政権交代後の動きを見ていると、残念ながら以前に小沢一郎氏が言ったことが当たっているようだ。
「民主党はまだ政権担当能力がない」
だから自民党と合併して政権担当能力を身に付け、その後で政権を担う、という2段階論を実施しようとした。
福田首相の時だ。
しかし、党内の反対に遭い、この計画はあえなく頓挫。
体制変革はドラスチックにやった方がいいのか、それとも2段階変革か。
歴史が証明しているのはドラスチックな変革だ。
幕末維新では公武合体論が2段階論で最も現実的な手だったが、歴史は倒幕派を選んだ。
世界の歴史も同じで、現実的に見える2段階論よりはドラスチックな変革の方が常に成功している。
なぜか。
従来の体制を変えようという時にはかなりのエネルギーを要する。
このエネルギー、熱気を強く持っている方が歴史を動かすのだ。
そういう意味では2段階論を唱える穏健派には、このエネルギー、熱気が不足していることが多い。
それが結果として、歴史の主役たりえないのだ。
言い方を変えれば、1段階であれ、2段階であれ、変革への強いエネルギーを持った方が歴史の主役になるということだ。
さて、現在の民主党政権を見てみよう。
彼らに強い変革のエネルギーを感じられるか。
残念ながら「ノー」である。
菅首相に強い変革のエネルギーを感じられるか。
これも「ノー」だ。
彼は野党の時にはエネルギーを感じたが、政権の座に着いてからは、とりわけ首相になってからはエネルギーを感じない。
「脱小沢」と言った時に多少エネルギーを感じかけたが、線香花火のようにしぼんでしまった。
いま日本経済はとてつもない危機に見舞われている。
円が83円台を記録する円高に突入しているのに、首相はじめ財務相その他が発する言葉は「注意深く見守る」だ。
今日になってやっと「必要なときには適切な対応を取らなければならない」と、為替介入の可能性を示唆したが、何を呑気なことを言っているのかという感じだ。
口先介入ならもっと早い時期で言うべきだし、即座に為替介入を含め打てる手を打つべきだろう。
どうも菅内閣には危機感がない。
党内の代表選より一国の首相として行動して欲しい。
菅さんにはこの国をどうするのかというビジョンがない。
民主党議員も保身で代表を選ぶのではなく、政策と国のビジョンで代表を選んで欲しい。
「首相がコロコロ変わる」と体面が悪いから現状維持で行くというのでは、この先日本は沈没する。
沈没しそうな時は妥当な船長に即座に代えるべきだ。
どうも小沢氏支持が広がりそうになく、このままいけば話し合いで菅さん続投になりそうな気配が漂いだしたが、個人的には小沢氏は代表選に出るべきだと思う。
民意がどうのとか、党内の意見なんて、ある意味関係ない。
関係あるのは<この国をどうするか>ということだ。
いまの政治家の中で「政治改革」に対する熱意を持ち続けているのは小沢一郎氏なのはほぼ間違いない。
だとすれば、堂々と代表選に出て、「政治改革」と日本の未来に対する彼のビジョンを明らかにすべきだ。
その結果負ければ、党を割って出て、政策が一致する人達と連合し、首相になればいいではないか。
それが真の政治家というものだ。
考えるべきは「この国をどうするか」だけだ。
ほかのこと、民意とか支持率など気にする必要はない。
いま、この国は危機に瀕している。
それを救えるビジョンを持った政治家を求めている。
小沢一郎氏にその強い意志があるかどうか。
民主党の若手閣僚・議員にそれがあればいいが、いままで見てきたところ明治維新を成し遂げた青年・下級武士のようなエネルギーも、ビジョンも見当たらない。
とすれば、そんな連中に任せるわけにはいかないではないか。
起ち上がれ、小沢一郎!
政治家として最後の仕事をする勇気があるや否や。
出て来い、真の政治家!
国家危急の時に起ち上がれないで、なにが政治家か。
原口総務省、しっかりしろ!
「俺ならこの国をこうする」となぜ言わない!
どいつもこいつも民主党はだらしない。
支持率下落の理由は君らのだらしなさだ。
民主党も自民党も、その他の党も関係ない。
党利党略ではなく、この国をどうするかという観点で動くべきだ。
この国が沈没しそうな時に起ち上がる奴はいないのか。
いま必要なのは、政策を打ち出し、即座に実行する内閣だ。
それを速やかに作るべきだ。
政界再編になろうとも。
小沢一郎氏にそれを期待したい。
あなたに欠けているのは説明能力だ。
幕末の勝海舟になるか、それとも明治新政府の西郷隆盛で終わるか。
どうする、小沢一郎!
「民主党はまだ政権担当能力がない」
だから自民党と合併して政権担当能力を身に付け、その後で政権を担う、という2段階論を実施しようとした。
福田首相の時だ。
しかし、党内の反対に遭い、この計画はあえなく頓挫。
体制変革はドラスチックにやった方がいいのか、それとも2段階変革か。
歴史が証明しているのはドラスチックな変革だ。
幕末維新では公武合体論が2段階論で最も現実的な手だったが、歴史は倒幕派を選んだ。
世界の歴史も同じで、現実的に見える2段階論よりはドラスチックな変革の方が常に成功している。
なぜか。
従来の体制を変えようという時にはかなりのエネルギーを要する。
このエネルギー、熱気を強く持っている方が歴史を動かすのだ。
そういう意味では2段階論を唱える穏健派には、このエネルギー、熱気が不足していることが多い。
それが結果として、歴史の主役たりえないのだ。
言い方を変えれば、1段階であれ、2段階であれ、変革への強いエネルギーを持った方が歴史の主役になるということだ。
さて、現在の民主党政権を見てみよう。
彼らに強い変革のエネルギーを感じられるか。
残念ながら「ノー」である。
菅首相に強い変革のエネルギーを感じられるか。
これも「ノー」だ。
彼は野党の時にはエネルギーを感じたが、政権の座に着いてからは、とりわけ首相になってからはエネルギーを感じない。
「脱小沢」と言った時に多少エネルギーを感じかけたが、線香花火のようにしぼんでしまった。
いま日本経済はとてつもない危機に見舞われている。
円が83円台を記録する円高に突入しているのに、首相はじめ財務相その他が発する言葉は「注意深く見守る」だ。
今日になってやっと「必要なときには適切な対応を取らなければならない」と、為替介入の可能性を示唆したが、何を呑気なことを言っているのかという感じだ。
口先介入ならもっと早い時期で言うべきだし、即座に為替介入を含め打てる手を打つべきだろう。
どうも菅内閣には危機感がない。
党内の代表選より一国の首相として行動して欲しい。
菅さんにはこの国をどうするのかというビジョンがない。
民主党議員も保身で代表を選ぶのではなく、政策と国のビジョンで代表を選んで欲しい。
「首相がコロコロ変わる」と体面が悪いから現状維持で行くというのでは、この先日本は沈没する。
沈没しそうな時は妥当な船長に即座に代えるべきだ。
どうも小沢氏支持が広がりそうになく、このままいけば話し合いで菅さん続投になりそうな気配が漂いだしたが、個人的には小沢氏は代表選に出るべきだと思う。
民意がどうのとか、党内の意見なんて、ある意味関係ない。
関係あるのは<この国をどうするか>ということだ。
いまの政治家の中で「政治改革」に対する熱意を持ち続けているのは小沢一郎氏なのはほぼ間違いない。
だとすれば、堂々と代表選に出て、「政治改革」と日本の未来に対する彼のビジョンを明らかにすべきだ。
その結果負ければ、党を割って出て、政策が一致する人達と連合し、首相になればいいではないか。
それが真の政治家というものだ。
考えるべきは「この国をどうするか」だけだ。
ほかのこと、民意とか支持率など気にする必要はない。
いま、この国は危機に瀕している。
それを救えるビジョンを持った政治家を求めている。
小沢一郎氏にその強い意志があるかどうか。
民主党の若手閣僚・議員にそれがあればいいが、いままで見てきたところ明治維新を成し遂げた青年・下級武士のようなエネルギーも、ビジョンも見当たらない。
とすれば、そんな連中に任せるわけにはいかないではないか。
起ち上がれ、小沢一郎!
政治家として最後の仕事をする勇気があるや否や。
出て来い、真の政治家!
国家危急の時に起ち上がれないで、なにが政治家か。
原口総務省、しっかりしろ!
「俺ならこの国をこうする」となぜ言わない!
どいつもこいつも民主党はだらしない。
支持率下落の理由は君らのだらしなさだ。
民主党も自民党も、その他の党も関係ない。
党利党略ではなく、この国をどうするかという観点で動くべきだ。
この国が沈没しそうな時に起ち上がる奴はいないのか。
いま必要なのは、政策を打ち出し、即座に実行する内閣だ。
それを速やかに作るべきだ。
政界再編になろうとも。
小沢一郎氏にそれを期待したい。
あなたに欠けているのは説明能力だ。
幕末の勝海舟になるか、それとも明治新政府の西郷隆盛で終わるか。
どうする、小沢一郎!