今年5月に渋谷のコクーンで蜷川幸雄演出、松本潤主演で観た舞台の戯曲です。
出版されたのが昭和60年、かなり以前だけど
古さはぜんぜん感じないです。
舞台すごくよかって、気に入ったんですけど、
話に?が、多くて・・・
駄ジャレもひんぱんに出てくるけど、あれ?と思っている間に
次のせりふが、押し寄せてくるので、深く考える間もなく
どんどん、進む場面展開。でした。
戯曲読んですごく面白かったです。
分からないところは・・・
理解できるとこもあったし、ついていけない展開もありましたね。
でも、わくわくする、おとぎ話。
みたいな感じかな。
登場人物も空飛びサスケ(ヒト)、その後の信長、徳川イエヤス・イエヤセン、巨人1・2(ライト兄弟)
とか、なんじゃこりゃ・・・
両側のスクリーンに場面の説明や駄洒落とかが、映るのですが、
最初の場面の
「心の準備もできていない時にいきなり始まる。」
っての、蜷川さんのアイデアかと思ったら、野田さんの原作にちゃんとありました。
ラストの
「サスケ、飛ぶ。いつまでも飛ぶ。」
もありました。
眠り姫の鈴木杏ちゃんが、爆弾で吹っ飛ぶ、とってもキレイなシーンは戯曲にはなかったです。
最後の三里塚風の見張り小屋や、機動隊の旗なんかが蜷川さん流でした。
最後の場面、炎と歌声で、なんか涙があふれたものね。
やっぱり蜷川さん演出、ひと味プラスしてます。
でも、原作も楽しかったです。
野田さんって、いろんな楽しいアイデアがいっぱいなんですね~
新作の宮沢りえちゃんと藤原竜也くんの「ロープ」も楽しみにしていますよ
ところで明日からお出かけです。
今回は離島です。ふふ・・
お天気が心配なんだけど・・
まぁ、行ってきま~す