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自然と遊ぶブログ

ゆっくり登ろう!~自転車・テレマーク・登山の記録~

北アルプスラストスパート 2日目 ジャンダルムで朝食を

2009-10-11 | やまあるき
お久しブリーフ。。。


松本から秋田・大館に引っ越してきて1週間たちました。
秋田犬&きりたんぽ発祥の地でございます。

僕の秋田生活がどーなってるかは追ってUPするとして、
放置していた写真を整理しつつ、長野の思い出に浸ることにしましょう。


え~っと、9月5連休の2日目。
穂高岳山荘から奥穂高⇒ジャンダルム⇒奥穂高⇒前穂⇒上高地へ下山するルート。

「馬の背から落ちないようにしなきゃ」 
3年前の恐怖がフラッシュバックして、快適なはずの穂高岳山荘でもなかなか寝つけませんでした。

ちなみに、同行したM先輩は穂高岳山荘で家族に遺書メールを送っていたそうな。。。

山頂で日の出を迎えたかったので、朝食は弁当にして、ヘッドライトを頼りに奥穂を目指します。
しかし、台風からの吹き返しがきつくて、僕ら以外誰も登ってきませんでした。

↓奥穂山頂から見るジャンダルム  静かでいいけど、全く誰もいないってのもねぇ。


で、ようやく日の出。「エイドリアーン!!」


「上高地⇒槍⇒大キレット⇒北穂⇒奥穂⇒ジャンダルム⇒西穂⇒上高地」 いつか歩きたいルート。



↓奥に御岳・乗鞍、右に焼岳、左に霞沢岳。 上高地を囲む山々。


↓南アルプス遠望  千丈・甲斐駒・富士山


↓振り返ればヤリがいる、、、古いか。  風が強くて、寒くて寒くて、全部着込む。


さて、奥穂山頂で一通り写真を撮り終える頃、宮下先輩と僕の間に微妙な空気が・・・

「ジャンダルムどうします?」 この声も叫ばないと相手に届かないくらいの突風。
秋田行きがあの世行きになっても、遺書が役立っても困るのでジャンダルムはあきらめて撤退することに

勇気ある撤退ですよね? 今思い返しても残念やけど

↓ジャンダルムに未練だけ残して吊り尾根を行きます。

ジャンダルムの肩には墜落したヘリの尾翼が残っていました。


↓ジャンダルムを諦めたとは言え、前穂への吊り尾根も風が強くて油断できません。



↓西穂3兄弟!  独標⇒ピラミッドピーク⇒西穂


↓紀美子平に到着。  まさか、この写真は??

標高3000メートルでお腹が絶好調になってしまった先輩。
岩陰で排出したものの、当然そのままにできないので持ち帰ります。

で、核廃棄物なみの厳重なパッキングを施しているところ。

↓超慎重!!


↓重太郎新道⇒岳沢を下って上高地へ




北アルプス ラストスパート 1日目 light&fast

2009-09-21 | やまあるき
秋田に転勤することになりました。生活すべてがラストスパートです。

宮下さんに付き合ってもらい、最後の北アルプスやまあるきは穂高です。


7時25分 上高地BT  いつものことながらしっかり寝坊
7時55分 明 神
8時35分 徳 沢
9時13分 横 尾      

今回の宮下さんはLIMで軽量化&ジャンダルム対策のメット!!
light&fastってことで、いいペースです。

10時05分 本谷橋 
11時35分 涸沢   人もテントもそれほど多くなかったです


↓ザイデングラードを目指します。 目的地(穂高岳山荘)は見えているのですが、、、


↓黄金の絨毯に横たわる涸沢岳と涸沢槍  


↓ザイグラ取っ付き light&fastですよね??


↓「ずく」を出して頑張ってもらいました。。 空がキレイでし。


↓裏から見てもピラミタルな常念


14時10分 穂高岳山荘到着 すし詰めを覚悟していたのですが、1人で布団1枚でした!やった~

のんびり過ごして、夕食は17時から。 とっとと食べて、日没を見るために涸沢岳に向かいました。

↓17時40分 涸沢岳(3103m)から見る夕日


↓北穂⇒大キレット⇒槍ヶ岳! 言葉をなくす光景


そして日没。 北穂小屋のアルプホルンが聞こえてきました。


槍ヶ岳ともお別れです。

日没の余韻が好き。 

台風の吹き返しなのか、強風が吹いてきました。

2日目「ジャンダルムで朝食を」編に続きます。

立山・剣岳  2日目

2009-09-06 | やまあるき
8月23日(日) 夏休み最終日は岩場四つん這いツアーでした。

いよいよ剣岳のピークを目指します。
天気は良さげですが、風が強くて少々ビビってました。。

テントは剣沢に張りっぱにして、アタックザックで出発です。
今回はしっかりペグダウンできたので、心置きなく岩場にへばり付けます。

4時20分 剣沢キャンプ場出発 

↓だんだん夜明けも遅くなってきました


↓なんか微妙な夜明け。 歩いていても寒かったです。


前剣付近の少々危険なクサリ場をクリアすると、、、

↓大キレット・馬の背と並ぶ?険路「カニのたてばい」が姿を見せます。


↓垂直ですけど、下に人がいると妙に安心してしまいます。。 落石注意!


7時20分 剣岳山頂  危険箇所での渋滞がひどくて、結局3時間かかりました。

↓なぜ、お行儀よく両足が揃っているかというと、例の三角点の上に立っているからです。。

昔の三角点ではないようですが、、、


↓剣沢・別山方面


とっとと下りましょう

↓下りの険路「カニのよこばい」入り口。一方通行なのに大渋滞っす。

すごく立派な鎖&足場もしっかりしていて、それほど恐怖感は感じませんでした。

↓「たてばい」の大渋滞も続いているようです。


無事に剣沢まで戻ってきました。

風で中まで砂まみれになっているテントを撤収して、別山乗越⇒室堂を目指します。

↓雷鳥沢から室堂までが意外に遠くてくたびれました。


帰路2度乗るトロリーバスに2度とも乗り遅れ、扇沢に着いたのは5時前

天気も良く、にぎやかで楽しい山あるきでした。

立山・剣岳  1日目

2009-09-05 | やまあるき
夏休み最後の土日で立山・剣岳に登って来ました。

映画は見ていませんが、後立山縦走であれだけ毎日ホンモノを見ていたら登りたくもなるでしょ。。
1人だと不安だったのですが、頼もしい方々に誘ってもらったので便乗することにしました。

8月22日(土)

7時半の始発トロリーバスに乗るため、6時に松本を出ましたが
コンビニに寄ったりしていると時間ギリギリに扇沢到着

きっぷを買う人の長蛇の列にびっくり。

トロリーバス⇒ケーブルカー⇒ロープウェイ⇒トロリーバスと、普段めったに乗らない乗り物を
乗り継いで室堂に向かいます。

↓右端の尖ったピークが針の木岳 黒部湖も見えます

ケーブルカーとロープウェイで相当高度を稼がせてもらいました。ありがと。

室堂に着いたのは9時半くらいだったかな?今回は記憶も記録もいいかげんです。

室堂からストレートに別山乗越を抜けて剣沢に向かうか、
せっかくなので遠回りして立山(雄山)も登ってから行くか、少し議論がありましたが、、、

↓天気もいいし、立山も征服してから剣に向かうことに決まりました。

10時45分 一の越  

一の越から雄山までの登山道はガレていて登りにくいうえに、道に人が溢れていて大混雑

↓11時50 雄山山頂  富士山みたいに人がいっぱい

神社の巫女さんがカップラーメンを売りまくっていました、、、商売上手ですな。

↓後立山の山々。縦走の思い出がフラッシュバックします。

穂高&槍もよく見えましたが、笠ヶ岳がキレイでした。

↓雄山からは急に人が少なくなって、ようやく山あるきが始まった感じです。


↓何時だったかな? ようやく別山乗越まで来ました。

下に見える剣沢キャンプ場がこの日の寝床。一気に下ります。

↓荷物を置いてテントを張る前に、、、


↓テントを張った後には、、、

僕の荷揚げ担当は今回もワインでした。宴会は楽しかったのですが、風がきつくて寒かったです。

2日目に続きます

後立山連峰縦走 4日目

2009-08-29 | やまあるき
縦走最終日。この日も松崎しげるDayでした
白馬大池から栂池に下りるだけの楽チン行程なので、最終日はゆっくり出発です。

よく考えたら、これまでバタバタして朝の景色をゆっくり見てなかったので、
暗闇のなか小蓮華山に登り返して、日の出を待つことにしました。

↓日の出前、明けの明星。 

白馬大池からちょうど一緒になった69歳のお父さんと一緒に、小一時間日の出を待ちました。
お父さんは山の写真が趣味で、いろんな山と写真の話で盛り上がりました。

↓戸隠と妙高の山々から朝日が顔を出してきました。


↓歩いてきた山々にもやわらかな光が差し、いい画が撮れたお父さんも満足気です。

そのまま白馬に抜けるお父さんとはここで別れて、僕は白馬大池に戻りました。

よく言えば「ゆったり」、悪く言えば「ダラダラ」とテントを撤収して、白馬大池ともお別れです。

 8時40分 白馬大池発
 9時00分 白馬乗鞍  でっかい安山岩の上をてくてく下っていきます。
 9時25分 天狗原   雪渓を越えて天狗原へ
10時05分 栂池山荘  ここからはロープウェイで下山できるのですが、、、

↓運賃をケチって徒歩で下山することにしました。

スキーだとあっという間に滑り降りる距離なのに、結構時間がかかりました。当たり前か、、、

10時45分 ゴンドラ乗り場到着 ここからはさすがにゴンドラで下山しました。

栂池で1時間ほどバスを待って、白馬駅まで移動。

↓白馬駅からてくてく歩いていくと、GREENなヒデさんが迎えてくれました

実は?後立山リレー登山??だったんです。 冷池で預かった鈴をお返ししました。

いや~楽しかった!夏山を大満喫&大満足!な4日間でした。 

しかしこの4日後、再びテントを背負って扇沢に立っていたのですが、、、

夏休み第二弾 立山・剣岳編に続きます。

ってか、明日は乗鞍ヒルクライム、練習してないけど70分台目指して頑張ってきます。

後立山連峰縦走 3日目

2009-08-29 | やまあるき
さてさて、縦走3日目の8月17日も大快晴!  
この日の行程は、唐松山荘⇒唐松岳⇒不帰キレット⇒鑓ヶ岳⇒杓子岳⇒白馬岳⇒小蓮華山⇒白馬大池
コースタイムは665分、この日も頑張りました。

5時ちょうどに唐松山荘テン場を出発。不帰キレットがおっかなくて、明るくなってから出発。

↓5時20分 唐松岳山頂


↓唐松岳山頂から見た不帰キレット  両側OB!の稜線を下っていきます。

6時35分 不帰キレット 足場もしっかりしていたので特に問題なく通過

↓キレット核心部を過ぎて、振り返るとこんな感じ。 写真中央を見ると人が岩にへばり付いてます。

不帰キレットからは天狗の頭に向けて「天狗の大下り」を大登り。
8時10分 天狗の頭 開けた台地で眺望がすばらしい!!

↓奥から鹿島槍⇒五竜⇒唐松  遠いな~


↓これから歩く白馬方面の山々。 まずは鑓ヶ岳が見えてきました。


↓9時10分 鑓ヶ岳登頂  次は杓子岳、その奥が白馬岳です。 


↓10時 杓子岳登頂 山頂には誰もいませんでした

11時10分 白馬山荘

↓11時25分 白馬岳山頂  今回の縦走の最高地点。ここで少し休憩。

ここからもまだまだ歩きます。

12時05分 三国境  新潟・長野・富山の県境。日本海がキレイに見えました。
12時30分 小蓮華山 新潟県の最高峰でしたっけ?

↓小蓮華からトボトボ下りていくと、ようやく白馬大池が見えてきました。


↓13時20分 白馬大池到着 湖水に足を浸けてビール!最高!!


↓もちろんテントも水辺に設営


のんびり過ごしました

両親に連れられて歩いたのですが、初めての本格的な登山が栂池⇒白馬大池でした。
なので、ここにテントを張ることは今回の縦走でも外せない決め事の1つ。
2日目・3日目頑張ってよかった~
赤い屋根の小屋も、青い湖面も、黒い安山岩も当時の記憶のままでした。
その時も今回と同じように快晴で、今更ながら連れてきてくれた両親に感謝です。

最終日は10年以上前の記憶を辿りながら白馬乗鞍から栂池に下りるだけ。
快晴続きの縦走も大団円を迎えることができたのでしょうか?

後立山連峰縦走 2日目

2009-08-21 | やまあるき
8月16日  縦走2日目の行程は 
冷池テン場⇒鹿島槍ヶ岳⇒八峰キレット⇒キレット小屋⇒五竜岳⇒五竜山荘⇒大黒岳⇒唐松頂上テン場
コースタイムにして705分! 1日目の2倍歩かなければなりません。。

↓寝ている間に雨が降りましたが、夜明けはこんな感じ。奥に見えるのは鹿島槍南峰(左)と北峰(右)

ゆっくり朝食を食べて、扇沢に下る二人とはここでお別れ。
5時40分 冷池テン場出発  なんだかんだで遅い出発になってしまった、まぁいつものこと。
6時10分 布引山 ハイマツ帯をダラダラ登っていきます。

↓6時42分 鹿島槍南峰登頂! ここから白馬鑓までが未知の領域

北峰に向けて一度降り、そして登り返します。 北峰からの下りがけっこう怖かったです。
7時15分 鹿島槍北峰登頂  頂上へは登山道から荷物をデポして10分くらいかな?

↓鹿島槍北峰から望む五竜岳とそれに向かう稜線。 あ~遠い

北峰から20分ほど下るとクサリ&ハシゴが連続する岩場へ、いよいよ八峰キレットへ突入。
危ない箇所はいくつかあったけど、ルートはしっかり確保されていて、高度感もさほどでもなく無事クリア。

8時10分 キレット小屋到着 名前の通り超鞍部に建つ山小屋。ここでトイレ休憩。
ここからも起伏を繰り返す岩場が続きます。
9時15分 北尾根の頭で休憩 G5前後の岩場も四つん這いで通過

↓10時45分 五竜岳登頂! 

↓振り返ると鹿島槍 やっぱりトトロみたい。

ここから五竜山荘まで一気に300メートル下ります。 もったいない。。
11時25分 五竜山荘通過 ここで水を補給しなかったのが大失敗。
唐松頂上小屋までの登りが4日間で一番きつかったです。 
13時20分 唐松岳山荘到着  テン場が山荘(登山道)の遥か下

↓五竜岳と今日のお宿


↓翌日登る唐松に乾杯! テン場が西向きの段々畑型で暑くて暑くて、飲んだくれ。

↓西向き段々畑なので立山・剣方面の眺望は最高。  いい天気が続きそうです。


縦走3日目へ続きます。

後立山連峰縦走 1日目

2009-08-18 | やまあるき
4日間の縦走から無事戻ってきました。

行程を忘れないように雨でも書ける防水メモ?をポケットに忍ばせて記録をつけていましたが、
普通のメモ帳でも全く問題のない快晴続きの4日間でした。

1日目の行程:扇沢⇒爺ヶ岳⇒冷池山荘

8月15日(土) 白馬に車を停めて、白馬駅から6時9分発の信濃大町駅行きのJRに乗ります。
信濃大町駅前からバスに乗り換え、扇沢に到着したのが7時50分。
バスで来た道を10分ほど戻ったところに柏原新道登山口があります。
登山口の駐車場は満車、車をデポしてよかったよかった。

8時5分 いよいよ登山スタート!
3年ぶりの扇沢⇒爺ヶ岳ですが、やっぱり柏原新道最高! 歩きやすくいい道だと思います。
10時30分 種池山荘通過 お花畑も終盤

↓中央に見える赤い屋根が種池山荘  剣・立山連峰がすぐ背後に見えます。


↓11時05分 爺ヶ岳(2669メートル)登頂! 

ここから稜線を激下り。 11時50分 冷乗越
12時05分 冷乗越から少し登ったところにある冷池山荘到着。小屋から少し登った場所にテント設営。

ここで僕の逆ルートで縦走してきた「山の妖怪」2人と合流。
2人は4泊5日縦走の4泊目にもかかわらず、僕より超元気!
お酒&食事をしながら、明日以降のルートの情報をいろいろと教えてもらいました。

↓小屋で買ったビールと松本から持って上がってきたワインで乾杯!

ワインの空き瓶はこの先連れて歩けないので、持って降りてもらいました。。

縦走2日目:鹿島槍⇒八峰キレット⇒五竜岳⇒唐松山荘へ続きます

宴の支度

2009-08-14 | やまあるき
今週末から夏休み。前立山連峰のテン泊縦走に行ってきます。
信州人からすると「後」ではなく「前」ってことです、、、どーでもいいか。

↓今旬の「のりぴー」  こいつも連れて行くことにしました。


15日に扇沢から入って爺ヶ岳⇒冷池泊
16日 冷池⇒鹿島槍ヶ岳⇒八峰キレット⇒五竜岳⇒唐松岳山上泊
17日 唐松岳⇒不帰キレット⇒鑓ヶ岳⇒杓子岳⇒白馬⇒小蓮華⇒白馬大池泊
18日 白馬大池⇒白馬乗鞍⇒栂池高原

3泊4日、多少前後するかもしれませんがこんな予定で行ってきます。

蝶ヶ岳

2009-08-12 | やまあるき
日曜日のはなし。 ふにふに登山隊の今シーズン初登山は蝶ヶ岳。
見てくれはパッとしない山ですが、穂高&槍の眺望が最高だということで日帰りピストンで行ってきました。

5時20分 国営あずみの公園の奥にある三俣登山口からスタート
尾根を詰めていくわけですが、なかなか素晴らしい登りでした。修行でございます。

↓雨が降ったり、やんだり、、、梅雨のような天気。 うしろの山塊は八ヶ岳。

↓右手には常念岳から大天井岳へ続く常念山脈の山々。

↓10時すぎに登頂。僕の左側が屏風岩&北穂で、右側には槍沢から続く槍ヶ岳があるはず

見えなかったけど・・・

夏休みの縦走に備えて、新しいテン泊用ザックにテント諸々を詰め込んで登りました。
特に問題なし。あとは準備と天気ですね。