My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

出力変動緩和型風力発電所

2010-05-09 17:35:00 | 風車日記
日立エンジニアリング・アンド・サービスが青森県五所川原市で建設
を進めていた、出力変動緩和型風力発電所が運転を開始したそうです。

エネルコンの1,930kW×8機に4.5MVAのインバータと長寿命鉛電池
10.4MWhを併設しているそうです。

東北電力が募集した出力変動緩和制御方式の要件では任意の時刻から
始まる20分の時間枠内での出力変動率を風車定格容量の10%以内に
維持することが義務付けられています。

今回使用された鉛電池はNaS電池に比べて充放電の応答性能が2倍
以上であり、また温度管理用のヒーターなども不要なため、低コス
トであることも特徴だそうです。

本当は蓄電池無しで風車を連系できるのが理想だとは思いますが、
電力会社の要求を無視することはできないので、次善の策というこ
とになるのでしょう。

でも本気で新エネ導入を促進するつもりなら、系統の強化を進めて
欲しいですね。

【追記】
テレビでゼファーの小型風車が取り上げられていました。
当町でも公園に設置しており、製品はしっかりしていると思います。
ただ、一般的に住宅街は強風が吹くところを避けて広がっているこ
とが多いと思うので、一般家庭では趣味なら結構ですが、実用性は
あまり期待しない方が良いでしょう。

家が揺れるほどの風がしょっちゅう吹くという地域に住んでいる人
以外は太陽光発電の方が無難です。

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