余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

田村はまだか

2022-10-24 00:06:52 | マイブック(あ)
「田村はまだか」
      朝倉かすみ 著
同級生の同窓の田村を待つ五人の男女。
その男女を見詰めるマスター。
五人の想いとマスターの視点。
思い出と今を行きつ戻りつし
一息ついたとき田村はまだか、と。
田村の魅力。
五人は、そしてマスターも田村を待ち、
田村を待ち焦がれる。


朝倉かすみは虹のようなきらめく表現が素敵だ。
こころもまた光と闇の表裏。
お酒を嗜むことのできる余裕でありたい。

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