今日近くの書店を覗いたら『敵討』発見。
なんと藤原竜也くんの帯。
迷わずゲットしました。
アマゾンさんはキャンセル。
悪しからず・・・
ふふ・・・
2月26日に放送された「遺恨あり」の原作本です。
新潮文庫 400エン。
吉村昭さんの作品が2本収められてます。
表題作の「敵討」と「最後の仇討」。
竜也くんが演じたドラマ「遺恨あり」は「最後の仇討」を脚色したもの。
さっそく読みました。
テレビとはかなり、というかゼンゼン違ってました。
一番びっくりなのは、六郎の仇討を手助けするなかがいません。
「下女のなか」が出てくるのは、臼井亘理が襲撃された時に、
「異様な物音とあわただしい足音を耳にして」
亘理の父に知らせたという場面だけ。
その後は登場しません。
六郎はたったひとりで仇討を決意して、決行したのね。
ぜんぜんイメージ違うわ。
ちょっとがっかり・・・
そもそもこの小説、女性が出てきません。
山岡鉄舟夫人が亡き夫に代わり、六郎の出獄祝いの席を設けた場面だけ。
なあんだ、原作は従来の男だけの歴史小説だったんですね。
鉄舟と六郎の道場シーンも皆無です。
鉄舟は仇討のことなど、ゼンゼン気づいてませんでした。
形見の短刀もなし。
一瀬だって仕込杖持ってません。
ここ結構気にいってたのに・・・
六郎の存在も知らないで突然切りつけられるし、立ち回りも無しだし。
「遺恨あり!」の決め台詞は「父の仇」ですって。
う~ん、ベタすぎる・・・
あの大感動の場面の数々は脚本家の方の創作ですか。
びっくり~です。
それに六郎は人力車の車夫には、なってません。
竜也くんを車夫にするってのは「黙阿彌オペラ」の五郎蔵を観た人のアイデアかしらん。
はい、ちょっとうれしかったですよ。
これ脚本がホントによくできてるので感心しました。
元の材料だけで、エピソードなんかほとんど創作しちゃったんですね。
登場する女性もキャラ立ちして、1本筋が通った人ばかりなのも、オール創作。
スゴイ、お見事大成功ですよ~
脚本の後藤法子さんと、源孝志監督大拍手です~
パチパチ・・・
後藤さんと源監督、このセンで竜也くん主演、どんどん作ってくださいね。
仇討シリーズでもいいし・・・
あ、よくないか・・・ごめん。
ていねいに作った大人向けの良質な作品、これからもお願いしますね~
よろしく~
なんと藤原竜也くんの帯。
迷わずゲットしました。
アマゾンさんはキャンセル。
悪しからず・・・
ふふ・・・
2月26日に放送された「遺恨あり」の原作本です。
新潮文庫 400エン。
吉村昭さんの作品が2本収められてます。
表題作の「敵討」と「最後の仇討」。
竜也くんが演じたドラマ「遺恨あり」は「最後の仇討」を脚色したもの。
さっそく読みました。
テレビとはかなり、というかゼンゼン違ってました。
一番びっくりなのは、六郎の仇討を手助けするなかがいません。
「下女のなか」が出てくるのは、臼井亘理が襲撃された時に、
「異様な物音とあわただしい足音を耳にして」
亘理の父に知らせたという場面だけ。
その後は登場しません。
六郎はたったひとりで仇討を決意して、決行したのね。
ぜんぜんイメージ違うわ。
ちょっとがっかり・・・
そもそもこの小説、女性が出てきません。
山岡鉄舟夫人が亡き夫に代わり、六郎の出獄祝いの席を設けた場面だけ。
なあんだ、原作は従来の男だけの歴史小説だったんですね。
鉄舟と六郎の道場シーンも皆無です。
鉄舟は仇討のことなど、ゼンゼン気づいてませんでした。
形見の短刀もなし。
一瀬だって仕込杖持ってません。
ここ結構気にいってたのに・・・
六郎の存在も知らないで突然切りつけられるし、立ち回りも無しだし。
「遺恨あり!」の決め台詞は「父の仇」ですって。
う~ん、ベタすぎる・・・
あの大感動の場面の数々は脚本家の方の創作ですか。
びっくり~です。
それに六郎は人力車の車夫には、なってません。
竜也くんを車夫にするってのは「黙阿彌オペラ」の五郎蔵を観た人のアイデアかしらん。
はい、ちょっとうれしかったですよ。
これ脚本がホントによくできてるので感心しました。
元の材料だけで、エピソードなんかほとんど創作しちゃったんですね。
登場する女性もキャラ立ちして、1本筋が通った人ばかりなのも、オール創作。
スゴイ、お見事大成功ですよ~
脚本の後藤法子さんと、源孝志監督大拍手です~
パチパチ・・・
後藤さんと源監督、このセンで竜也くん主演、どんどん作ってくださいね。
仇討シリーズでもいいし・・・
あ、よくないか・・・ごめん。
ていねいに作った大人向けの良質な作品、これからもお願いしますね~
よろしく~