オヤジのひとり言

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香川が、「2-0で勝つよ」と笑顔で

2012年06月12日 | オヤジのひとり言

香川「2-0で勝つよ」同僚豪GK挑発

日本代表FW香川真司が、

W杯ブラジル大会アジア最終予選第3戦のオーストラリアとの重要な試合を、

2-0快勝と予告したという。

11日、試合会場での前日練習前、

ドルトムントのチームメートでオーストラリア代表GKランゲラクと再会し、

「2-0で勝つよ」と笑顔で堂々の勝利宣言をしてのけたという。

ちょうど6年前の同じ日、

W杯ドイツ大会でオーストラリアに思い知らされた屈辱を、香川が晴らし、

最終予選無傷の3連戦へと突き進む。

 小雨が降る肌寒いスタジアムで、ネックウオーマーから23歳の笑顔がのぞいた。

真剣な表情でアップをしている最中、

チームスタッフに連れられてピッチを小走りで離れた。

けげんな表情で向かった先、

ピッチへの出入り口に、GKランゲラクが待っていた。

同い年のチームメートと再会すると、途端に笑顔がはじけた。


 日本人とオーストラリア人の会話は

ドイツ語、英語、さらに日本語も交差し身ぶり手ぶりを入れながら、会話は弾んだという。

ランゲラクから「調子はどうだ?」と問いかけられると、

人さし指と中指の2本をおもむろに差し出し、挑発するように繰り返し


 香川 ツー、ゼロ、ツー、ゼロ。


 「2-0で勝つよ」。大親友へ、不敵に2度繰り返す。

そして、

反応を楽しむように193センチの友人を見上げた。

ランゲラクから思い切り背中をたたかれても笑顔でかわし、余裕の表情。

最後にはお互い両手で固い握手を交わし「チャオ」。

イタリア語で別れのあいさつ。くるりと背を向け、

ピッチに戻る瞬間には、日本代表の顔に戻っていた。


 ランゲラクは、遠征先のホテルでいつも同室になる

同い年のルームメートとの決戦前の再会に、「うれしいことですね」と話した。


 その笑顔の裏には、大きな悔しさが秘められていた。

11年1月29日のアジア杯オーストラリア戦。

決勝のピッチに香川の姿はなかった。

準決勝の韓国戦で、右足第5中足骨を骨折し、チームを離脱。

チームは延長の末、1-0で優勝をもぎ取った。

その歓喜の輪に香川は入れなかった。

「アジア杯はもう振り返らない。

別の大会だし、しっかり切り替えている。

最終予選の試合として臨む」。

その言葉に、この試合にかける強い思いが込められていた。


 昔の自分を、見返すチャンスでもある。

さかのぼることぴったり6年。

06年の6月12日。

日本はW杯ドイツ大会1次リーグ初戦のオーストラリア戦を戦った。

当時、背番号10をつけていたMF中村俊のゴールで先制するが

後半に3失点し、逆転負けした。


 その時の香川は、FCみやぎバルセロナからセレッソ大阪入りした1年目。

リーグ戦出場はおろか、ベンチ入りが2試合だけ。

Jリーグデビューすらできなかった。

 その後、Jリーグで活躍し、世界へ羽ばたいて行った。

今は、背番号10をつける立場になった。

「アウェーでの挑戦になるので、ためされるゲーム。

どこまでできるのか、楽しみ」。


 W杯を見るだけだった過去から、

自分の力でW杯への道を切り開ける立場にまで上ってきた。

目線の先には、勝利しかない。

 

ガンバレ・・香川!!!

香川のコールラッシュを期待してやまない・・・元サッカー少年のオヤジ

 

 
 
 
 
 


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