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自然と遊ぶブログ

ゆっくり登ろう!~自転車・テレマーク・登山の記録~

鳥海山ヒルクライム速報

2013-07-28 | 自転車レース・イベント
2013Mt鳥海バイシクルクラシッック2ndステージ・フルクラス

タイム:1時間3分42秒
順 位:13位/1034人(完走者数) 年齢別クラス2位/296人(エントリー数)

えいどりあーん!!

ゴールエリアで(自分のじゃない)キシリウムを掲げる謎の男。もちろん下山用ではない。
変態ホイールはどうした?等々、気になる(?)レースの詳細はまた後日。

矢島町のみなさん、特に中高生のボランティアスタッフのみなさん、雨の中ありがとうございました。

さて、これから矢島カップ3rdステージがスタート!!3rdステージの敵は炭水化物とアルコール。。。

タケウチサイクル十和田湖ライド

2013-07-23 | 自転車レース・イベント
日曜日は弘前でお世話になっているタケウチサイクルの十和田湖一周ライド。のんびりグルメライドでは済まなかった、やっぱり。

家から自走メンバーはmoriさん、くまおさん、hosodaさん(←ここ注目)、僕の4名。何時集合かで揉めた挙句、4時半集合に決まったにもかかわらず、、、

「あのヤローが来ねぇ」と仏のhosoda氏が激怒!

怒りのあまり脳天から虹が!!これが噂に聞きしhosoda氏の『激おこプンプン丸状態』か!?

遅れたフリして、僕らを先行させておいて後ろから「狩り」を楽しむつもりなのでは?とか、ダラダラ走るのがイヤでわざと遅れたのでは?とか、
集まったメンバーに疑念が渦巻き始めたころ、

個人TTしながらマイヨ登場。

しかも、先日過労死したAクラスに代わる「赤いスポーク」レーシングゼロで登場!とにかく赤いスポークに異常な執着心をお持ちの様子。

無事出発。アタック禁止だかんね。


発荷峠で時間調整。

発荷峠から十和田湖畔まで下ってから、湖畔を時計回りに集合場所である滝ノ沢展望台へ。

「汗をかいていないと本当に自走してきたか怪しまれる」という変な理由で(やらせ)スプリント開始!

hosoda氏どこへ行く??そっちは崖だよ。


参加人数77人!ガウジャージがこれほど揃うと壮観の一言。

弘前から自走してきたつわものの皆さんと合流して十和田湖一周の熱いバトルがスタート。

まずは御鼻部山までのヒルクライム。

牽制し合いながらのまったりペースをT 先生が打ち破り、それにマイヨジョーヌが続く。
キングと「あの2人を逃がすとやっかい」と話して、moriさんとの3人で追う。勾配がきつくなったところで、先頭に追いつき、僕が逃げる展開に。
正直、前半から飛ばしすぎだったけど、キングと最後まで競って勝てるとは思えないので、ダメもとで引き離しにかかる。もう心臓バクバク。

御鼻部山までは距離が短いので、何とか差されずに逃げ切ることに成功。しかし1stステージ(?)からキツすぎる。

下から飛び出してきた。。もう!写りたがりなんだから!!(雑な加工で申し訳ないっす)


子の口の遊覧船乗り場まで一気に下って小休止した後は、瞰湖台までの2ndステージ。
大館チームはスタートに乗り遅れてしまい、3人で先頭集団を追う。
3人で追うと言ってもヒルクライムで脚を残しておきたかったので「得意の平坦ステージでっせ!」とくまおさんをそそのかし、後ろに張り付く(笑)
前方にBORA青年を発見したので先頭集団に追いついたかと思いきや、彼はのんびり湖畔ライド状態で流している。先頭集団は見えない。
ここでも「BORAの爆走が見たいなぁ」とか言いながら彼をそそのかして、脚を使わず先頭集団を追う。追う。

ようやく先頭集団に追いついたのは瞰湖台への分岐手前1キロ。瞰湖台までのヒルクライム区間は短いので、登りに入る前にアドバンテージが欲しい。。

先頭集団の後ろで回復中のくまおさんを「登りは短いので逃げれますよ。行きましょう!」と再びそそのかす。そしてそのままスパートして逃げ切り。
2ndステージは姑息な「そそのかしアタック」で勝利。マイヨジョーヌを発射台にするのは特別な気分(笑)すんませんでした。



瞰湖台からは再び湖畔道路に戻って昼食会場のプリンスホテルへ。
クリートでの入場ができなかったのでサポート部隊の皆さんにスリッパをわざわざ用意していただいた。

前庭が美しい。

前日の鳥海試走でmoriさんのフルクラムに影響されて久しぶりにC59+BORAの組み合わせ。
BORAでロングを走ったのは去年の津軽半島センチュリー以来だったけど、やっぱりBORAいいわ~
登りはダルイけど35キロ以上での巡航はR-sysと比べるまでもない。こんなに進むとはビックリ。センチュリーもBORAで出よう。

話は戻って、プリンスホテルでコース料理をいただく。コンビニやラーメンばっか食べている僕らのロングとは大違い(笑)

なんせ、天下のプリンスホテルですから、、、

「お客様、スケスケ御召し物でのご入場はお断りしております。」と言われたとか、言われなかったとか。。。


入場を断られてふてくされる図(嘘)

プリンスホテルのコース料理は上品すぎて、hosoda氏が再び『激おこプンプン丸』に??肉か、炭水化物を与えると仏のhosodaに戻るのだが。

プリンスホテルを後にしてからは滝ノ沢までのヒルクライムで〆。皆さんのおかげで最後もハァハァ追い込むことができた。

無事ゴールしたTEAM-O

初対面のまさとMoさんは、立派な体格のナイスガイ!走るのに夢中であまりお話しできず残念だったけど、また一緒に走りましょう。
まさとMoさんといえば、愛車コペンにロードバイクを積んで来られていたのに驚いた。
S2000でもチャレンジしたけど全くダメだったので、今度積み方を見せてもらおう。

参加者一様に満足な表情で解散。しかし、自走組は虹の湖TTがある。まぁ僕のステージではないので、のんびり水+バナナ補給。
くまおさんの背中にもバナナを3本差してあげていると、moriさんから弘前激速組が既にスタートしたことを知らされる。

「なにぃぃ!?バナナどころじゃないぜ」と、くまおミサイル発射!
ミサイルが発射されたのを見送って社長に挨拶してから3人で出発。もちろん追いかけるつもりは毛頭なかったのだが、、、
moriさんとの掛け合いが自然発生してしまい、2人朝練モードへ突入。hosoda氏3度目の激おこプンプン丸か?千切れる。すまない。
何人かパスするも先頭集団&ミサイルは発見できず。やっぱ無理か~
moriさんも千切れてしまい一人旅になりかけたが、機材トラブルで先頭から離脱して流していたSさんに追いつき2人で回しながら先頭を追う。
Sさんにハイペースで牽いていただき、この日一番のキツさ(笑)でも、Sさんのおかげで最後にミサイルを捕えることができた。
黒石で弘前激速組と別れて4人で秋田へ向かう。激速組の皆さんのおかげでいいトレーニングができました。ありがとー

途中、平川で栄養補給。プリンスホテルから一転「ラーメン屋+コンビニ」の黄金の組み合わせ(笑)
「ラーメン屋orコンビニ」ではなく、「ラーメン屋&コンビニ」ね。

矢立峠を越えて秋田県へ。『激疲れフラフラ丸』なhosoda氏も最後まで踏み切って男になった。


日が暮れる~

家に着いたのが18時45分、で選挙の投票締切が19時。。
そのままの格好で参議院選挙TTに出走してギリギリ勝利。国民の権利を行使して長い一日が終了。あーしんど。


思えば、4年前に秋田に越してきて、初めて東北の地を走ったのが今日と同じ十和田湖一周ライドだった。
その時は1人寂しく一周したのが、この日たくさんの仲間とワイワイ・はぁはぁ楽しく走れるようになるとは感慨深い。
主催・サポートしていただいた皆さんありがとうございました。楽しく思い出に残るライドでした。

走行距離:200キロ





2013 チャレンジヒルクライム岩木山

2013-07-06 | 自転車レース・イベント
2013岩木山ヒルクライムを振り返る。毎年「去年はどうしてたっけ?」となるので備忘録として。



≪コンディション≫
減らそうと(一応)努力した体重は結局58キロ前後。体脂肪率は8~10%くらいを行ったり来たり。まぁボチボチって感じかな。
藁にもすがる思いでくまおさんが言っていたカーボ何とかをやってみた。
レース前の月曜~木曜までは全く炭水化物を摂らず、金曜日以降は炭水化物山盛りの食事でグリコーゲンmorimori。だったはず。

≪機材≫
いつものC59にR-sys slrの組み合わせ。
タイヤについては月曜にマヴィック純正タイヤからシュワルベのアルトレモZLXに交換して、少し慣らしてから本番を迎えた。
実はチューブも軽量のSOYOラテックスに交換する予定だった、、というか前日の夜に交換していたのだが、
前後とも死亡してしまったためにレース出走直前に練習用チューブに戻すというバタバタぶり。
大枚をはたいたのに練習仕様と変わらない状態で出走することになった。
僕には御しきれないことが分かったので、ラテックスチューブは今後絶対使わない。鳥海は普通の軽いヤツでいいわ。

≪大会前の調整≫
蔵王が終わってからヒルクライムの練習を始めて、直近1ヶ月の走行距離は1,300キロを超えていると思う。
平日週3~4日の平日朝練と週末ロングはこのブログにUPしている通り。闇練はしていない(笑)
平日朝練に関しては週イチで自然の家ヒルクラ練(標高差100メートル弱×10本)を今年から採り入れてみた。
大会直前は土曜朝練40キロ、日曜岩木山神社+大秋70キロ、月曜朝練40キロ、火曜朝練+笹森90キロ、水木レスト、金曜産直25キロ、土曜朝練40キロ。
ちょっと疲れが残っていたかなという印象。でもそれくらいの感覚で走ったほうが脚が回っていいのかもしれない。

≪レース当日≫
ラテックスチューブと格闘して就寝したのが22時ごろ。2時に目が覚めて、大会前のドキドキなのか寝れなくなる。31にもなって運動会前の小学生みたい。。。
仕方ないので出発までベッドでストレッチをしたりYouTubeで新城の激走を眺めたりしながら過ごす。
寝不足だったけど時間をかけてストレッチできたのはよかった。
4時に朝食としてパスタ200gをオリーブオイル+塩+にんにくのシンプルペペロンチーノで食べる。朝食パスタはレース前の定番になりつつあるな。
5時前に出発してアップルロード沿いのコンビニで買い物。
で、キングに遭遇「ヒルクライムは頑張っちゃだめ。いかに頑張らずに先頭に付いていくかが重要」との格言をいただく。
けど、そんなこと言われたってねぇ。

6時ごろ会場到着。快晴!!

今年は参加者が500名を突破したとのことで車も人も去年より格段に多い印象。偶然moriさん夫妻の隣りに駐車。5分後にSさんも合流。
C59を車から降ろして、コンビニで購入したドラ焼きと羊羹を堪能(食べすぎ)していると、急に「プシュー」と破裂音もなくラテックスチューブが死亡。
練習用のチューブに戻すことになり、Sさんに選手受付していただいた。Sさん、ありがとうございました。
アップは3本ローラーで40分。ダンシングも交えながら心拍を170くらいまで上げておく。調子は可もなく不可もなく、まぁ普通。
8時前に荷物を預けてmoriさんと10キロスタート地点まで実走UP。微風追い風基調のレースになりそう。

8時半に選手集合。去年TOP20に入った選手は前列に並ばせてもらえるので、僕も名前を呼ばれて2列目に並ぶ。
隣のK部長と話しながらスタートを待つ。

そんなこんなで8時45分にいよいよスタート。
弘前朝練の信号ダッシュで訓練したつもりだったけど、本番に弱いというか、ミスってはいけないというプレッシャーに弱いというか、その両方か、、、
とにかくクリートキャッチがヘタすぎる。
今回もせっかく前に並ばせてもらったのにグダグダのスタートですぐに後方からの集団に飲み込まれる。
まぁ岩木山はスタート地点の道幅が広いので、そう慌てることもない。勝負は料金所からでしょ。
やはりというか激坂を前にスローペースでレースは進行、30人ほどの先頭集団の中盤でmoriさんと並走しながら先頭をマークする展開に。

周回道路を右折してスカイラインに入ると料金所までの直登で一気に先頭集団は8人に絞られた。

この写真はじめ多くの写真をくまおさんの奥様に撮っていただいた。炎天下ありがとうございました。
ほぼ全員分の写真を撮っていただいているので、参加した皆さんは くまこフォトへGOGO!

去年はここで先頭を見送ってさようなら~だったけど、今回はできるだけ先頭に付いていくことにする。
後先考えず速い人と競ったほうがいいタイムが出るかと前向きに考えてのこと。
料金所を過ぎても脚は回るので15ヘアピンくらいまでは2、3人で先頭交代しながらアウターでガシガシ飛ばす。
決して軽量ではないけれど、脚が残っていて重めのギアでトルクをかけて回せるときのC59+R-sys+楕円リングの組み合わせは本当に最高。
逆に軽いギアでケイデンスを上げて走る練習をしていなかったので、第一給水所の手前でインナーに落としてからスピードがのらず
先頭の2人からジワジワ離され、キングにも抜かれる。
疲れてきたときに軽いギアでケイデンスを上げてスピードを落とさず登れるようになることが今後の課題やね。

上位2人は少し先に行ってしまったけど、キングが牽く3位争いグループに付いていく。心拍は料金所からずっと195前後でいい感じ。
心拍はレースでの常用域をキープしていたし、それ程ムリしているつもりはなかったのだが、40コーナーを過ぎたあたりで左足に違和感。
いつもの脚が攣る前兆に「たっかい蜂のやつ(VESPA)ブチ込んだのに意味ないやん」って一瞬パニックになったけど
ここまで来たら脚が止まるまで踏み続けるしかないと開き直って左足を庇いながらダンシング。そしたら少しして両脚が同時に痙攣(笑)

もうアカン。。たまらず3・4位争いから脱落。

幸いだったのはシッティングで我慢しながら走ると痙攣が少し落ち着いたのと、
単独にならずにゼッケン144番のTさんと5位争いができたおかげで気持ちが切れなかったこと。まぁ5位争いというか、必死で付いていくのが限界だった。。。
僕に余力があれば先頭交代しながらキングを追う展開になったのかもしれないけど、前に出れる余裕がなくてTさんには申し訳なかった。

あとは6位をキープする走りに終始。6位までが入賞なのでここはどうしても死守したかった。
とはいえ脚はガタガタやし、後ろからロードレースの元オリンピック代表やmoriさんが来るかもしれないので自然と後ろを振り返る回数が増える(笑)
ラスト1キロ、一番キツイところでガウの皆さんの応援に救われる。本当にありがとうございました。
鼻水出まくっていてカッコ悪いなぁと思いながらラストスパート。最後はホントにしんどかった。あと2キロあったらmoriさんに差されてたと思う。
ツライところを助けてもらったTさんにお礼とお詫びをして握手。そして次々ゴールしてくる仲間と健闘を称えあう。
このために登ってきたようなもの。

Sさんもサムアップ!!


競輪のPRも兼ねて。現役のプロ選手が多数エントリーしていた。シングル!!


天気もよくて去年とは雲泥の違い(笑)今年は自転車で下山。下界は猛暑、日差しが痛い!カレーは旨い!

絶倫魂の休息を盗撮

赤ジャージは遊び方を知っている素敵な大人の集まり。そんな大人のオトコになりたい!

会場では競輪選手のデモンストレーション。

くまおさんはこのローラー台を買うとか買わないとか。。
今年は競輪選手とのローラー台対決やチャリティローラー台かき氷などもやっていて表彰式まで盛り上がっていた。

そして表彰式。まさか入賞できるとは思っていなかったので嬉しかった。

朝練メンバー、ガウの皆さん、抜きつ抜かれつした皆さんのおかげでございます。ありがとうございました。
moriさんは体重が減りすぎて不調だったみたいだけど、それでも10位!これからも競り合いながらお互い速くなりましょー

さぁ、次は鳥海! 夏油参加の皆さんも頑張って~

虹の湖デュアスロン

2013-05-30 | 自転車レース・イベント
先週の日曜日は初体験のデュアスロンに参戦。デュアスロンってトライアスロンのスイムが無いやつね。
中学の授業以来泳いだことがないのでトライアスロンは敷居が高いけど、デュアスロンならまぁ適当になんとかなるやろと安易な気持ちでエントリー。
そんな甘いもんじゃなかったけど。

まずレース前日の土曜日は八幡平ヒルクライム1st。
今シーズンの決まり事か?ってほどSUGO・蔵王に続いてレース前日にカラダを苛めることになるけど、まぁ思いつきで急遽登ってきた。

朝5時、いつもの鹿角あんとらあを出発。

朝食時にお庭にお邪魔することになるので最低限のマナーは必要。驚かせないように熊鈴を装着。

今シーズン初めての八幡平ヒルクライムだが、蔵王で一回苦しんでいるのでFP3でもサクサク登ることができた。
しかし寒かった。登っていると身体は温まるけど、耳とつま先は激寒。
結局、蒸けの湯の先標高1,100メートル地点でリターンすることにした。今シーズンも根性なしやなぁ。

大沼より上の新緑はまだまだ。これだけ雪あれば八幡平スキー場もまだまだ滑れそう。


さて、大会当日。7時受付だったので5時半すぎに家を出て黒石市の虹の湖へ向かう。快晴微風、絶好のレースコンディション。
会場に到着して見渡すと当たり前だけどロードバイクの大会とは顔ぶれが違う。。角が生えている自転車やタンクトップの人は「やってる感」がハンパない

怪しいホイールがいっぱい出てくるよ~ 今日はピチピチしてる!


バイクスタンドのC59。トランジションエリアにメットとシューズをセッティング。これがやりたかったからデュアスロンに出たようなもん


コース説明を受けてからスタート地点へ移動。レース前のドキドキ感が大好き。

怪しい人が怪しい動画を撮りまくるのも見慣れた光景。しかしランでも撮るとは。。。ばきゅーん!


初デュアスロンのコースは第1ラン5キロ⇒バイク34キロ⇒第2ラン3キロ。
目標はバイクパートで高負荷トレーニング頑張ることと、ランパートで歩かないこと。。。

そして8時スタート

スタートと同時に全員に抜かれ、だらだらとジョグペース走る。折返し地点ではほぼ最下位。
前を見ると20メートルほど先をくまおさんがこれまたジョグペースで走っている。お互いスタートからグダグダ(笑)
追い抜けないことはないけど、抜いたとしてもバイクパートでブチ抜き返されるのは嫌やから様子見を決め込む。

身体が温まってきたのと、バイクパートでくまおさんにブチ抜かれたとしても、そっちの方がついて行こうと頑張れるかもと考えを改めて、
4キロ地点の手前でくまおさんをパス。その勢いで5人ほど追い抜く。

そして(気持ちは)颯爽とトランジションエリアに戻ってバイクパートの準備。これがやりたかったんよ!トライアスロンぽい!!
しかしテンションに反して身体が思うように動かない。。。う~ん、イメージと違うぞ!
宴会帰りに居酒屋の玄関で靴を履くオヤジのようにどっかりと地面に腰を下ろして、なんとかバイクシューズに履き替える。
靴べら欲しい。。。トランジションエリアに靴べらを用意しておくのはルール違反なんかな??

そんなことはどうでもいい。バイクに跨ってしまえばこっちのもん(?)34キロTTスタート!!うおりゃぁぁぁぁ。
自分で言うのも何やけど、めっちゃ速い。他の人+10キロくらいの速度差で抜きまくった。
もちろん後から追い抜かれることなんてないぜ!そもそも後に選手いないし。

あの男を除いては。。。

10キロ地点で路肩の「熊に注意」って看板が目に入る。あっ!?
振り返ると後方にピチピチの怪しい人影、いや熊影が!!しかも手を振っている。なんてフレンドリーな熊だ。
熊影はあっという間に大きくなり、一瞬でブチ抜かれてしまった(悲)
その速度差にもうアカンと心折れかけたけど、ちょうど上りに差し掛かるところだったのでくまおさんもペースが上がらず、
気合で離されないように30メートルほど後方を頑張って食らいついていく。

そして折返し地点を過ぎて復路の下りセクションへ。
TTチャンプはびゅーんって一瞬で見えなくなってしまったので追うのは諦めて、一人旅に専念。
落ちてくる人を何人かパスしたけど、左の脹脛が今にも攣りそうで「おらおら~攣っちゃうよぉ」とピクピク脅しをかけてくるので
騙し騙しペダルを回し、情けないスピードで2回目のトランジションエリアへ。
最初のトランジションは宴会1次会のオヤジで、今回のトランジションでは2次会終了後のオヤジになっていた。。。

3次会、もとい第2ランは2キロ。
たった3キロなんやけど、ダムの堰堤を走った後に堰堤の下まで一気に下って、そして登り返してくるという地獄のようなコース設定。
当然トライアスリートの皆さんにゴボウ抜かれ。せっかくバイクで7位までジャンプアップしたのに

僕よりジャンプアップしたくまおさんも前方で苦しそう。バイクパートでの速さはどこへやらである。ここは遠慮なく抜かせていただく。

最後の登りで前方にガウのK部長が走っているのが見えたが、最後まで差を縮めることができずそのままゴール。
部長の背中を見ながらも追いつけない、、去年の岩木山のデジャヴのようだった。

総合11位 ランはめっちゃ遅かったけど、バイクで3位だったのでそこそこ満足。

表彰式のあとは選手全員と運営スタッフ全員分の商品が用意された抽選会。
スタッフの皆さんにも選手と同じ商品が用意されているのは素晴らしいと思う。
お世話になったスタッフの皆さんの喜ぶ顔が見られるのは選手としても嬉しいもの。
また、商品も被災地の特産品にこだわっており、復興支援を謳うイベントとしてちゃんと意味のあるものになっていた。

役員・スタッフ駐車場を大会会場から一番離れた場所にして、会場に選手の車を停めさせるレースなんて今までなかった。
これほど選手と主催者の距離感が近い大会は他にないのではないかと思う。
主催者の皆さん、運営スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。

大会も無事終了し、選手もそれぞれ帰り支度を始める中、走り足りない(?)約2名はさらにバイクトレーニングへ。
レースでぶち抜かれたので、くまおさんを山にお誘いしてぶち抜き返すことにする。

BORAONEはパンクしたらめんどいのでR-sysに交換しようとC59を裏返しにすると。。。

くまシールが!! しかも前から貼られていた様子。一体いつから?

かわいいのでお守りとして貼っておくことにする。

青空と新緑がキレイ。絶好のバイク日和であった。


標高差500メートルを登り切って十和田湖周回道路との接続点である滝ノ沢展望台に到着。

展望台シクロクロス。この脚!この肋骨!!熊の面影ないな~どちらかと言うとカモシカのようだ。

「くまお」から「カモシカオ」へ改名!? サングラスの似合う歌手みたいやけど。。。

そこからさらに十和田湖周回道路を御鼻部山に向けてヒルクライム。

着いた~


帰路は下りのみ。向かい風なのにくまおさんに牽きずりまわされてヘロヘロでゴール。お疲れさまでした。

蔵王ヒルクライム

2013-05-21 | 自転車レース・イベント
JCA全日本ヒルクライムシリーズ第一戦/蔵王ヒルクライムに出場してきた。これでようやく僕の自転車シーズンも開幕!!

早く脚の筋肉をテレマーク用から自転車用に切り替えなくてはと思いつつ、ほとんどヒルクライムの練習ができなかったので、
今回のレースは結果云々ではなく、高負荷トレーニングと割り切って走った。

なんか出だしから言い訳っぽいな

まず大会前日の土曜日は秋田で接待ゴルフ個別の接待ゴルフだったら日程をずらしてもらうけど、コンぺだったのでどうしようもなかった。

レースの前日なので省エネゴルフで体力を温存したいところだが、、、

がっつり115回も振ってしまった もーゴルフは引退させてくれ。

蔵王ヒルクライムは(も)前日受付が絶対必要なので本来ならレース出場を諦めるところだが、moriさんに僕の分の受け付けもお願いして事なきを得た。
moriさん、本当にありがとうございました。

さて、ほうほうの体でゴルフ場を後にして、家には戻らずそのまま宮城へ。
蔵王の近くがよかったが一人で泊まれるいい宿が見つからなかったので会場から70キロほど離れた古川駅前のルートインに投宿。
せっかくなので近くの居酒屋にでも行ってみようかと考えたけど、結局めんどくさくなって牛丼でさっと済ませて9時前に就寝する。

翌朝、前入りしたと言っても70キロ離れているうえに初めての会場なので余裕をみて2時半起床3時出発で蔵王へ向かう。
こういう時はホンマ寝起きがよくて助かるわ。省エネゴルフの影響で肩と腰が痛かったけど、まぁ想定内でしょ。

4時すぎに会場到着。宿泊者を除けば恐らく一番乗り。誰もいない。。。


しばらくしてmoriさん夫妻、くまおさんと合流。前日受付していただいたゼッケン等を受け取り、アップ開始。ローラーで30分ほど回す。

うぉりゃぁぁぁぁ!!(もちろん負荷なし)

新緑がキレイやねぇ。

スタート時間が近づいたので集合場所へ移動。
ステージでは自称自転車芸人の安田大サーカス団長が営業してたんやけど、去年の鳥海で見たときより明らかに太ってる!
遠目に見てもジャージがピチピチ。しかし、あのカラダで自転車をアピールされるのは自転車業界にとって逆効果やろ(笑)
鳥海までには絞って来いや!って自分のことを棚に上げてニヤニヤ。

さて、いよいよ僕がエントリーしている男子Cがスタート。
距離18.7キロ/標高差1,334メートルというコースプロフィールは読んだけど、一度も走ったことがないので前半抑えて後半ぶっちぎり作戦でいくことにする。
チャンピオンクラスのmoriさんは僕の6分前にスタートしているので影も踏めないだろうが、3分前にスタートしているくまおさんには追いつきたいところ。

コースは路面もキレイやし、何よりこの時期の新緑の美しさは最高。
気持ちええな~と思いながら漕いでいると、路肩でカメラを構えるくまおさんの奥さんを発見したので軽くご挨拶。
しかしカメラの構え方といい、ポジション取りといい、レースを重ねるたびにプロっぽくなっている。。。今回も写真ありがとうございました。
くまおオフィシャルフォトをご覧になりたい方はくまおさんブログを覗いてみてね。

さて、レースはのんびりと進行ずーっと登りばっかりやけど、斜度変化が少ないので走りやすかった。
序盤、SHOWAのIさんに声をかけていただいたので、話しながらしばし並走。
おかげでキツくなりかけているところを楽に乗り越えることができた。Iさんありがとうございました。

そしてビギナーゴールを過ぎて少しすると、先を走るくまおさんを発見!
事前情報では「先頭を引っ掻き回して撃沈する!」とか言っていたのに、余裕綽々の走りで温存しているオーラを漂わせているじゃないか。
う~ん、ペースを上げて一気に抜いても差し返されそうな感じなので、スピードは変えず徐々に接近。
しめしめ、くまおさんは僕の接近に気付いていない様子。追い抜きざまにくまおカメラに映っちゃえ!ぐへへへ。
と、アホなことを考えて、道路の左端を走っているくまおさんを右側から追い抜きざまに前に出てくまおカメラに手を振ってみる!!

「いえ~い」

と、そのままくまおさんの前を通り過ぎて、バランスを崩したまま左の路肩に逸脱

「やっちまったーー」

自業自得とはまさにこのこと。瞬時にクリートをリリースしてなんとか落車は回避。くまおさん、周りの皆さん、ご迷惑をおかけしました。
今回のレースはR-sysの標準タイヤそのままの練習仕様で臨んでいたのでパンクもせずコースに復帰できた。
軽量タイヤじゃなくてよかった~「moriflexならパンクしてDNFやで!」って、そもそもクールなmoriさんはそんなアホなことしないか

次のトラブルはシューズ。

レースだからと気合を入れて足首に一番近いベルクロを絞めすぎていたようで、賽の河原あたりからつま先と足裏が痺れてキツかった。
脚が攣ったかと思ったけど、落ち着いてベルクロを緩めたらつま先まで血が行き渡るようになったのか、徐々によくなったので走り続けることができた。
次回から気をつけよう。

一人旅状態だったので特に誰かと競うことなくダラダラとゴール。最後まで不発やったなぁ。

蔵王のお釜とC59 

ポンプやサドルバックを外したレース仕様のロードバイクは一発勝負の潔さを纏っていてカッコイイ。

タイム:1時間14分 順位:クラス31位/完走285人  

手元の計測では12分台かと思っていたんやけど、、、でもまぁこんなもんかな。ぼちぼち上げていきましょー

げざーん。お二人はシビアな足回りなので下りは慎重に。。。


蔵王様?The王様?ざおうさま? 細部までしっかりした造りでお金かかってる感じがした。


こっちのゆるキャラ達も忘れてはいけない。


コース、景色、運営、、、初めて参加したけどいい大会だった。主催者の皆さんありがとうございました。

さて、ヒルクラ練習を始めるぞ!!来月の岩木山ヒルクライムまでに八幡平×5本ね。

SUGOさくらスプリントカップ

2013-05-01 | 自転車レース・イベント
4/29(月) SUGOさくらスプリントCUPが今シーズンのロードバイク開幕戦。
僕にとって人生初のロードレース&TTであり、雪上MTBを制したアドレナりんごくらぶのロードバイク界進出初戦でもある。

SUGOまでは片道300キロ以上あるので、朝2時半に起きてまったり行く予定が、目が覚めるといつもの3時半
前の晩Siriに「2時半に起こしてや」と言って目覚ましを設定したのに、まさかの14時半設定。。。昼寝か!
機械任せはアカンということ、しっかり確認せねば。反省しながらバタバタ出発。

桜前線は岩手・宮城の県境あたりまで来ているようで、肝心のSUGO周辺は葉桜になりかけの状態であった。
それでも道すがら高速沿いのさくらを見ることができたので満足。朝食は運転しながら済ませて7時半ごろ会場に到着。

今回のメンバーは

アドレナりんごくらぶジャージに合わせて水玉ジャージを着用してくれたmoriさんと、


普通の道具では満足できないカラダになってしまったくまおさん。今回も変態115ミリハイトホイールを投入。


二人で並走している写真を撮りたかったのだが、試走なのにさんが逃げまくって、いい写真が撮れない(笑)


R-sys・ROTOR兄弟 サドル高さの差に愕然。。。

TIMEのオーナーである弘前のKさんと同じピットにさせてもらった。えぇ、立派なストーカーですよ。

Kさんには手際が悪い準備を手伝っていただいたり、レースのアドバイスをしてもらったり、ストーカーした甲斐があったというもの
いや、今回も非常にお世話になってしまった。ご本人のレース(エリートクラス)もあるのに、、、ありがとうございました。

レース本番はRシスで行くか、ボーラに替えるか、Kさんを巻き込んでドタバタしている間に集合時間の呼び出しを食らい、
結局ボーラ(後ブレーキシューは交換間に合わず)で出撃することになった。

レース仕様のC59

自然光だと白と青のコントラストが映えていい感じ。

そんなこんなでTTスタート。

僕らの前、1~3番スタートはエリートクラス。どんだけ踏むのか気になって見ていたが、ありゃ高校生か?
フレームが捩れんばかりのスプリントスタートを見せつけられて戦意喪失。あんなん内臓ちぎれるって!
そして大館のカンチェラーラが4番目にスタート。おっさんなのに高校生にライバル意識むき出しのロケットスタート。
オシン外れるぞ!!と心配したが杞憂だった。moriさんと目を見合わせて苦笑い。。。

さて、いよいよ僕のTTスタートの時がやってきた。

極度の緊張と僕の10秒後にスタートするmoriさんからのプレッシャーで
スタート用の手すりに手をかけているのにクリートキャッチミスしてコケそうになる体たらく。
そしてスタート時のギアを軽くしすぎていたせいでスカスカのスタート。せっかくの多段変速を忘れてポチポチ押してしまった!
一人パスするも、moriさんから逃げるのに必死。前日スキーの筋肉痛のせいで全く踏めずにそのまま終了~

結果は優勝したカンチェラーラくまおさんから5秒、2位のmoriさんから1秒差のクラス3位。

やった~!!

RQ立派な表彰台に感激。

ロードレースまで時間があったので、その間に行われていたエリートクラスのレースを観戦。
エリートロードレースは10周!(我々ビギナーは3周ね。。)
あの坂を10回もハァハァするなんて、出場するKさんはドMに違いない。

観戦中のmoriさんEPS&C59コルナゴ兄弟。機材はエリート、乗り手はビギナー


エリートクラスはスピードが速いのはもちろん。一瞬でも脚が止まったら置いていかれてしまう緊張感がハンパない。
Kさんも先頭集団で周回を重ねるが、6週目あたりから微妙に離され始める。しかし、千切れて単独走はさらに厳しいのにそこから驚異の粘り。
8週目以降はさすがの先頭集団もペースが落ちていたのに、猛追して先頭集団から落ちてくる人を次々パス。
そしてエリートクラス7位でゴール。もうあと2周あったら表彰台いけてたんちゃうかと思わせるほどラスト2周の詰め方が凄かった。

千切れても折れない心、精神力やね。

見習わねばと思うものの、一朝一夕にできるものではないので、やっぱり朝練でコツコツ精神鍛錬せねば。
千切れても折れずに付いて行こうとすることが大事。今後の糧にしたい。

さてさて、我々もスタートが近づいたのでピットで準備&作戦会議。

さらに変態なホイールに交換したエースのくまおさんに「勝手に逃げるなよ!分かってるなオイ!」と念押しするmori監督代行。


ロードレースはゼッケン順に前から並ばせられたので、3人とも最前列スタート。僕らのクラスは全部で40人くらい。
号砲とともにmoriさんが飛び出してペースを作る。くまおさんが2番手で続き、僕は4番手ぐらいで様子見。
最初の登りでレースのペース感が掴めるかな~と思っていたら、登りきったあたりでトップグループ全員がお見合い状態に。
くまおさんが「誰も(先頭に)出ない!」って振り返りながら突っ込みを入れる。
別の人がバックストレートの下りを引いてくれたので、その先の廊下セクションをmoriさんと僕で先頭交代しながら回す。

僕もmoriさんもこれがロードレース初体験なので、ペースや集団内での位置取り、先頭交代のタイミングがよく分からず、
先頭を牽きながら半分くらい後を見ながら走っている始末。

振り返るとくまおさんは4、5番手につけて何故かニヤニヤしてる。あの男アブナイぞ!

最終コーナーからの登りセクションとホームストレートは、みちのくチーム(?)の人たちに牽いてもらった。
そして先頭集団が僕ら3人を含めて6人くらいに絞られた2週目の下りでTTチャンプが我慢できずにスパート!!

あ~ぁ、行っちゃったよ。あの人。。。

moriさんとアイコンタクトした結論は「泳がせておく!」実際、僕は脚が回らなくて辛かったし、moriさんもキツそう。
ここでムリして追いついても、僕らの背後にいる人を利するだけなので、後続をマークしながら2位3位を固める作戦に変更。
くまおさんが行ってしまってからはピナレロジャージの人とmoriさんと僕が先頭交代しながら後続を引き離すことに成功したので、
あとはピナレロジャージの人をマークしながらmoriさんと2、3位をキープすればいいだけなのだが、
最終ラップ最後の登りで先を見ると逃げるさんが明らかにタレてる!蛇行運転!!

でもまぁリードは充分だったので、moriさんと「タレてますねぇ」と話しながら最後の登坂をダンシング。
ピナレロの人がダンロップ下で千切れたので、最後はmoriさんとダチョウ倶楽部の「どーぞどーぞ」状態でゴール。

moriさんに2位を譲っていただいた。くまおさんは今シーズン負けなしの2種目制覇!おめでとうございます。


そんなこんなで人生初のロードレース&TTは終了。りんごメンバーのお二人、Kさん、
それから、写真を撮っていただいたり、むさ苦しいピットに花を添えていただいた両奥様、ありがとうございました。

次回レースは5月19日の蔵王ヒルクライムでございます。

青森3時間雪上エンデューロ

2013-02-27 | 自転車レース・イベント
先週の日曜日はくまおさんと雪中エンデューロ3時間爆走。記念すべき第一回大会はやはり雪上ではなく、雪中エンデューロであった。

6時にくまおさんに迎えに来てもらい、会場である青森競輪場へ出発。
夜の積雪は15センチくらいだったかな?出発のときは小雪が舞う程度で星空が見えていた。
嵐を予想していたので、これは上々の滑り出し。

1時間半ほどで会場に到着。到着した時も天気はボチボチよかった。 「こんな天気やったら楽勝やん」って思ってたよその時は。。。

↓荷物を下ろすのを待っていたかのように猛吹雪襲来!

猛吹雪に3時間耐えられるピットを設営しなければ!!

会場は競輪場の駐車場なので、ピットと言ってもSUGOのような建物はなく、参加チームが各々テントを持ち込んで設営しなければならない。
うちのチーム(と言っても2人だが)のピットは、くまおさんが秘策を用意してくれた。

それがこれ! 「くまおハウス」 with 風に飛ばされないように必死に押さえるオーナー。

持ってきてもらって言うのもなんやけど、「大丈夫か?」って思った。ペグ刺さんないし、風で飛ばされそうになるし。

で、試しにおっさん2人で入ってみた。

↓「ここから外の様子を見ることができる」と胸を張るオーナー

やっぱりおっさん2人で入るのは違和感あるけど、レースが始まってしまえば1人が走って、残る1人がくまおハウスを利用することになるので了とする。

くまおハウスの設営も完了したので、暴風雪で前が見えない中、コースを試走してみることにしたのに、
大会開催の可否を決めかねる主催者から危ないから試走はやめておけと言われる始末

↓ 「俺は走りたいんだ~開催しろ!!」と叫んだとか叫ばなかったとか。


↓そしてピットに戻ると「くまおハウス」が!! 

自動復元する打たれ強さがくまおハウスの特徴。

タイムスケジュールも押しまくったけど、結局3時間フルで開催することに。正直2時間とかに短縮しないかな~って思ってたけどね。
まずはチーム代表1名のタイムトライアルでスタートの順位を決める。
ここはくまお監督の采配でTTをくまおさん、本戦スタートを僕が務めることに決定。

↓15秒ごとにスタート。くまお監督もGOGO!

そして5人ほど抜いて帰ってきた。結果は20チーム中4位!!監督やるなぁ。

いよいよスタート。集計に手間取った上に、4位のはずなのに何故か6番目に並ばされる。
しかもスタートはルマン式じゃなかったの?普通に自転車に跨ってスタートしたんですけど。。。まぁいいや。

青森県のカタチをしたコースは全長1キロ。両サイドは肩の高さほどの雪壁なので吹雪でもコースを見失うことはなかった。
路面はスタート前に積もった雪を除雪したローダーが通った跡だけが踏み固められており、道の真ん中とコーナーは基本的にモサモサ。

くまおさんから「危険やから交換した方がいい」と忠告された古タイヤはグリップせずにフラフラやけど、
周回を重ねるごとにMTBで雪道を走るコツがわかって楽しくなってきた。2~3週ごとにくまおさんと交代しながら周回を重ねる。

くまおさんも僕もMTB素人にしてはいいペースで走れていたようで、1時間経過時点では総合トップ争いをしていた(らしい)。

でも、ピット作業(選手交代)には少々難あり。。。

メットのアゴ紐を締め忘れていたり、お茶飲んでたり、おにぎり食べてたり、なぜか豚汁渡されたり、写真撮っちゃったりして

1チーム4人までOKなので、優勝を狙うには4人で回すのが一番いいのだろうけど、2人でエンデューロってのもこの天候ならアリなのかも。
3人以上だと自分の順番が回ってくる前にカラダが冷えてしまうけど、
2人だとそうなる前に「もう走らなアカンのかい!」ってなるので寒さを感じる暇はなかった。
実際あれだけ大騒ぎしたくまおハウスはスタートしてから一度も使わなかったし

何度か激しく頭から雪壁に衝突したりクラッシュしたりしたけど、それも雪上MTBレースの醍醐味なのだろう。
くまおさんににラスト3周連続で走ってもらい、そこで大団円。

↓吹雪の中ゴール。

大活躍のくまお監督はゴール直後(前から?)両脚が攣って悶絶。お疲れさまでした!楽しかったですねぇ。

そして結果は、クラス別(ノーマルタイヤ幅制限なし)優勝!!
この大会はバックにK輪がついているので副産物(副賞ともいう)として商品券10,000円ゲット。
今年初レースで幸先の良いスタートが切れた。夏のMTBレースにも出てみようと思う。

それから自己申告の抽選会(?)でタンブラーもゲット!

↓箱から出してビビった。K輪ね。


家路を急ぐも高速は暴風雪のため全面通行止め。鉄道、飛行機も軒並みダメになるほど、数年に一度の荒天だった様子。
そんなコンディションでの3時間耐久レース。
最初は「罰ゲームか?」と思ったけど走っていると楽しくなってきて3時間はあっという間に過ぎてしまった。
これ以上悪い天気もないやろうし、メンバーを募って来年は総合優勝を狙おう!

一緒に走った皆さん、主催者の皆さん、そしてなによりくまおさんありがとうございました。


SUGOファンキーエンデューロ

2012-11-24 | 自転車レース・イベント
他人に誇れる才能や抜きん出た能力など持ち合わせていないが、しいて挙げるとするなら、「朝に強いこと」なのかもしれない。

ファンキーエンデューロ大会当日の朝も前日11時まで飲み会という名のミーティングを続けたにもかかわらず起床予定時刻3時半の5分前に目が覚めた。

もちろんNO目覚ましで。

ミーティングの後半は酒量を抑えたので二日酔いではなかったが、やはり睡眠時間が足りていないようでアタマが重たい。

シャワーを浴びて集合時間4時半の少し前にチェックアウトを済ませてロビーで待機。

集合時間ちょうどにくまおさんがロビーに登場。くまおさんも気怠そう、ってか顔面蒼白。

前日ツールのDVDで見たA.シュレックみたいになってはる。なんでもレースのために強制減量を実施したとのこと…

そして集合時間を過ぎてもSさん現れず、待ってる間にアンディさんはロビーの隅っこでぶっ倒れてるし…

moriさんが「レースに影響が出ない程度に飲んで楽しんでね」と言っていたのを反芻するも時すでに遅し。ピンチかも。

↓なんとか6時前にSUGOに到着。


寒いことは寒いが、それよりも風が問題。

常に10メートルは吹いていただろうか、レース中は向かい風、待機中は体感気温を下げる要因として終日苦しめられた。

スタートはお昼なのにこんだけ朝早く行ったのは試走が6時半~だったから。準備もそこそこに着替えて3人でコースイン。

↓くまおさん、やっぱり顔色が、、、白い。


↓1コーナを過ぎると下りへ。すぐに登りセクションに差し掛かるのでスピードを殺さず登りにつなげることが重要。

勢いのまま最初の登りセクションはガンガン行けそうな感じ。

「登り切ってから、バックストレートを下り始めるまでにどれだけ踏めるかで下りのスピードが全然違ってくる」と前日Kさんに教えていただので

登り切っても休まず踏み続けるように意識してみる。

↓そしてバックストレートの長い下りで加速!!するはずが、、、

バックストレートが強烈な向かい風の通り道で強烈に減速。ストレートエンドでは横風も加わってまっすぐ走れない状態。

廊下部分は平坦⇒最終コーナーに向けて少し下り。ここでいかに脚を残せるかが最後の登りのタイムに影響する。

↓最終コーナーからダンロップに向けて名物のヒルクライムセクション。Sさんがアタック!


↓そして蛇行運転!!


噂に聞きしダンロップクライム「あ~こりゃキツイわ」 無理して頑張ってしまえる距離と斜度なのがキツイ。

これより少しでも距離が長いか斜度が急になっているとヒルクライムのレースのように淡々と登るのだろうが、これはギリギリで踏み切れるコース。

ヒルクライムのレースで脚パンパンになることはないが、このコースでは脚パン間違いなし!なんて、2周の試走で分かるはずもなく、

レースが始まって1周走ってからこのコースの恐ろしさに気付いた訳やけど。

とにかく試走を済ませてしまえば午前中はすることなし、先に始まる3H/7Hエンデューロを観戦。

↓3H/7Hエンデューロスタート

しかし、あのコースを7時間って、、、変態に違いない。いやいや敬意を表してね、スゴイ人たち。

↓族が逃げて、、


↓軽視庁が追う!


そんで坂では仲良く歩いて登ってた。。。お疲れさま。

↓moriさん夫妻も合流して、そろそろ僕らの出番。早めの昼食でKINGを胃に押し込む。プリン2個!?

コンビニのくじ引きで2個当たったんよね。どんだけプリン好きやねんって突っ込んでおく。くまおさんも精神と時の部屋で復活したようす。

↓アップ中のSさんとmoriさん


S監督の采配により出走順は年齢の若いヤツからってことで、僕⇒moriさん⇒くまおさん⇒監督の順番。

スケジュールが少し押して12時ちょうどに4Hエンデューロスタート。寒い中待ったので「早く走らせてくれぃ」というのが切実な想い。

いよいよです!!運よくスターティンググリッド最前列(サーキットっぽく書いてみる)に並べたので渋滞を作らないようにスタート直後は頑張った。

ゲストライダーの全日本チャンプが牽いてくれるという贅沢なトレインに乗って、ホームストレートを過ぎて5、6番手だったかな。

最初の坂を登って3番手にポジションアップしたけど、風が強いのでバックストレート⇒廊下はポジションキープ。

行っちゃっていいものか悩んでいるとガウ混合チームのY君が最終コーナ登りでアタック!!呼応して僕も続く。

もともとヒルクライム要員やし、最終コーナまで脚を全く使わずに来れたので、登りの中盤にはトップに立ってしまった。

経験がないので予想外のトップ走行に焦る。

「1周目だけ調子のってトップってのもカッコ悪いな~」とかいらん心配してると、案の定ピットレーン手前で差された。。。

しかしキツイ、1周目から無理しすぎ。ピットレーンをフラフラと走行して2番手moriさんにチェンジ。

脚ガクガクで座り込む。「えぇ?これを4時間繰り返すのか??」7分前後で周回するので20分後には出番が回ってくる計算。

息を整える間もなく2周目へ。

よく覚えていないけど、1周目の脚パンパンが影響して圧倒的な遅さ。周りを千切るスピードがないので後ろに人を引き連れて先頭を牽く。

最終コーナーですでにハァハァだったが、意地と根性で最後の坂はなんとか差されずに登りきる。あぁしんどい。

風の影響って強烈やな~と痛感。作戦を練り直す。2周目までは1コーナー先の下りと3コーナからの登りは抑え目に走ったが、

それだとその先のバックストレートを向かい風を受けながら先頭で行かなければならくなる可能性が高い。

新しい作戦は、ピットから1コーナーまでの間に最初の下り⇒3コーナーにかけてが見通せるので、先を行く速そうな人を見つけてロックオン。

下りから最初の登りまでを全力でアタックかけてバックストレートまでに速い人に追いつく。

そしてバックストレートから最終コーナーまでその人に牽いてもらっている間に息を整えて、最後の登りでアタック!!どうでしょう?

シミュレーションではいい感じやけど現実はムズカシイ。ロックオンしたものの追いつけなかったり、頑張って追いついたもののあんまり速くなかったり。。。

他力本願はアカンということ。先頭を牽いても最後の坂まで脚を残せる技術と体力をつけないとね。

それでも脚が落ち着いてきたのか3週目以降はいい感じに踏めるようになってきた。順調に6分台で周回を重ねていく。チームも8位をキープ。

速い人とバトルをする機会はあまりなかったのだが、ピットのタイミングがガウAチームのYさん、Kさんと同じになった周回は楽しかった。

バトルといっても最後の登りまでは後ろに付かせてもらって最後の坂で勝負!という決してフェアじゃないバトル。

しかし速い人の後ろに付くとペダリングスキルの差に愕然とする。

最後の坂で僕はダンシングでギッコンバッタン漕いでるのに、Kさんはシッティングでじわ~っとスムーズにペダルを回している感じ。

案の定ダンロップブリッジを過ぎる頃にはじわじわと離されて追いつくことができなかった。

そして陽も傾いたPM4時にS監督のゴールで大団円。後から知ったことだが、チームの順位は5位!大健闘でしょう!!


周回数だけでなくラップごとのタイムも計測されているが、あくまで「ラップごと」のタイムであり、決して個人のタイムではない。

計測地点は不明なのだが、掲示板に表示されるタイミングからするとピットレーン入口かコントロールラインでラップタイムを測っていると思われる。

僕らのピットは第1コーナ寄りの端っこだったので、コントロールラインを通過してからピットで交代するまでは「次の走者のラップを走っている」ことになる。

つまり僕が1周目に最後の坂で調子に乗ったせいでピットロードでフラフラになったのは次走者のmoriさんのラップタイムに迷惑をかけたことになるし、

Sさんは最後の登坂で苦戦していたが、ピットロードはガンガン踏んでくれていたので僕のラップタイムを押し上げてくれていた。

つまりラップタイムにはあまり意味がないということ。とにかく襷(計測器)を4人で繋いだ4時間、メンバーの皆さんありがとうございました。

↓お世話になったガウの皆さんのピット。ディープなホィールが多くてカッコいい。


さて、八幡平や八甲田のスキー場もオープンした様子。しばらく自転車からは離れるけど太らないように気をつけてまた来春から頑張ろう。

秋田内陸チャレンジマラソン100キロ

2012-09-29 | 自転車レース・イベント
先週の総裁選で谷垣さんが「100里の途も99里をもって半ばとす」とスピーチしているのを聞いて、なぜか耳が痛かった。。。

根性と練習が足りてない100キロマラソンの記録。備忘録として、臥薪嘗胆用にね。

あぁ、でもリベンジはもういいや。



大会前日の22日(土)、準備を済ませて19時すぎに就寝。のつもりが心臓がドキドキしてなかなか寝付けない小心ぶり。

で、日が変わって23日の0時起床、出発時間ギリギリまでベッドの中で行くか逡巡したあげく、1時すぎに出発。

ゴールの鷹巣からスタートの角館に向けてコースを下見しながら車を走らせる。

「この辺りまでは走りたいな~」とか「(リタイアして)ここを走ることはないだろう」とか考えながら。

たった2回の練習では完走を望むべくもないので、自主目標を2つ用意。

1.50キロ地点までは歩かない。 2.70キロまではリタイアしない。。。

こんな目標なら50キロの部に出ろやって突っ込まれそう。でもこれが限界。

さて、いろいろ考えながら3時前にはスタート会場に到着。特に準備もないけどストレッチしながら過ごす。

スタート時刻は4時30分。今年から明るい時間にゴールするようスタート時間が30分繰り上げされたとのこと。

なのでゴール制限時間も30分繰り上げ。まぁ僕には関係ないですけどね。

1,300人一斉スタートなので目標タイムごとに速い人から並んでいく。

自転車なら最前列を目指すところでしょうが、今回は当然最後尾スタート。

MCのオジサンがやたらと選手を煽ってからスタート。

スタートして20キロくらいまでは淡々と。30キロすぎから徐々に脚がつらくなってくる。

そして一番の難所である標高差500メートルの大覚野峠へ。ヘロヘロになりながらなんとか歩かずに登り切ることに成功!

あとはゴールまで下り基調。「やった~!さぁ駆け下るぞ!!」

。。。

ん~調子に乗って下りで膝をやってしまった45キロ地点ではそこそこ元気だったのに、50キロ地点ではまるで別人。

これまで一緒に走ってきた「ヒザ小僧(2名)」が下り坂で大爆笑してる。一緒に笑えればいいが、それどころではない。

さらに60キロ過ぎからはまるで地獄。行ったことないけど。

さっきまで大爆笑していたヒザ小僧が今度は泣きながら話しかけてくる「これ以上走らないで」と。

これ以上走ったら故障してしまうわ~ってことで第3CPで棄権。回収バスにご乗車

制限時間までは余裕があったけど、ヒザ小僧が限界を超えている。まぁ心が弱かったんですな。

↓激闘の跡。汗ではない、「エアサロンパス兵どもが夢のあと」(字余り)

エイドで西部劇のガンマンのように両手にエアサロンパスを構えて一心不乱に全身に振り掛けたけど、気休めにしかならなかった。

↓バスで到着したゴール。。。

銭湯で汗とエアサロンパスを流してから、ゴールエリアできりたんぽとおでんを食して一服。

↓かわいいコイツでスタート地点へ

大会当日は選手・応援の人ともに全線無料。沿線の田んぼアートでいちいちスピードを落としたりと素敵な鉄道の旅。

↓北秋田名物「バター餅」をお供に

想像ほど甘くなくておいしかった。雪見だいふくの外側を食べている感じ。

結果は残念やったけど、まぁこんなもんでしょ。身体への負荷を考えるとランは20キロくらいが丁度いい。

あぁ、早く雪降らないかな~