新年明けましておめでとうございます。
年末から新年にかけてずーと喰ったり飲んだりばかりのお正月
2日の日にご無沙汰続きの伯父さんとこへ年始のご挨拶に・
そこで出された「はなびら餅」
漢字で、草かんむりに白と巴ではなびら
京ではお正月用のお菓子なのだそうです。
京都といっても宇治は都の外れの外れ、
京の都といえば
つまり、今出川通りから下は七条通りまで。
東は鴨川から大宮通りまでです。
年末年始にしか見られない京の和菓子です。
白味噌の餡と甘く炊いた牛蒡を柔らかな求肥や餅で包んだ生菓子
近頃何故かもてはやされているらしい・・
元々は平安時代の新年の行事「歯固の儀式」に由来するらしい。
歯固は塩漬けした鮎など硬いものを食べて長寿を願う意味も込められ、
宮中雑煮とも言われていた。
裏千家の初釜のお菓子は「はなびら餅」と決まっているそうです。
最近東京でも「花びらもち」と称して似たようなものを販売しているようですが、
でもね、
歴史と伝統を受け継ぐ「はなびら餅」は京でしか味わえない和菓子です。
伯父さんにそんな話を聞いて・・
京はやっぱり・・・
深いわぁ~
「その昔」が・・
平安時代ですからねぇ・・
由来が平安なら茶道の発祥前で奇妙な気がしますね。
御存知ならお教えください。