波佐見の狆

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伊豆旅行前日・・・Keithの訃報

2016-03-22 12:20:58 | Keith Emerson他プログレ

それは、先週土曜日(12日)朝のことでした。

翌日からの伊豆方面への旅行のことで、頭がいっぱいで、洗濯物や片づけ物などでばたばたしていたら・・・

Yumikoさん、続いてもう一人の友人が、悲しい知らせをメールしてくれました。

Keith Emersonさんが、11日に、アメリカのサンタモニカの自宅で、ピストル自殺したというのです・・71歳でした。

Keith Emerson って誰?と思われた方は、こちらなどをどうぞ。Keithのことは私も、『平清盛』の音楽の件で、こちらの記事で紹介しましたね。この中でも書いたように、私は40年以上も前からのKeith信奉者です。

最近はいちいち彼のサイトをチェックするほどではなかったのですが・・・・私にとって、Keithは別格も別格で、神様のような存在でしたから、亡くなるとかいうことはありえなった。漠然とですが・・・100歳になっても、溌剌として、ロックキーボードの巨星であり続けるKeithの姿を思い描いていました。いつだって、パワフルで、陽気で、かっこよかったKeith。いろいろと、つらいこと、悲しいことがあっても、彼の音楽を聴けば、元気をもらえ、肯定的な気持ちになれました。彼の音楽が、そして彼の存在そのものが、私にとってはいかに大切なものであったか、今更ながらにわかりました。

とっても強い人だと思っていたのに・・・自殺なんて、一体何があったの。。。声をあげて泣きました。その時点では、まだ詳しいことを書いてあるサイトがなくて、ずっと病気のため思うように演奏することができなくなっていて、深刻な鬱に陥っていたという、大まかなことしかわからないまま、ばたばたと旅行の準備をして、13日の10時ころ、家を出発しました。

3泊4日の旅行中も、ずっとKeithのことが頭から離れることはなく、とりわけ、2日目は冷たい雨だったこともあり、沈んだ心を鼓舞しながらの観光でした。車の中や宿で検索をし続け、その病気というのが、難病「フォーカルジストニア」だったということなど、詳細がわかってきたものの、未だ気持ちの整理がつきません。Keithのことについては、またきちんと別記事で語りたいので、今回は、ここまでといたします。次の記事は明るく楽しい旅行記にしますね。

Keith Emersonさんのご冥福を心からお祈り申し上げます。

71年にわたる素晴らしい偉大なる生涯、お疲れ様でした。苦悩なき天国で、また思いっきり音楽を続けてくださいね!

海外のファンによる、3分ほどの追悼ビデオです。若い頃のKeithの素敵な写真がいっぱいなので、どうぞ皆さんもご覧になってくださいね。

Keith Emerson Dead RIP 2016 ELP Jerusalem

(このビデオのBGMは、ELP全盛期の「エルサレム」という曲です。Keithのオルガンとシンセサイザーが鳴り響いています。)