goo blog サービス終了のお知らせ 

栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

中国で成功する方法(1)--中国人の文化・考え方を理解せず、 自分のやり方を押し付けるから失敗する。

2005-11-24 10:13:42 | 視点
中国人の文化・考え方を理解せず、
自分のやり方を押し付けるから失敗する。


 生産拠点と見るか、消費マーケットと見るかの違いはあっても、日本、いや世界中の企業にとって、中国はますます無視できない存在になってきつつある。しかし、かたや中国に進出して成功している企業があるかと思えば、こなたでは失敗し、二度と中国人とは組まないと息巻いている人もいる。なぜ、そのようなことが起きるのか。今後、中国に進出する企業はどこに注意すればいいのか。中国に進出した中小企業で成功組といわれる上海平野磁気有限公司の董事長、平野信幸氏に聞いた。
(聞き手・ジャーナリスト 栗野 良)

総経理は昔のバイト留学生
能力を見越して、彼に投資


  (中 略)

明治維新に似た感動が
変化し続ける上海にある


 ーー日本の事業を整理してでもこちらに拠点を移そうと思われたのはなぜですか。
 平野 上海に来るたびに目の前で上海の街が変わっていくわけですね。それを見ているとワクワクしてくるわけです。事業家としてこんないいステージはないと思いましたね。あの頃の感動は恐らく明治維新を生きた人達の感動と同じものだったと思います。
 来るたびにどんどん近代化され変わるわけです。こんな所にビジネスチャンスがないわけはないと思いました。それと日本にどんどん魅力がなくなってきたということも相対的にありますけどね。
 ーー中国の企業と取り引きしたり、中国への進出、あるいは投資をためらう理由に、中国の企業は品質が悪い、納期を守らない、共産党1党独裁政治だからいつ政策が変わるか分からない、これからはベトナムだという人もいますが。
 平野 中国のマイナス要因をいう人達は中国に進出しない理由を探しているだけですよ。情報を上手に収集して、現状を分析して行くか行かないかを決断するのではなく、行かない理由を探しているだけです。
 ベトナムとかタイに工場を移転している人はその企業の持っている特性であり、いま中国で頑張ろうとしている人達は中国を市場として見ている人達です。この10年程で中国はアメリカに並ぶでしょう。その中国を自分の事業の市場として見るかどうかだけです。

海外で事業する文化が
日本には育ってない


          (略)

 全文は以下のHPをご覧下さい。
 リエゾン九州のHP内「九州と中国の頑張る企業」

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。