 

 


      

これは同じマイヤーレモンでつくった「レモンマーマレード」。

レモンカードとレモンマーマレードはどちらもパンにぬって食べるので、同じような感じがしますが、これらを作った家内によると、材料、レシピともまったく別物なのだそうです。

レモンカードはレモン果汁、レモンの表皮のすりおろし、卵(全卵)、バター、砂糖を使い、湯煎にしてとろみをつける(固める)
レモンマーマレードは、レモンの果汁と白い部分も含めた果皮を使い、ゼリー状になるまで砂糖で煮詰める。レモンジャムのこと。

レモンカードのとろみは卵によるもので、レモンマーマレードとろみは皮のペクチンによる。
レモンカードは卵を使ったいわば生もので、レモンマーマレードほど長持ちしない。

ということのようです。

わたしはどちらかというと、卵とバターの生み出す濃厚でクリーミーな味のレモンカードのほうが好みです。

ところで、実はわたしも知らなかったのですが、レモンカードの「カード」はトランプやクレジットカードなどのカード(card)とは違うのですね。

スペルは curd。「凝乳状の食品」という意味だそうです。(ジーニアス英和大辞典)
日本語ではどちらもカードとなりますが、英語で発音すると curd のほうは「あいまい母音」となるようです。


2020 わたしの今年の漢字は「伸」

2020-01-16 | 随感・偶感・歳時感

年が明け1月も半ばとなり、遅きに失した感はあるが、わたしのこれからの一年を、「今年の漢字一字」で表すと、それは「(しん・のびる・のばす)」となるだろうか。

イヌやネコが両前足をグッと前につき出し、ノビ(伸び)をするあの「伸」。

わが家で以前飼っていたイヌは、わたしが散歩に連れてってくれるのを玄関を開ける音などで察知し、庭の犬小屋でノビをして待っていたものだ。

ノビはふつう、凝りをほぐしてつぎの行動に移るときに自然に出る。

人間も同じではなかろうか。朝、目が覚めて床の中で手を組み腕を上にグウ-ッと思い切り「伸ばす」と、寝ている間に固まった身体の凝りがほぐれ、「さあ、起きよう」という気になる。

逆にやらねばならないことがあって、気が乗らないときは、意識して背筋をグッと「伸ばし」、エイヤッと一歩踏み出せば、意外に簡単にできてしまうようにも思う。

ことしは「伸」、しかるのち「動」で行こう!

*上の写真は近くの川に飛んできたコサギ。本記事とは関係ありません。


たくあんが漬かってきました

2020-01-08 | 美酒・美味探訪

先月7日に漬けたわが家のたくあんを、ためしに一本、樽からあげてみました。

ちょうどひと月、順調に漬かっています。

 



    

ダイコンは、近所の農家さんからわけてもらったもの。ふっくらと伸びやかに育っていました。 (やや太め)
家のベランダと窓にぶら下げて、二週間ほど干しました。

食べてみると、干しすぎないうちに漬けたので、シットリ感とパリパリ感が共存し、酸味と旨味が出始めているところ。漬かり具合、OK。

これから旨味がどんどん増してきます。


気を強く持って

2020-01-03 | 随感・偶感・歳時感

 明けまして おめでとうございます
  本年もよろしくお願い申し上げます

今年の三が日は、天候に恵まれ、穏やかないいお正月でした。

今日3日、地元の氏神様に初詣に行ってきました。

なによりもまず、家族みんなの健康を祈ってきました。(わたしも含めて)

 

 

    

賽銭箱のわきに御神籤の箱がありました。

“買わないという選択肢はないやろ、ブログ記事にもなるし”

ということで、買ってきました。
100円です。(お賽銭より高かった ← あまり声高に言えないけど))

箱の下のほうまで手をつっ込み、目をつむって取り出した御神籤は「中吉」でした。
お正月から「凶」もイヤだし、まずまずの結果ですね。

 

 

    

開けて中を見ると、「健康」にはこんなことが書いてありました。  

 健康 病は気から。心を強く持ちましょう。

神様の無難なお告げながら、たしかにその通りですね。

病も苦難もむやみに恐れず、現実を受け容れて、気を強く持って、前向きに対処していくのがいいのでしょう。