Chocolat cuisine

しょこらが出会った、作った、食べた、
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固くなったカンパーニュを使って、サーモンとブロッコリーとネギのお手軽パンキッシュ。

2010-09-05 10:48:03 | 料理日和(Cuisine)
              


キッシュは好きだけど、生地を作るのがけっこう面倒だったり、かといって冷凍パイシートを使うのは自分的に許せないし(いちお~製菓学校出てるのもあって)、それに正直カロリーも気になる・・・ コレステロールが見るからに多そうな彼には絶対に食べさせたくない・・・
ということで、少々固くなってしまったパン・ド・カンパーニュを利用して、簡単、ちょっとヘルシーなパンキッシュを作りました。(まぁ、今さら~という感じで、珍しくもないですが)

カンパーニュは日本でもお馴染みのポワラーヌのもの、わざわざお店まで行かなくても普通に何処のスーパーにも置いてあるから嬉しい。お値段ちょっと高めなのでたまにしか買わないけど、やっぱり美味しい。バゲットと違って日持ちするのも嬉しい。


            
            ポワラーヌ              スーパーで購入したカンパーニュ



中に詰める具は、彼が大好きなサーモン(フランス人はサーモンが超大好き。こっちのサーモンって、日本で食べるサーモンよりも脂が乗ってる感じがします)
やはりサーモンときたら、ほうれん草が欲しい。と思ったのに残念ながらスーパーになく、先日マルシェで買ったブロッコリーと西洋ネギ(ポワロー)を入れることに。
そう、フランスのネギは日本のものより太くてしっかりしています。生では固くて食べられないけど、火を通すと甘くてとっても美味しいのです。


『トルテ深口21cm』と記してあった型で、こんな感じのレシピで作りました。

固くなったパン・ド・カンパーニュ (食パン、バゲットなど)

サーモン     2切れ
ブロッコリー   適量、お好みで。
西洋ネギ    (玉ねぎでもいいと思います)      

アパレイユ
 全卵    2個
 卵黄    2個
 牛乳      200cc
 生クリーム  200cc (フランスの生クリームは日本よりあっさりしてます)
 塩・胡椒・ナツメグ 

グリエール・エメンタールなど、お好みのチーズ  適量




トルテ型にクッキングシートを敷き(後でキッシュが取り出しやすいように)、カンパーニュを敷き込みます。

細く切ったネギは、バター少々と一緒に、フライパンで蓋をしゆっくり蒸し焼きにします。ネギが軟らかくなったら、一口サイズに切ったサーモンを加え軽く火を通します。あれば白ワイン少々を振り入れます。お好みでここで味付けをしてもよいです。

ブロッコリーは塩茹でにします。

パンの上に具をバランスよく、たっぷりとのせ、チーズを表面全体に振りかけます。チーズは多いほうが美味しいと思うけど、私はちょっと控えめかも。

最後に混ぜ合わせたアパレイユを流し入れて、温めておいたオーブンへ。
200~210で、表面全体に美味しそうな焼き色がつくまで焼きます。

今回は中の詰め物に特に味付けをしていないので、アパレイユの塩をきかせてます。もちろん詰め物に味付けした場合は、アパレイユの塩加減に注意します。



              


ちょっとヘルシーな具沢山キッシュの出来上がり♪
実は、上の焼く前の写真を撮ってから、「ちょっとブロッコリー少ないかも」ということで追加しました。普段家ではちっとも野菜を食べな彼のために。だって先日このブロッコリーを買うときも「僕はいらな~い、君が食べたければ買えばいいよ。」だったので。


『生地はカンパーニュ、中に詰めた具は魚と野菜、チーズも控えめ』のヘルシーなキッシュに彼はどんな反応を示すだろう・・・ 
ちょっと不安げに様子を窺っていると、

「お、美味し~~~~~い!!こんな美味しいキッシュ今まで食べたことないよぉ~~~!!!」 
「ね、ね、もっと食べていい?」

と、ちょっと予想外の反応に

「え?」 嬉しさと同時に、正直びっくり。


コッテリ脂物が大好きなわりに、意外とあっさりしたものも好きだし~、味の濃いものが好きそうなわりに、意外とシンプルな味付けが好き。私より薄味好き?って思うときも時々あるし、未だよく掴めないわ、彼の味覚。


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