オヤジのひとり言

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サムライジャパンの理想形??

2012年06月12日 | オヤジのひとり言

                

 

 ザックジャパンが目指す理想型??

先日のヨルダン戦では右サイドの崩しから得点が生まれ

そのチャンスをつくったのは岡崎慎司だった

 前半18分の前田遼一による先制点を手始めに、

本田圭佑がハットトリックを達成し、  

マンU移籍が内定した香川真司、

負傷離脱した吉田麻也の穴を埋めた栗原勇蔵にもゴールが飛び出した

8日のヨルダン戦。

6-0で完勝した日本代表は、

2014年ワールドカップ・ブラジル大会最終予選の序盤2連戦で

勝ち点6、得失点差+9という華々しいスタートを切ることに成功。 


  ヨルダン戦でとりわけ顕著だったのが、右サイドからの崩し。

前半の4得点の大半が右から崩しておぜん立てされたことを、再認識すべき。


 その先駆けとなったのが開始早々の5分、

遠藤の精度の高い縦パスに反応した岡崎が、相手守備陣の裏に抜け出した場面だ。

「ボールの落としどころが悪くて、シュートが甘くなった」と

本人が悔しさを口にしたようにゴールには至らなかったが、

右の崩しを活発化させるチャンス。

これまでの岡崎は一発のスルーパスに抜け出す形にこだわりすぎる傾向が強く、

背後にいる内田篤人と連係したり、

外に流れてクロスを上げるなどのバリエーションが少なかった。

だが、

この試合では内田や本田と絡む場面が格段に多くなり、

チームとしても多彩な攻撃が見られた。

注目すべきは、

前半35分に香川が挙げた4点目などは、

右サイドからのアタックが完ぺきに結実したものといえる。


 まず自陣左で奪ったボールを遠藤経由で受けた内田が、

岡崎とのパス交換から本田につないだ。

内田と岡崎、本田の3人が近い距離で連係し、

右でしっかりと起点を作ったのは特筆すべき点。

それだけ時間を稼げば、ボランチの長谷部誠も大外を回って前へ出られるし。

右サイドの深い位置で本田からパスを受けた長谷部は、

ゴールラインギリギリのところから中央に折り返す。

これを岡崎、前田が競り、

こぼれたボールを内田が拾い、香川に横パス。

そして香川が冷静に右足シュートを決めたものです。


 これだけの人数が攻撃に絡めば、ゴールにつながる確率も上がる。

この1点はザックジャパンが目指す1つの理想形のようだ。

ただ迫力不足に映る右サイド

 今の日本代表は、

スキルとフィニッシュの高さを武器とする香川と、

ダイナミックなオーバーラップを繰り返せる長友の

左サイドコンビから効果的な攻めが繰り出される場面が多い。

「左偏重」と言われるほど、世界的ビッグクラブでプレーする2人が数々のチャンスを演出してきた。

内田も「真司がいるからボールが収まるし、長友も上がりやすい。

ヤットさん(遠藤)も向こうにいるから、

どうしても左回りのボールの動きになる」とその要因を分析している。 

ただ、

その分、右サイドがどうしても迫力不足に映ってしまう。

3日のオマーン戦でも、序盤こそ右からの仕掛けが何度かあったが、

結局3得点は左サイドか中盤の組み立てから生まれている。

左の長友は「オカがあれだけ動いて貪欲に前へ行ってくれるのは、すごくありがたい。

ディフェンスラインを引きつけて間延びさせる効果もあるしね」と岡崎の飛び出しを歓迎していたが、

単調な縦への動きだけではいずれ壁にぶつかる。

ザッケローニ監督が試合の後半、岡崎と内田を下げ、清武弘嗣と酒井宏樹を投入したのも、

こうした危惧をどこかで抱いたからではないのだろうか。??


 もちろん内田がイエローカードをもらい、

岡崎も再三巡ってきた決定機を外したことがこの交代の引き金にはなっているようだが、

若い2人に攻撃を活性化してほしいという期待もあったはず。

「キヨ(清武)はやっぱりうまいし、(酒井)宏樹も縦にガリッと一発で行く力が強い。

チームに新たなオプションをもたらすと思う」と岡崎も実力を認めており

、U-23日本代表で右の縦関係を形成する2人の追い上げを強く感じているようだ。

 

2008年にA代表デビューし、

4年以上のキャリアを持つ岡崎と内田といえども、

うかうかしてはいられないのだ。

若い世代がどんどん育っている・頼もしい・・サムライジャパン

 

今夜のオーストラリア戦はここんトコを・注目してみたいものです。

サッカー分析をするのが大好きな・・元サッカー少年のオヤジ

 

 

 



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