読売新聞島根版によれば、島根県内の風力発電が苦戦してい
るようです。
国内最大設備容量の新出雲風力発電所(ユーラスエナジージャ
パン)の風車は2度目のブレード先端の破損で全機停止中で09
年4月の運用開始以降すべての風車がそろって運転したのはわ
ずか9カ月だそうです。
ここの風車はヴェスタスの3M機だったと思いますが、風の乱
れの強い、山の上に建てる風車は2M機ぐらいが限度ではない
かと感じます。
出雲市が03年から運用するキララトゥーリマキ風力発電所では
目標の設備利用率18.1%に対し09年度実績は13.2%だそうです。
そもそも、目標18.1%の風況の所に風車を建てるという決定そ
のものに問題があったのではないでしょうか。
また、県企業局が運営する隠岐大峯山風力発電所でも目標設備
利用率33%に対し、年間設備利用率は20%前半が多いそうです。
設備利用率33%がどれだけ凄い数字かというのが体感的にわかっ
ていなかったのだろうと思います。
ここは潜在的な風況のポテンシャルは高いのですが、3機が
1年間を通じてしっかり回ることが少ないのが問題です。
最近の当町の状況と似ています。
島根県ではもう1カ所風力発電所を運営していますが、そちら
は風況調査で高度30mで年間平均風速5.0m/sの所に、ノルデッ
クスの2.3MW機を9機建てています。
この風況で風車を建設したことには疑問が残ります。
ただ、島根県の風車は月別の稼働率や利用率を公表している数少
ないサイトのうちの1つです。また見学者の実績や騒音、低周波
音の計測結果なども掲載していて、情報公開に熱心で無い風力発
電業界の中ではお薦めのホームページです。
ちなみに読売新聞の記事によれば島根県県内には500kW以上の風力
発電所は8カ所あって、年間設備利用率は19%だということです。
るようです。
国内最大設備容量の新出雲風力発電所(ユーラスエナジージャ
パン)の風車は2度目のブレード先端の破損で全機停止中で09
年4月の運用開始以降すべての風車がそろって運転したのはわ
ずか9カ月だそうです。
ここの風車はヴェスタスの3M機だったと思いますが、風の乱
れの強い、山の上に建てる風車は2M機ぐらいが限度ではない
かと感じます。
出雲市が03年から運用するキララトゥーリマキ風力発電所では
目標の設備利用率18.1%に対し09年度実績は13.2%だそうです。
そもそも、目標18.1%の風況の所に風車を建てるという決定そ
のものに問題があったのではないでしょうか。
また、県企業局が運営する隠岐大峯山風力発電所でも目標設備
利用率33%に対し、年間設備利用率は20%前半が多いそうです。
設備利用率33%がどれだけ凄い数字かというのが体感的にわかっ
ていなかったのだろうと思います。
ここは潜在的な風況のポテンシャルは高いのですが、3機が
1年間を通じてしっかり回ることが少ないのが問題です。
最近の当町の状況と似ています。
島根県ではもう1カ所風力発電所を運営していますが、そちら
は風況調査で高度30mで年間平均風速5.0m/sの所に、ノルデッ
クスの2.3MW機を9機建てています。
この風況で風車を建設したことには疑問が残ります。
ただ、島根県の風車は月別の稼働率や利用率を公表している数少
ないサイトのうちの1つです。また見学者の実績や騒音、低周波
音の計測結果なども掲載していて、情報公開に熱心で無い風力発
電業界の中ではお薦めのホームページです。
ちなみに読売新聞の記事によれば島根県県内には500kW以上の風力
発電所は8カ所あって、年間設備利用率は19%だということです。
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