波佐見の狆

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奥久慈お出かけ(かわプラザと袋田の滝)

2017-04-01 10:48:51 | 狆 (栗之介・恵之介・光之介・十兵衛)

昨日、ぱぱが休みを取ったので、茨城県北の奥久慈方面へ出かけました。殆ど風もなく寒い曇りの日で、花粉症持ちにはちょうどよいお出かけ日和でしたしね。

まずは、常陸大宮市に去年オープンした、道の駅「かわプラザ」です。道の駅としては県内最大規模ということで、以前から気になっていたのですが、先日仕事でも常陸大宮の観光情報発信のプロジェクトに関わりまして、行きたくてうずうず。ぱぱも、金曜に休みが取れるのは珍しいので、遠出のチャンスというわけです。

肝心の建物の写真を撮り忘れたので、公式サイトをごらんください。こちら

この道の駅の特色は、その規模と店内の商品の充実だけではありません。建物のすぐ裏手に奥久慈川が流れ、その広大な河川敷がきれいに整備されていて、わんこ連れもゆっくり遊べることです。店内はもちろんペットNGなのですが、外のベンチの飲食は可能ですし、夏場でなければ、わんこ連れで行くにはとてもいいところですよ!

その裏手はこんな感じ。広いでしょう。ぱぱとベンチにすわる光くんが、点に見えますね・・巨大ドッグランみたいなもんです。

川まで降りれちゃうよ~。

全体の雰囲気は、こちらの動画で。

 

県北の美味しいものがいっぱいで、夢中で買い物しまくりました。お泊り会のお土産も買ったよ~。

ランチは、フードコート内のレストラン「常盤亭」で。(買い物と食事中、光くんは車でねんね。)

常陸大宮市内は、ほかにも公園やレジャー施設がいろいろありますが、桜もまだですし、空模様が怪しい中、強いて行きたいところはなかったので、久慈川沿いをさらに北上して、袋田の滝を見て帰ろうということになりました。 

袋田の滝!

華厳滝、那智滝と並び日本三大名瀑のひとつに数えられる迫力満点の滝で、流れが大岩壁を四段に落下することから、別名「四度(よど)の滝」とも呼ばれます(詳しくはこちらなどを)。

滝つぼもきれい。吸い込まれそうです・・・。

今の時期ですから、空いていますが、紅葉シーズン、新緑シーズン、そして滝が全面的に凍る真冬は観光客が押し寄せ、国道が渋滞します。ちなみに、わたしとぱぱは、ここへ来るのは二度めですが(以前来たのは、ずーっと昔・・・栗兄ちゃんを迎える前!)、どちらもシーズンオフばかりですね。

さて、上記の写真を撮ったのはトンネルを抜けてすぐのところにある「第1観瀑台」で、ここまでは、わんこOKです。2008年に、「第2観瀑台」が新設されたのですが、これは、四度の滝の一番上の段から見下ろせるようにしたもので、このエレベーターで上がります。

「ここからはペットは入れませんので、お連れの方と交代でご観覧ください」という感じの丁寧な掲示もあります。

で、最上デッキから見下ろす眺めが、こんな感じ。紅葉シーズンはさぞかし美しい絶景だろうと想像できます。

第一観名台に戻って・・・

西行法師、徳川光圀、徳川斉昭らの句碑があります。

おお、西行もこの滝を愛でていたのですね・・・!

「花もみち 経緯にして 山姫の 錦織出す 袋田の瀧」

西行が、この句を詠んだとき、「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない。」と絶賛したそうで、その「4回」の意味で「四度の滝」と呼ばれるようになった、という説があるそうです(そうではなくて、滝が四段に分かれて大岩肌を落ちることから、四度と名づけられた、という説もまたあり)。

西行法師は、『平清盛』の中では、清盛の親友としてクローズアップされ(美坊主!)、武士時代から出家後まで、藤木直人さんが好演していましたね~~(写真は、こちらなどで) 懐かしいなあ。

なお、このあたりのおみやげ物屋さんや、お食事どころは、なかなかわんこフレンドリーで、「わんちゃんと一緒に店内でお食事できますよ~」と何度か呼びかけられました。かわプラザでお腹いっぱいだったので、入りませんでしたが。

Uターンする前に、茨城県内見れるだけ見ておこうと思います。