海外では香川・岡崎二人の シンジ が大暴れの嬉しいニュースが・・
一方国内では・・・
鬼のノリさん、不甲斐ない「なでしこ」に一喝
サッカー・日本女子代表候補合宿が和歌山県上富田町で実戦形式の練習を開始し、
日本女子代表「なでしこジャパン」と各年代の代表候補チームが、ガチンコ対決。
20分間×3試合で1得点しか奪えず、
U-20代表候補には1-0と辛勝したものの猛攻を浴び続けたW杯優勝メンバーに、
佐々木は「有頂天になってたら、あんたらナンボのもんよ、の世界」と一喝。
今夏のロンドン五輪に向け、危機感をあおった。
黒々とした眉をつり上げ肩をいからせる姿は、
ご当地・紀伊生まれの怪僧・武蔵坊弁慶さながらの様相だったとか。・・
延べ3200人を数えた観客もビックリ。
佐々木監督が仁王立ちで声を荒らげた。
「そら見ろ、という感じですね。有頂天になってたら、あんたらナンボのもんよ、の世界」
カミナリの原因は、
なでしこのふがいない姿。
なでしこ入りを目指す「チャレンジ」メンバー主体の2チームとスコアレスドロー。
U-20代表候補にも苦戦した。
DF浜田に2本のポスト直撃シュートを打たれれば、
DF中村にドリブル突破を許す。
MF猶本には前線に鮮やかなスルーパスを通されるなど、猛攻を浴びた。
スコアは1-0ながら、監督は「2-1で負けてたね」とバッサリ。
「ラスト10分は4-6で支配されていた。
きょうはU-20の選手にしか、光るものがありませんでしたね」と切り捨てた。
今合宿は右ふくらはぎの肉離れで、MF沢が不在。
オフ明けのコンディションや、不慣れなポジションをこなす選手が多いこともある。
それでも圧倒的強さを見せるのが世界女王のプライドなのだが。
パス回しの練習中にも怒鳴るなど、“鬼のノリさん”を貫いた指揮官。
「実力差なんてない。今のなでしこは危機感を感じないと」。
代表選考の競争、W杯女王に立ち向かう列強。
厳しい戦いを前に、キリリと手綱を引き締めた。
なでしこ妹に苦戦ワールドカップ優勝メンバーのお姉さん達も「うかうかできない」
監督が「危機感を持って欲しかった」と言うように、
代表メンバー入りに必死な、なでしこチャレンジやU-20(20歳以下)代表との対戦では、
最後まで圧倒的な強さを見せつけることはできなかった。
下からの押し上げを感じた選手たちとは対照的に、
指揮官は「そら、みろ」とニンマリだ。
U-20相手ではFW高瀬が押し込んで面目を保ったが、ポストに助けられた場面も2度あった。
指揮官は若手の急成長を評価している。
ポジションを入れ替えたり、始動直後ということを差し引いても
“世界一”の動きができなかったことは想定内なのか。・・
FW大野が「うかうかしてはいられない。私のことでいえば決めきることができない」と
再三の好機を逃したことを反省すれば、
MF阪口も「チャンピオンにはなりましたけど、常にチャレンジャーの意識で臨まないと」と気を引き締めた。
アルガルベ杯では若手メンバーを招集する可能性が高い。
「そらみろ。有頂天になって、あんたらなんぼのもんよ。
刺激を受けてくれたかな」と指揮官。
残り2日間は4カテゴリーをシャッフルして、さらに競争心をあおるという。
プロの世界は厳し~いeeeのだ