波佐見の狆

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Camblyレッスン K先生1回目

2019-06-20 18:43:09 | 翻訳・語学

前の記事にも書きました通り、オンライン英会話のサイト(会社)は、現在20以上も運営していて、それぞれに売りにしているポイントがあるわけですが、私が入会したCamblyに関して、おそらく最も傑出している特色は、毎回のレッスンが全て自動的に録画(録音)されて保存されるので、いつでも何度でも、スマホでもPCでも、クリックするだけで復習ができるということです。

この録画内容のことを「セッションサマリー」と言いまして、画面は、このように講師と生徒の顔が並列される形になっており、話している表情や口元の動きなども、かなりよく分かります。

自分が、英語で、しかもnative speakerと話をしているところを、客観的に聴きそして見るという体験は初めてなので、ものすごく恥ずかしいのですが・・・(年齢のせいで、瞼がかなり垂れてきているので、考えているときの目がすっかりばぁさんで、情けない・・・)、発見がいっぱいあって、ものすごく勉強になります!!

先週の木曜日は、日本在住のイギリス人男性K先生を選びまして、彼との初めてのレッスンだったのですが、まず一番心配した接続状態は・・・・30分の間、ずっと音声は全く問題なく(途切れることもなし)ゆっくりとレッスンに集中できました。ただ、不思議なことに、10分過ぎくらいから、画像が・・しかも私の顔だけ、静止画像になってしまい、先生から、Keiko、あなたの顔がずっとフリーズしてますが?と心配してもらいましたが、音声が安定している限り、御の字でしょう。P先生とのときより、遥かによい状態です(スマホですけどね)。

K先生は、イギリスの大学を卒業してから日本へ来て、長年教えているそうで、(個人的な話もいろいろしましたが、先生の個人情報になるかもしれないので、ここでは詳細は書かないでおきますが)、日本語もかなり堪能らしいです。私としては、しゃべれなくなったとき日本語で助けてもらいたいわけではなく、日本の文化や社会について、British Englishで話しをする(ディスカッションね、できればね)相手が欲しかったのですが、日本通のイギリス人というだけで、やはり安心できるのでしょうね、随分リラックスして話せている自分に気付きました。

ヨークシャー出身とのことですが、いわゆるヨークシャー訛りもなく、きわめてニュートラルなスタンダードブリティッシュで、しかも、クリアなテナーボイスなので、聞き取りやすいです。ウエッブカメラを通すとやはり実際に会って目の前で話すよりやや聞き取りにくくなりますから、声質そのものが良い人を相手にするほうが、疲れませんね。

それに、K先生は、今なにかお仕事していますか?とか、イギリスに行ったことはありますか?語学や音楽以外にも、趣味ありますか?とか、どんどん私に質問を投げかけて、私をしゃべらせようとしてくれるので、話が繋がりやすいです。「今は老齢の親のことなどいろいろあって専業主婦ですが、長年、バイオなどサイエンス分野の翻訳者でしたから、リーディングとライティングはかなりできると自分では思っています。ヒアリングとスピーキングのほうも、もっと底上げしたいと思い入会しました。4つの技能がバランスよく身につけば、またいつか英語を使う仕事に復帰することも不可能ではないと思うので、、、」といった内容も、つかえながらではありますが、ちゃんと伝えることができて、なるほど~よくわかりますよ!とにかく練習ですよ、と共感してくれました。

前のP先生のときは、がちがちに緊張して、しかも度々の接続トラブルで集中力が奪われて、言いたいことの数分の一しか言えなかったのですが、、(P先生は、どちらかというと、自分のことをしゃべるタイプで、あんまり質問はしてくれなかったなぁ・・・)、そのときと比べると、自分でも驚くほど、ちゃんと話ができて、おーー、別人じゃん!と自分で思ってしまうほどです。

ところで、このウェッブカメラによる会話システムの、さらにもうひとつ優れている点は、講師側でキーボードから入力する内容がすぐに画面中に表示され、文字でも容易に確認できるということです。たとえば・・・私が、ヨークに旅行したことがあって、1日観光して回ったということを言いたくて、I spent a day...to see the sights とまごまごと言っていたら、I spent a day sightseeing とタイプしてくれて、すぐにspend + O + ~ingという構文をリピートして練習できるのです。私は、英文法や語法は、頭にはしっかり入っていますが、会話ではとっさに出ないのが問題なので、この機能は、むちゃくちゃ便利です!!(講師がタイプした内容も、もちろん全て記録されます。)

また、乗馬の話をしていて、K先生は、昔ちょっと馬に乗ってみて首を痛めたことがあるそうで、その痛みが強烈だったということで、一瞬、何か難しい私の知らない単語を言ったので、聞き返したら、excruciating という形容詞を示してくれて、すぐリピート練習。普段あまり使わない単語ではありますが、こういうネイティブならではのadvanced vocabularyをゲットできるのは、ほんとうに得した気分になり、またどんどん教えてもらわなくちゃ、とワクワクしてきますね。

それに!私から、動物はお好きですか?と聞いてみたら、、、、プロフィールには書いてなかったのですが、犬好きで、1歳になるミニチュアダックスがいるそうで、光くんのことを言ったら、Japanese Chinってああ黒白の毛の長い犬でしょ、可愛いよね、でもブラッシング大変じゃない?とすぐ反応してくれて、わんこの話もできることがわかり、さらに嬉しくなりました。

 

このように、レッスンの内容を思い出して書き留めておけるのも、「セッションサマリー」のおかげ!!!セッションサマリーが積み重なっていくうちに、上手になりそうな気がしてきました~。

来週、またK先生の予約を取りました。

再来週は、ロックとわんこが好きでポルトガル在住というイギリス人女性の先生を予約しています。その次の週は、またP先生と話そうかなと思います。

週1回30分が、待ち遠しくなってきました。接続がうまくいくのを祈るばかり・・・・

Camblyに入会して正解でした。まだ慣れなくて操作ミスしてしまうことも多いのですが、なんとか使いこなして、make the most of したいと思います。