フランスに何度も来るようになってから、ケーキ屋ではなく、パン屋に並ぶシンプルな、ちょっと素朴なタルトやお菓子類が以前より好きになりました。もちろんケーキ屋に並ぶ手の凝った美しいお菓子も美味しいけど、普段食べたくなるのは、そして食べ飽きないのは断然シンプルな、普通のお菓子。(私にとっては)
フランスは日本よりも日常生活の中にお菓子があるのが当たり前で、だからといって毎日毎日食べているわけじゃないけど(私と彼の場合)、週末はいつもマルシェで買い物をしたあと、近所のパン屋でバゲットとデザートのお菓子を買って帰るのがお決まり。
普段はこうやって私がお菓子を作ると、夕食のデザートで食べます。ていう感じかな。
先日作ったパート・ブリゼがまだ約半分残っていたので、家にあったりんごでタルトを焼きました。
Grany smith グラニー・スミス
1868年にオーストラリアで、マリア・アン・スミス氏によって偶発実生で開発された品種。
皮は黄緑色。実はサクサクした食感で、ジューシー。先日のレネット種同様酸味が強いけど、こちらは生で食べてもとっても美味しいです。もちろんタルトなどのお菓子にもよく使われますよ。
ところで、このりんごの旬はいつなんでしょう?調べたけど分かりませんでした。いっつもスーパーで見かけるんですよね。
《16cmぐらいのタルト型・1台分》
りんご 約1.5個 (酸味のあるものが美味しい)
卵黄 2個
砂糖 45g (グラニュー糖、カソナードなど、お好みのものでOK)
生クリーム 20g
1) パート・ブリゼは、重石をのせて180~190℃のオーブンで、から焼きします。
2) りんごは、くし型にカットします。
(私はオーブンの関係でちょっと薄めにカットしていますが、もう少し厚めのほうがいいかも。
その辺はお好みで)
3) 卵黄、砂糖の半分強、生クリームを混ぜ合わせます。
4) りんごを並べ、3)のアパレイユを流し、残りの砂糖を全体にふります。
5) 190~200℃のオーブンで、約40分焼きます。
(温度、時間はあくまでも目安です。各家庭のオーブン、タルト型の大きさによって異なります。)
本当はりんごを放射状に並べたかったけど、型が小さめで若干無理がありました。なので、あまり美しくない仕上りですね。
肝心のお味のほうは・・・
夕食後、彼がほとんど一人で食べちゃいました。
「ちょっとそんなに食べたら、カロリー取りすぎ~~~」という私の表情も無視して。
簡単で、とっても美味しいので是非お試しを♪
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