12年ぶりの節分会

先週の日曜日も、今日のようにぽかぽかの晴天でした。増上寺での節分会の記事をすぐ書くつもりではあったのですが・・・・実は、そのちょっと前から久々に仕事を入れてしまい、そのことやいろいろで、こんなに遅くなってしまいました。

増上寺は、徳川家の菩提寺で、二代秀忠公、六代家宣公、七代家継公、九代家重公、十二代家慶公、十四代家茂公という、六人の将軍さまの墓所があるところです。（詳しくはこちら）　「生類憐みの令」でも知られるように、徳川家では代々狆が大変慈しまれていました。そのような歴史を背景に、増上寺と日本狆クラブの関わりが長く続いており、節分会に狆を抱いて行列したり壇上から豆まきをするのが、もう２０年も続く恒例行事になっています（詳しくはこちら）。

私が狆クラブの会員として節分会に参加したのは、今回が２度目で、最初は、もう１2年前のこと・・・まだ４歳にもなっておらず元気だった栗之介を連れてぱぱと行きました（そのことは、後に書きますね。）　今回、恵之介を連れて行くのは無理なので、豆まきや行列には参加せず、皆さんに会ったらすぐ帰ろうかと思っていたのですが・・・せっかく神戸からも支部長さま（=オバタンさま)、力也君・宝ちゃん・皐ちゃんのお姉さんも見えますし、みゆきさんと青太郎くんと会えるのも久々だし・・・ゆっくり「虫干し」兼ねての本格参加に決めました。大正解！！！楽しかったぁ～～～！！

神戸から宝ちゃん！お写真で見る何倍も美狆ちゃんでしたっ。

青ちゃん、だっこさせてくれてありがとーーー

せっちゃんの、あの離れ技・・・おかあさんにつかまらなくても、どこでもお手々放したままでバランスとるあの特技を生で見られたのも、今回参加の甲斐があったというものです～～。

体調が悪かったナナちゃんが、綺麗なおべべで来てくれたのは、自分の子のことのように嬉しかったですね。

そして、狆クラブの懇親会で、自己紹介をしていると、近隣に住むりくちゃんのパパさんとママさんもいらっしゃっているのがわかり、ようやくご挨拶できました！（ちょっと前に、ぱぱと恵だけ偶然お会いしていたのです。）

懇親会が終わって、お寺内の小さなオープンカフェで、お茶しました。エリーユキママさんも入って「ミニ９７年会」？！（トムトムさんもいたらなーって宝ちゃんのお姉さんと言ってたよーー）。

お団子もお茶もおいしゅうござりました。

お寺からのお土産は、１３年前と同じかな。

写真がこれだけで、ごめんなさい～～～～。他のみなさんのブログで綺麗なお写真たくさん堪能できますね。

さて、話は、１2年前のことに戻ります・・・。

そもそも、なぜ私が狆クラブに入ったのか、それすら記憶にないのですが、ともかくそのときは城南支部でした（単に距離が近い支部になっただけ）。同じ支部の方から、栗之介に、可愛い赤い晴れ着を頂き、栗は本当に嬉しそうでした。ビデオカメラも持って行き、その様子は、しっかり映像として残しています（栗恵家ＤＶＤの５巻目に永久保存）。

静止画像にして撮影してみました。

ちなみに、これを恵に着せるとこうなります（この記事でも紹介しましたね）。

金ラメの模様入りの１枚の布で、レースを付けたデザインというこの晴れ着を、他の多くの子も着ていたことに、今こうしてＤＶＤを見ながら、あらためて気づいたのです。 

シンプルではありますが、これは当時の城南支部ブランドだったのですね・・・。今回、懇親会の自己紹介のとき、現在の城南支部の方々のお名前に耳を澄ませましたが、私が知っている方は誰もいませんでしたので、今となっては、ご挨拶もこの晴れ着のお礼もできずに失礼しているのです。ネットのご縁で今は、神戸支部の一員として、仲良く交流させていただいておりますが、初めての狆を迎えて何もわからなかった頃、いろいろと教えてくださった昔の狆クラブの方々への感謝も忘れてはならないなと今思うのです。

神戸支部ブランドは、素材にしろデザインにしろ、それはそれは華やかで優美で気品がありますよね！（私の写真ではわかりにくいですが、皆さんのブログでお披露目の通り・・）見ているだけで、うっとりです。オバタンさまの素人離れした腕とセンスが生み出す芸術です。「神戸オートクチュール」とは、桃くんのお母さんのお言葉ですが、言い得て妙！

ところで、１2年前のその日はあいにくの雨で、行列も壇上からの豆まきもできませんでしたが、その代わり、お堂の中での「室内豆まき」。一体誰に向かって豆を投げたのか、忘れたなぁ～～

大関の栃東さんがいて、必死でぺたぺた触ってきました。　

おそらく、恵が節分会に参加することはないでしょう。そう考えると、栗は晴れ着を着て節分会にも連れていけてよかったです。

今回、こんなにお天気にも恵まれ、交通機関が乱れることなどもなく、素敵な１日を過ごせたのも、栗からのプレゼントだったのでしょう。皆さん、来年もまたお会いできますよう！