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My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

風車3号機は重症です

2009-09-08 18:30:14 | 風車日記
町営風車3号機の故障は重症でした→風力発電: お知らせ

今日の夕方、町民の皆さんへのお知らせということで町のHP
に概要を掲載しました。
先日の風車メーカーによる調査報告が提出されていないの
で、発電機故障の詳細や、原因については現時点で不明です。
発電機を韓国の元に送り調査しないと、修理が可能かどうかも
わかりません。輸送に時間がかかるため、調査終了まで最低!
でも1カ月半!はかかるとのことです。

その後、修理するにせよ新しい発電機に乗せ換えるにせよ、相当
の期間と費用がかかることは間違いありません。
自然相手の再生可能エネルギーですから、アクシデントはつきも
のだと覚悟はしていましたが、それにしても残念です。

現在、風車は1号機だけしか回っていません。(2号機は定期
点検中)。その1号機は9月最初の1週間を設備利用率60%強で
運転しました。それだけに、故障と定期点検の遅れが残念です。

風車が故障で停止しているのは、風車メーカーにとって生き恥を
晒しているようなものだと思うので、最善の努力をしていただけ
るものと信じています。

鳩山次期首相が90年比でCO2を25%削減することを明言したこと
が大きな反響をよんでいます。マニュフェストに明示していた
のですから当然です。

産業界からは不可能だとか経済成長に悪影響が出るという理由で
批判の大合唱ですが、始まる前からこの有様とは情けないことで
す。まあ、鉄鋼やセメント業界にしてみれば死活問題ということ
は理解できます。しかし、社会全体としては低炭素化から逃げる
ことはできません。

当町風車3号機もできるだけ速やかに復旧して、どんどん発電し
てもらわなければいけません。と、自分を励ましますがやはり
凹みますね。

今日も風車の視察がありました

2009-09-07 21:29:56 | 風車日記
今日は午前中、町田市の消防団の皆さんが40数名で風車の
視察に見えました。年も職業も色々でしたが、消防団の話
や風車の話などしながら楽しくご案内できました。
風車2号機は点検中、3号機は故障中で相変わらず1号機
のみの見学でしたが、天候に恵まれ気持ち良かったです。

また、町内のホテルの車が2台、お客さんを乗せて風車や
景色を楽しみに来ていました。今後、東電・ユーラスの風
車が完成すれば更に見所が増えて観光に役立ちそうです。
完成までにあと、3年ほどはかかると思いますが、ホテル
のチェックイン、チェックアウトの前後に見学する場所の
少ない当町にとっては非常にプラスになるでしょう。

ネットでブログをチェックしていると、福島県布引高原の
風車へ行った人の記事が随分と目につきます。
東電・ユーラス風車が完成したら、東電のCMなどに風車
を登場させてもらい、是非、第二の布引高原を目指したい
ですね。

ところで、インフルエンザが流行の兆しを見せています。
我が家では玄関にアルコールの消毒液を置きました。
子供たちに聞くと、小学校でも中学校でも、下駄箱や教室
の出入り口は消毒薬などは置いていないそうです。来客用
には置いてあるそうですが、生徒は使わないように言われて
いるそうです。
また、毎朝の検温なども特に取り組みがなされていません。
小学校ではお便りで、朝、検温するようにと通知されました
が、特に記録を提出することは求められていません。

本当にこんな対応で大丈夫なのか親としてとても心配です。

思いつき日記

2009-09-05 20:00:37 | 独り言
今日は脈絡の無い内容です。

○昼過ぎにちょっとだけ風車に行ってきました。
今日も風速10m/sです。今月に入って毎日、いい風が吹いています。
来週は2週連続で台風が近づきそうです。こういうことが予想され
たからこそ6月の定期点検を計画していたのですが、残念です。
この残念だという気持ちが風車メーカーに伝わっているでしょうか?
伝わっているというか共有されているでしょうか?個人的には
そういう気持ちを持ってくれている方もいるのだと思いますが、
少なくとも会社という組織としてはそういう風には動いていません。

○先日お隣の伊豆市で太陽光発電設備を公共施設に設置するための
補正予算が否決されました。補正予算は国の地域活性化・経済危機
対策臨時交付金を受けて編成されたもののようですが、太陽光発電
より、地元の土木業者への仕事を増やす公共工事を優先すべしとの
議会の判断のようです。伊豆市は地域新エネルギービジョンを策定
済みで立派なことだと思っていたのですが・・・

○高速道路無料化で高速道路が渋滞しても、その分一般道の渋滞が解
消されるからCO2は増えないという意見もあるようですが、制限速度が
まったく違うし、1台当たりの平均走行距離は間違いなく増えるで
しょうから、やはりCO2は増加するのではないでしょうか。

○客席を全席禁煙にするファミレスなどが増加しているそうです。
以前全面禁煙の店舗を出店したワタミは失敗したようですが、どうな
るでしょうか。
自分は煙草を止めて10年がたちましたが、止めて良かったとつくづく
思います。止めるときはとても苦しかったですが、これだけ吸える
場所が減ってくると喫煙者には相当のストレスではないでしょうか。

神奈川県は知事の肝いりで公共施設などの全面禁煙を実施しており、
職員の喫煙は午前・午後それぞれ1本だけしか許されていないという
報道を以前読んだ気がしますが本当でしょうか?
奉仕活動の一環で清掃活動などすると一番多いのは煙草の吸殻です。
当町は観光地ですから喫煙について少し考えてみる必要があるかもし
れません。

○据え置き型のゲーム機を買ったことが無いのですが、1万円値下げ
したPS3に物欲が・・・
クチコミ情報などを見る限り、初期不良らしき情報が多数見受けられます
が、やはり新型は一段落するまで様子を見た方が良いのでしょうか?
物欲と言えば、スキャナー、カメラの望遠レンズ、ビデオカメラなど
などキリがありません。今年度になってデスクトップ、ノートPCをたて
続けに買い換えたので資金繰りが・・・

○麻生総理が間違いなく鳩山次期首相に勝っているのはスーツの着こ
なしです。鳩山さんはスーツのサイズが大きすぎで格好悪いです。世界の
VIPの中ではアナン前国連事務総長がダントツベストドレッサーだと勝手
に思っていましたが、やはり世界の檜舞台に日本の代表として立つので
すから、もう少し頑張って欲しいと思います。

今日の視察

2009-09-03 21:19:30 | 風車日記
今日は午前中、社会学や経営学の視点から風車の様々な問題を
解き明かそうと研究者2名の方の訪問がありました。
風車先進国では風車の数だけ研究者がいるというほど、研究の
裾野が広いそうですが、わが国では最近やっと社会学や気象学
など分野での研究を少し見かけるようになった程度です。
発電効率やロバストな風車の開発など工学的な見地からだけで
なく、多くの分野で風力発電の研究が進むことは、国民の理解
を深めるという点で大きな意味があると思います。

午後は、自治体別の自然エネルギー自給率の研究をされている、
千葉大学の先生がゼミ生の皆さんと一緒に風車の視察に来ました。
風車は1機しか回っていませんでしたが、秒速10m以上の風が吹い
ていたのでその迫力を体感してもらえたのではないでしょうか。

明日は高校の先生(1名)の新任者研修で風車を案内する予定です。

風が強すぎて今日も定期点検は進みませんでした(泣)。
明日は朝から3号機の故障調査も始まるので、少し風が弱くなると
良いと思います。
3号機が無事だと良いのですが・・・

点検も修理も進みません

2009-09-02 20:22:46 | 風車日記
午後3時頃、視察で風車へ行ったのですが、外気温は22℃で
秒速13~15mの風が吹いていたので半袖ではちょっと寒かった
です。

風車3号機は現在実施中の定期点検とは別に、電気の技術者が
乗り込んで、調査をすることになりました。
風車メーカーの迅速な対応には感謝したいのですが、相変わらず
費用の方がお高いです。

現地で調査する技術者以外にも、設計(修理内容)を検討する
技術者の人件費も請求されるそうです。私のような素人感覚では
調査に要する日数と同等の人工数を設計の方にまで払うという
のはピンときません。プラント関連などでは常識なのかもしれ
ませんが。
(追記 訂正)
設計の方は遅れて乗り込んでくるそうです。


発電機の乗せ換えなんてことにならないと良いのですが。
あ~どんどん憂鬱になっていく。

風が強すぎて定期点検も全然進みません。担当者は「何とか当
初の予定通り終われるようにがんばります」と言ってくれてい
ます。仮に無理だとしてもこういう風に言ってもらえるだけで
嬉しいです。ありがとうございます。

風車見学をお勧めします

2009-09-01 21:10:12 | 風車日記
明日から3日連続で風車の視察がありますが、現在1号機しか
運転できない状態なのでなんだか申し訳ありません。
神奈川県内の自治会長さん達や大学のゼミや高校の先生など
色々ですが、ニーズにあった説明ができるように頑張りますの
でそれでご勘弁ください。

風車の視察や見学も7千人を超えました。風車の担当になる前
と比べると本当に色々な方とお会いする機会が増えました。
就職してから税務(5年)→建設(4年)→財政(3年)時代
には名刺すらほとんど必要の無い生活だったことを考えると、
勉強になることも刺激を受けることも多いです。
風車建設の担当になった頃にはこういうことになるとは想像も
していませんでした。

当町風力発電所の視察は「来るものは拒まず」という主義なの
で、人数や目的に関係なく可能な限り対応させていただきます。
これから初冬までとても気持ちの良い季節となりますので、是非
風車見学をお勧めします。