余白のメモ

詩と短歌と好きな本
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パレード

2022-10-24 00:18:09 | マイブック(や~わ)
「パレード」
      吉田修一 著

怖い。
とても怖い小説だった。
読んだ小説のなかでも意表を突くこわさ。
シェアハウスに住む男ふたり女ふたり。
途中で入り込む男ひとり。
五人の思考が一つずつ語られるのだが、
注意書きのように現れる犯罪の一片。
とすると犯人は・・・となるが・・・。
パレードというタイトルはなにを意味するのだろう。
吉田修一という作家は怖さに長けているのかもしれない。
この怖さをいますこし吟味して過ごしている。

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